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ママが子供に苦手なものを食べさせる工夫TOP3、3位ひと口だけ頑張らせる、2位苦手なものがわからないよう調理、1位は?

2020.03.15

味覚が鋭敏であるがゆえ、子どもは食べ物の好き嫌いが多くなりがち。それに手を焼き、日々の献立に頭を悩ませる世のママは多いことだろう。

そんな子どもの好き嫌いについて調べた調査がこのほど、mog株式会社により、2~8歳の子どもがいるママ1,133人を対象に行われたので、その結果を紹介していきたい。

半数以上のママが子どもの好き嫌いに悩んでいることが判明!

まずは、「子どもの食事で不安なことはありますか?(複数回答可)」と尋ねる調査が行われたところ、『集中して食べてくれない(55.7%)』と回答した人の割合が最も多く、次いで『好き嫌いが多い(51.6%)』『お菓子ばかり食べる(32.5%)』『食べる量が少ない(25.2%)』『アレルギーがある(6.7%)』となった。

やはり子どもの食事に苦戦しているママが多いとわかる結果となった。ここで注目したいのは、『好き嫌いが多い』という回答。子どもの健康を願うママにとって、栄養バランスが気になるところだ。

そこで『好き嫌いが多い』と回答した人を対象に「いつ頃から好き嫌いが始まりましたか?」と尋ねる調査が行われたところ、『2歳頃(24.6%)』と回答した人の割合が最も多く、次いで『1歳半(離乳食完了)頃(20.2%)』『3歳頃(12.5%)』『1歳(離乳食後期)頃(12.1%)』『2歳半頃(10.1%)』『離乳食初期(8.0%)』『5歳以降(7.7%)』『4歳頃(4.8%)』となった。

最も割合が多い『2歳頃』といえば、「イヤイヤ期」が始まる頃。

出されたものを何でも食べていた子どもも、味覚や感覚、自我が発達してくることで好き嫌いが出てくる。

約半数のママが子どもの好き嫌いを心配していること、また、好き嫌いが始まるのは乳児から幼児に成長していく段階であることから、好き嫌いは子どもの成長のサインの1つととらえることもできそうだ。

■うちの子大丈夫かな…子どもの食事で不安を感じたエピソードをご紹介!

・「野菜をあまり食べてくれないし食べムラがあるのでちゃんと栄養がとれているのか気になる」(30代/大阪府)
・「お菓子は早く食べるのに苦手なものは時間がかかる」(30代/埼玉県)
・「給食で嫌いなものを机の中に隠した」(40代/東京都)

『身体的成長』への影響が心配!しっかり食べない子どもにストレスを感じているママ7割!?

続いて、「子どもがしっかり食べないことによって身体的成長・精神的成長、どちらへの影響が心配ですか?」と尋ねる調査が行われたところ、7割以上の人が『身体的成長への影響(75.5%)』と回答した。

子どもには「バランスのいい食事ですくすく育ってほしい」と、誰もが願うのではないだろうか。

次に、「子どもはどのような食べ物が苦手ですか?(複数回答可)」と尋ねる調査が行われたところ、『野菜(63.9%)』と回答した人の割合が最も多く、次いで『魚(22.3%)』『肉(21.5%)』『果物(12.0%)』『卵(10.2%)』『乳製品(8.0%)』となった。野菜を嫌がる子どもは多いようだ。

そこで、「子どもがしっかり食べないことはストレスになっていますか?」と尋ねる調査が行われたところ、『非常になっている(17.7%)』『まあまあなっている(50.1%)』と回答した人を合わせて7割近くの人が『ストレスになっている』と回答していた。

子どもにしっかり食べてもらうためにママがしていることとは…?

続いて、「子どもに食べてほしい食材を教えてください(複数回答可)」と尋ねる調査が行われたところ、9割近くの方が『野菜(87.4%)』と回答し、次いで『魚(60.1%)』『肉(49.3%)』『果物(39.0%)』『卵(37.7%)』『乳製品(37.0%)』となった。

野菜嫌いの子どもが多いからこそ、「野菜を食べてほしい」と考えるママは多いようだ。では、どのような工夫をして子どもにごはんを食べさせているのだろうか。

「子どもにしっかり食べてもらうために普段どうしていますか?(複数回答可)」と尋ねる調査が行われたところ、『ポジティブな声かけをする(47.9%)』と回答した人の割合が最も多く、次いで『苦手なものがわからないように調理する(40.8%)』『1口だけ頑張らせる(39.0%)』『食べたくなるように盛り付けを工夫する(28.4%)』『注意する・強く言う(14.4%)』『食や栄養に関する学びの機会をつくる(7.6%)』となった。

■もっと教えて!工夫を凝らしたママの体験談!

・「料理を手伝ってもらい、食事のときに家族の前で褒めたら苦手なものも食べてくれた」(30代/兵庫県)
・「周りの人たちがとても美味しそうに食べている姿を見せて、早く食べないとなくなっちゃうよ〜と言って食べさせる」(30代/福島県)
・「嫌がっても必ず一口だけは食べさせ、食べたら抱きしめて褒めるようにしたら、ブロッコリーとトマトは食べられるようになった」(40代/東京都)

子どもの健康を強く願うママたちの、具体的な工夫エピソードが寄せられた。

調査概要:「子どもの食事」に関する調査
【調査期間】2020年1月22日(水)~ 2020年1月23日(木)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,133人
【調査対象】全国2~8歳の子どもがいるママ
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

出典元:mog株式会社
https://kodomo-mog.jp/

構成/こじへい

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