バーベキューに誘われたら、何か差し入れを持って行くと、集まるメンバーへの心遣いを表せます。「せっかく持って行ったのにあまり喜ばれなかった」ということがないように、喜ばれやすい人気の差し入れをチェックしておきましょう。
喜ばれる差し入れを用意しよう
せっかくならセンスの良い喜ばれる差し入れを持って行きたいところです。しかし、内容や方法を間違えると、せっかくの差し入れが台無しになってしまいます。
バーベキュー会場で気まずい雰囲気にならないように、差し入れを持参する際に注意したいポイントを確認しておきましょう。
食材を持参する際に注意したいこと
もし冷えた飲み物を差し入れしたいなら、欠かせないのがクーラーボックスです。とりわけビールはぬるくなってしまうとおいしさが半減してしまいます。あらかじめ氷や保冷剤を入れてしっかり冷やしておきましょう。
また、海鮮系の食材や肉などは熱で悪くなってしまうことがあるので、クーラーボックスで保管する方が安心できます。
調理が複雑で、焼き網のスペースを占領してしまうような料理はあまり好まれません。ササッと簡単に仕上げられる一品を選びましょう。
基本的に『バーベキューのごみは持ち帰り』がルールです。ごみはなるべく出さないように不要な包装は外してから持って行くとスムーズです。
食後のデザート
バーベキューでは、ついついデザートのことまで気が回らないときがあります。そこで、甘い一品を差し入れることを検討してみましょう。
お菓子・スイーツ
差し入れとして不動の人気を誇るのが、『お菓子・スイーツ』です。女性や子どもが参加するバーベキューなら、必ずといっても良いほど好評でしょう。
最近ではコンビニスイーツも高品質なので、差し入れとして活用している人も多く、ケーキ・シュークリーム・クレープなどの洋菓子が人気です。
季節のフルーツを使った商品など四季を感じられるものは、特別感が演出できるため喜ばれます。味だけでなく、見た目にもこだわって人数分チョイスしましょう。
アイスクリームなどの冷菓
夏のバーベキューなら『アイスクリームやゼリーなどの冷菓』が好まれます。強い日差しの中、汗を流しながら火を起こし、肉や海鮮などを焼き続けると冷たいものが欲しくなるものです。
しかし、せっかくのアイスクリームも、溶けてしまうと台無しになります。クーラーボックスでしっかり冷やさなければなりません。
そこで、おすすめなのが凍らせて食べるゼリーです。もし溶けてしまってもゼリーとしておいしくいただけます。
そのまま食べられる一口サイズの個包装なら問題ありませんが、サイズによってはスプーンが必要になるので忘れないようにしましょう。
スイカなどのフルーツ
サッパリとした味わいのものをセレクトするならば、旬のフルーツを選んでみてはいかがでしょうか。特に『スイカ』は夏の大定番なので、子どもにも大人にも歓迎されます。
便利さや食べやすさを重視するなら、事前にカットしておくと良いでしょう。あるいは、丸ごと差し入れをして、スイカ割りイベントにしてみるのも楽しいでしょう。
フルーツはバーベキューのデザートにピッタリです。スイカの他にもパイナップルやオレンジ、マンゴーなども人気があります。
高級な肉や海鮮食材
バーベキュー仲間を喜ばせたいなら、高級な肉や海鮮を差し入れても良いでしょう。カルビやホルモンなど定番の肉はすでに用意されている可能性が高めですが、少し特徴的な一品なら、目立つことができます。
普段食べないような肉
バーベキューの楽しみ方を広げるために『普段食べないような肉』をチョイスするのも良いでしょう。牛肉や豚肉の希少部位や自家製のスペアリブなどめずらしい肉を差し入れすれば、バーベキューがより豪華になります。
肉類はビールなどお酒との相性が抜群です。見た目も華やかなので、バーベキューを盛り上げるのにピッタリの差し入れといえます。
贅沢な気分を満喫できるカニ
『カニ』は豪華な食材というイメージが強いため、差し入れで喜ばれやすい食材です。バーベキューが華やかになるでしょう。
そのまま焼いてもおいしいですし、茹でたてを味わうのも絶品です。事前に自宅で茹でておけば、調理が不要なので手軽に楽しめます。
食べやすい形にカットしておくのがベストですが、難しいようであれば、カニばさみやカニフォークを忘れないようにしましょう。
ホタテ・牡蠣などの貝類
『ホタテ・牡蠣・サザエなどの貝類』も差し入れとして人気です。殻付きのものならば、殻のまま焼き、少し醤油を垂らして味付けをするだけでおいしくいただけます。
海鮮は潮の香りが網に移りやすいので替え網があるとベターです。
また、貝類を差し入れする場合には必ず保冷バッグや保冷剤を忘れずに用意しましょう。鮮度が落ちるスピードが速いため、しっかりと冷やす必要があります。
飲み物やおつまみ
飲み物はバーベキューに欠かせないものなので、差し入れで失敗することがありません。また、サプライズのような形で飲み物に合うおつまみがあれば最高です。
いくらでも欲しいビール・ワインなどお酒
何といっても外せないのが『ビールやワインなどのお酒』です。間違いない大定番としてビールを選ぶと喜ばれることが多いでしょう。
また、バーベキュー会場付近の地酒や普段はあまり飲まないような外国産のお酒を選んでみると、話のネタになります。
バーベキューでよくあるのが、途中で飲み物が足りなくなって幹事が買い出しに行くというケースです。いくら幹事とはいえ、せっかく楽しんでいる最中に買い出しに行かせてしまうのは手間になります。
飲み物は余ってしまっても持ち帰りやすいため、十分なほどに差し入れしてあげても良いでしょう。
お酒が飲めない人にも十分配慮して、オレンジジュースやアップルジュース、お茶など、ノンアルコールドリンクも用意してあげると気遣いが細やかです。
箸休めにあると嬉しい漬物
意外に思われるかもしれませんが、箸休めには『漬物』が人気です。家で漬物を作ってきても良いですし、スーパーやコンビニなどで買ってきても良いでしょう。
肉ばかりでコッテリとした味に飽きてきたときには、漬物のサッパリした味わいが、口をリフレッシュさせてくれます。
そのままビールのおつまみにもなりますが、キムチなどの辛い漬物は肉とも相性抜群です。一緒に食べると味わいのバリエーションが広がります。
しかし、バーベキューの差し入れとしてメジャーではなく、意外性があることに留意しましょう。
お酒と相性の良いチーズ
お酒と相性の良い定番のおつまみが『チーズ』です。手軽にサッと食べられるため、お酒のおつまみとして大活躍します。個包装されている商品も多いため、各自が好きなタイミングでつまむのにピッタリです。
バランス良く盛り付けると、見た目もかっこいい一品になります。木製のカッティングボードの上に、ドライフルーツなどと一緒に盛り付ければ、まるでバーのような雰囲気を演出できるでしょう。
また、バーベキューで人気のメニューに『ラクレット』があります。溶かしたラクレットチーズを肉や野菜にかけて食べる料理で、どんな食材とも相性が良いため、好みの具材で楽しめます。見た目もインパクトがあるので、盛り上がることでしょう。
構成/編集部