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【いま選ぶべき輸入車】レンジローバースポーツ vs レンジローバーイヴォーク

2020.04.01

■連載/金子浩久のEクルマ、Aクルマ

 毎年2月初旬に開催されるJAIA(日本自動車輸入組合)主催の合同メディア試乗会。今年も輸入車ブランド各社が最新モデルを持ち込み、短時間ながらメディアやジャーナリストが試乗を行なった。限られたシチュエーションながら、個性豊かなキャラクターが揃う輸入車ならではの発見がたくさん転がっていた。試乗車を乗り換えるたびに新鮮な気分になるとともに、あらためてクルマの楽しさを思い知らされる。その片鱗をお届けしたい。

ランドローバー「レンジローバースポーツAUTOBIOGRAPHY DYNAMIC」「レンジローバーイヴォークR-DYNAMIC HSE P300 MHEV」

 同じ「レンジローバー」ブランドの2台でも「スポーツ」と「イヴォーク」では随分と見た目も性格も違う。大磯で乗った2台は、偶然からか同じ“フィレンツェレッドの”ボディーカラーだったが、大きく異なるのがサイズ。「スポーツ」が全長4855mmx全幅1985mmx全高1800mmであるのに対して、「イヴォーク」は全長4380mmx全幅1905mmx全高1650mm。全長、全幅、全高いずれも「スポーツ」の数値が大きく上回る。

 メカニズムも異なっており「スポーツ」がエンジンを縦置きにして、より本格的な4輪駆動システムを備えている。それに対して「イヴォーク」はエンジンを横置きにし、4輪駆動システムもコンパクトなものを採用している。しかし、ランドローバー自慢の電子制御デバイス「テレインレスポンス」システムは、アップデートされ続け、悪路走破性能に不足はない。実際に筆者は以前カナダの雪山を駆け抜け、アイスランドの川を渡ったことがある。

「レンジローバーイヴォーク」は2019年にフルモデルチェンジをし、2代目となった。エクステリアデザインのイメージは初代を踏襲しているが、インテリアは一新されている。メーター類からリアルの針がなくなり、すべてデジタルパネルに表示されるようになった。

 ダッシュボードのセンター部分はモデルチェンジよりも一足先にデジタルパネル化されていたが、注目すべき機能が加わった。「クリアサイト・グラウンドビュー」というもので、運転中のドライバーや乗員には見えない、車体の下の路面とホイールをカメラで映し出して見ることができるのだ。岩や轍などをギリギリに避けながら走らなければならないオフロードなどで非常に便利な機能だ。実にランドローバーらしい。全グレードに標準装備されているが、まず「イヴォーク」に採用され、続いて「ランドローバーディスカバリースポーツ」にも採用されている。

 大磯で試乗した「R-DYNAMIC HSE P300 MHEV」というグレードは最上級のもので、300馬力を発生する2.0Lエンジンを搭載。マイルドハイブリッド化されていて、走り出しが滑らかになり、加速も強くなった。それでいて、乗り心地は柔らかく、懐深くなった。初代より大人っぽく進化していたのが好ましい。

「レンジローバー・スポーツAUTOBIOGRAPHY DYNAMIC」も最上級モデルで、黒いルーフとフィレンツェレッドのツートーンがその証だ。インテリアには専用のセミアニリンレザーが奢られ、車内はラグジュアリーそのもの。オプションで、7人乗りになる3列目シートを追加することができる。

 パワートレインは3種類用意されているうちの真ん中。400馬力の3.0L直列6気筒エンジンを搭載している。これは新開発の「インジニウム」ガソリンターボエンジンで、従来のV型6気筒の3.0Lに代わるものだ。新開発というだけあって、48Vのマイルドハイブリッドシステムが組み合わされ、効率化が図られている。大磯プリンスホテルとその周辺の限られた試乗では、緻密でレスポンシブな回転フィーリングが印象的だった。

■関連情報
https://www.landrover.co.jp/vehicles/range-rover-sport/index.html
https://www.landrover.co.jp/vehicles/new-range-rover-evoque/index.html

文/金子浩久(モータージャーナリスト)

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