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ヒノキの花粉飛散がピークに!眼科医に聞く目のつらい症状を改善する花粉症対策のポイント

2020.03.27

辛いくしゃみ、鼻水、目のかゆみ……普段は問題なくこなせることも、これら花粉症の諸症状のせいで思うように進まないこともあるだろう。

そんな花粉シーズンのストレスに関する調査がこのほど、参天製薬により、花粉症の会社員男女500名を対象として実施された。

また本稿では、調査結果と共に、眼科医の杉本由佳氏が提案する「目の花粉症対策」も併せて紹介していきたい。

かゆみ、ヒリヒリ感、チクチク感といった…「目の症状」をストレスに感じたことがある人は93%!

はじめに、「花粉症の症状は、ストレスにつながりやすいと思うか?」と尋ねる調査が行われたところ、97%と大多数が「そう思う」と回答。

また、花粉症の症状の中でも、かゆみ、ヒリヒリ感、チクチク感といった「目の症状」にストレスを感じたことがある人は93%にのぼっている。<グラフ1>

そこで、具体的に「ストレスを感じる目の症状」について尋ねる調査が行われると、「目がかゆくてたまらず、何も考えられなくなる」(36歳・女性)、「一度目をこすってしまうと、かゆみが増したり、ヒリヒリしたりする」(49歳・男性)、「目に異物感があり、チクチクしてストレスになる」(38歳・男性)などの声があがった。

仕事の効率にも影響をおよぼす「目の症状」…働き方改革に逆行して「残業の原因」にも!

そして、こうした症状は、仕事にも影響をおよぼしてしまうようで、「花粉シーズンの目の症状は、仕事の効率を下げる原因になると思うか?」という質問では、実に98%が「そう思う」と回答。<グラフ2> 具体的に、「普段と比べてどれくらい効率が落ちるか」を尋ねる調査が行われたところ、平均で「3割」減という結果になった。

なお、効率の低下を感じるシーンやエピソードを尋ねる調査が行われたところ、「目を開けるのがつらくて、パソコンの画面を⾧時間見ることができなくなる」(47歳・男性)、「症状が悪化すると、涙目になって書類が見えづらくなる」(49歳・男性)など作業にかかる時間が⾧引いてしまうという回答のほか、「目のかゆみで集中できず、簡単なミスをしてしまうことがある」(27歳・女性)、「集中力が低下して、会議で意見を求められても頭がまわらず発言できなかったことがある」(48歳・女性)など、集中力の低下によって効率がダウンするという声も目立った。

そこで、「花粉症の目の症状が原因で仕事の効率が落ちた結果、帰宅時間が遅くなったことはあるか」と尋ねる調査が行われたところ、約7割(67%)が「ある」と回答。<グラフ3> 働き方改革が進んでいる昨今だが、花粉シーズンはこうした動きに逆行し、残業時間が増える傾向があると言えそうだ。

花粉シーズンは、いつものメイクができなくなる!? メイクをする気力や外見への自信もダウン…

そして、今回の調査では、花粉シーズンの「目の症状」が、通勤時の「メイク」にも影響を与えることが明らかに。調査対象のうち、「仕事にいくときにメイクをしている」方(214名)に、「花粉シーズンはメイクがボロボロになりやすい(崩れやすい)と感じるか」と尋ねる調査が行われたところ、約9割(87%)が「当てはまる」と回答した。

また、マスカラ、アイシャドウなど、「いつもと同じアイメイクができなくなる」人も72%にのぼっている。<グラフ4>

さらに、メイクが崩れやすくなったり、いつものメイクができなかったりすることで、「メイクをする気力がなくなる」と答えた人は80%、「外見への自信がなくなる」と答えた人も74%に。花粉シーズンの目の症状は、気力や自信など、精神的な面にも影響をもたらしてしまうようだ。

花粉シーズンの「目の症状」、対策アイテム支持率TOP は「目薬」!

なお、こうした花粉シーズンの「目の症状」について、どのような対策アイテムを使っているか尋ねる調査が行われたところ、「目薬」という回答が77%で圧倒的な1位に。「飲み薬」(41%)、「空気清浄機」(21%)、「食品(ヨーグルトなど)」(16%)、「カップ型洗眼剤」(14%)などの回答を大きく上回った。<グラフ5> 目の花粉症対策においては、定番アイテムの「目薬」を活用している人が多いようだ。

眼科医・杉本由佳氏に聞く、「目の花粉症対策」のポイント

そこで今回は、眼科医の杉本由佳氏が提案する「目の花粉症対策」を紹介していきたい。

■あらためておさらいしたい「目の花粉症」

目の花粉症とは、「アレルギー性結膜炎」の一種です。目の表面にアレルギー反応を引き起こす物質=花粉が付着することで、結膜に炎症が起きます。

花粉症と診断される基準は「かゆみやヒリヒリ感といったアレルギー性結膜炎の症状があること」、「染色やアレルウォッチなどで、実際に結膜でのアレルギー反応が証明されること」、「アレルギー反応の原因物質が花粉とみとめられること」の3点。

ただし具体的な症状については、目のかゆみだけでなく、ヒリヒリ感、チクチク感、充血、目やに、涙目と人によってさまざまです。

花粉症の原因となる物質には、イネ・ブタクサなどさまざまな種類があり、日本には一年中何かしらの花粉が存在しています。中でも飛散量が多いのがスギ・ヒノキの花粉。通常、スギ花粉は2月頃、ヒノキ花粉は4月頃がピークと言われています。

■ポイントは「できるだけ花粉に触れない工夫」と「目薬の活用」!

目の花粉症対策においてまず重要なのは、「花粉にできるだけ触れないようにすること」です。外に出るときは、サングラスやメガネなどを着用することで、症状がだいぶ抑えられます。なるべくフレームが大きめで、しっかりと目の周りをカバーしてくれるデザインのものを選びましょう。コンタクトユーザーの方は、できれば花粉シーズンはメガネに替えるか、1日使い捨てのタイプに替えて、次の日に花粉や汚れを持ちこさないようにすることをおすすめします。

また、「目薬を適切に活用すること」もポイントです。花粉シーズンに有効な目薬にはいくつかの種類があります。まず代表的なのが「アレルギー用」の目薬。こちらは、花粉症の症状を実際に自覚しはじめてからではなく、花粉が飛散する2週間ほど前から使用することが重要です。

一方で、花粉シーズンが本格化してからは、目に入った花粉を洗い流すための「人工涙液」タイプの目薬を使用しましょう。こちらは自然の「涙」に近い成分になるように作られているので、実際の「涙」と同じように、付着した花粉を洗い流してくれます。

ただし、しっかり予防をしていてもアレルギー症状や異物感をおぼえたりすることはあるものです。こうしたときには、目の症状にあった成分が配合されている目薬を選ぶのがよいでしょう。まず、「目のかゆみ」が気になるときには、ヒスタミンの働きを抑え、目のかゆみを軽減する成分(抗ヒスタミン成分)が配合されている目薬で対処するのがおすすめです。

さらに、「目のヒリヒリ感、チクチク感」が気になるときには、目にとって異物である花粉が角膜などにおいてダメージを引き起こしている可能性があるため、角膜のダメージを修復・保護する成分のある目薬を使うとよいでしょう。なお、花粉などの異物によって、角膜のダメージが進むと、ドライアイの進行・悪化の原因にもなってしまいます。花粉シーズンのことだけではなく、⾧期的な目の健康を考えて適切にケアをすることが重要です。

■水道水やカップ型洗眼剤の使用はNG! また、点眼回数を守ることも重要

逆にやってはいけない NG 行為は、水道水やカップ型洗眼剤で洗い流すことです。水道水には、目によくない成分も含まれますし、カップ型洗眼剤は皮膚の汚れやメイクなどが目に入ってしまい、かえって不衛生になることがあります。

そして、目の症状が気になるからといって、決められた用量以上に点眼するのもNGです。目薬のさしすぎは、かえって目の健康を損なう懸念があります。市販薬であれば、パッケージなどに記載された、点眼回数を守って使用してください。さらに、点眼薬の共用使いは、家族でもしないように。眼病がうつる可能性があります。

また、市販の目薬を使用しても症状の改善がみられない場合には、早めに眼科を受診するようにしましょう。

■杉本由佳(すぎもと・ゆか)

眼科医。中目黒眼科院⾧。1982年埼玉医科大学卒。1982年、埼玉医科大学付属病院眼科学教室にて研修医を経て 1984 年より助手に。1993年かわごえ眼科開業。1999年医療法人社団映光会中目黒眼科を開業。現在は、医療法人社団映光会理事⾧と中目黒眼科院⾧を務める。また、美ST、女性自身、25ans、日経ヘルスをはじめ、メディア出演も多数。

中目黒眼科 HP https://www.eikoukai.jp/

構成/こじへい

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