カナル型や骨伝導、Bluetooth接続によるワイヤレスタイプなど、様々なモデルが存在するイヤホン。そんな中、根強い人気があり多くの機種が存在するのが耳掛け式のイヤホンだ。今回はそんな耳掛け式イヤホンのポイントやおすすめ商品を紹介していこう。
耳掛け式イヤホンの特徴
まずは耳掛け式イヤホンがほかのタイプのイヤホンと比べ、どういった特徴があるのかを紹介していこう。
耳へのストレスが少ない!?
耳掛け式イヤホンの特徴の1つは、耳の上に乗せるように使用するためカナル型イヤホンに比べて圧迫感がないため耳への負担が少なく、ストレスフリーに利用できる点。似たような装着をするヘッドホン度比べると、サイズが小さいため持ち運びに適しており、手軽に使えるのが魅力だ。
音の広がりがポイント
カナル型イヤホンと比べると、発音部が広く設計されているため、広がりのある音を感じられるという特徴がある。耳に直接入れないため周囲の環境音を拾いやすく、屋外での使用も比較的安全といえるだろう。
髪形が崩れないため女性にもおすすめ
耳を覆うタイプの音響機器として挙げられるヘッドホンと比べると、ヘッドバンドが存在しないため、髪形を崩さずに使用できる。女性へのプレゼントとしても喜ばれるのではないだろうか。
耳のサイズが関係ない
耳に直接入れないため、耳の穴のサイズが関係ない。カナル型イヤホンだと、イヤーピースを付け替えたりして自分に合ったサイズに調整する必要があるが、耳掛け式であればそのような手間を省ける。
耳掛け式イヤホンの選び方
では、耳掛け式イヤホンはどのように選べばいいだろうか。
装着感をしっかりチェックする
耳掛け式イヤホンを長時間装着する場面が想定される人は、イヤーパッドの素材に注目して選ぶのがおすすめだ。柔らかい素材のものであれば、耳にフィットしやすく長時間音楽を楽しめるだろう。イヤーハンガーも、柔らかく肌触りのいい製品を選ぶといいだろう。
意外と大事な重さ
見落としがちなのだが、イヤホン本体の重さも重要なポイント。耳にかけて装着するという性質上、あまり重いものを選ぶと耳絵の負担が大きくなり、長時間装着していると痛みがでてしまう場合も考えられる。また、薄型のものは見た目もスマートで持ち運びやすさも優秀だ。
有線かワイヤレスか
耳掛け式イヤホンには、有線タイプとワイヤレスタイプが存在する。有線タイプは、音が安定しやすく遅延もない。ワイヤレスタイプはコードがないため、ストレスフリーでの利用が可能だろう。自分のイヤホンの用途を考えて、適したものを選択するといいだろう。
おすすめの耳掛け式イヤホンを紹介
ここからは、耳掛け式イヤホンのおすすめ商品を紹介していこう。
JVC HP-AL102-B
人気イヤホンメーカー「JVC」から発売されている「HP-AL102-B」は、有線タイプでおすすめの耳掛け式イヤホンだ。高磁力ネオジウムドライバーユニット採用により、デジタルオーディオプレーヤーなどを高音質で再生可能。コンパクトで軽量なボディと新形状のイヤーフックにより、耳にしっかりフィットする。また、イヤーフックは片手で簡単に装着できる開閉式のストップアクションイヤーフックを採用している。
【参照】JVC HP-AL102-B
audio-technica ATH-EQ500
「audio-technica」から発売されている「ATH-EQ500」は、新設計の28mmドライバーユニットでクリアな再生音を可能にし、解放感のある抜けのいい高音質を感じることができる。コードの長さを調節できるコード巻き取りホルダーを付属し、使用環境やユーザーの身長に合わせて自由にコードの長さを調節できるのもポイント。カラーバリエーションも豊富で、女性へのプレゼントにおすすめの耳掛け式イヤホンだ。
SONY MDR-AS210
優れたサウンドを表現できる技術や、豊富なラインナップから音響機器において世界的メーカーである「SONY」の「MDR-AS210」は、汗や水しぶきに強い防滴仕様を施した、ランニングやウォーキングに適している耳掛け式イヤホン。ケーブルは絡みにくいセレーションケーブルを採用し、外れにくく快適なフィット感を得るためにループハンガーモデルになっている。
【参照】SONY MDR-AS210
Beats by Dr.Dre Powerbeats Pro
完全ワイヤレスタイプでおすすめの耳掛け式イヤホンが、「Beats by Dr.Dre」の「Powerbeats Pro」だ。最長で9時間の再生が可能なバッテリーを搭載し、調整可能でぴったりフィットするイヤーフックにより、軽量で優れた安定性と付け心地を実現。左右どちらのイヤーバッドでもボリュームとトラックをコントロール可能で、音声機能や自動再生、一時停止機能も搭載している優れものだ。
【参照】Beats by Dr.Dre Powerbeats Pro
※データは2020年3月上旬時点での編集部調べ。
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文/佐藤文彦