世界12か国約12,000人を対象にSonosが実施したアンケートで、音楽を聴くことは、ストレス解消、生産性の向上、人間関係の向上、より健康的な生活につながるカギとなることが判明した。
1日に3時間以上音楽を聴く人は「音楽がコーヒー、セックス、テレビよりも欠かせない」とも回答している。
音楽を聴くことが人間の幸福感を高める
音楽は大切な存在
91%の人が、音楽よりも、ダンス、運動、セックス、テレビをあきらめると答えている。
音楽はストレス解消に効果的
72%の人がストレスを感じていると回答。調査によると、日本人の最も一般的なストレスの原因はお金/金銭面(60%)であることがわかった。また、約半数の人が仕事(46%)、3人に1人は家族に関係することでストレスを抱えている。
ストレスを軽減するため、63%の人はお気に入りの音楽を聴き、3人に1人(34%)はストレス対処法の1つとして音楽を聴いている。また子供がいる家庭の41%が子育てをするうえで音楽に助けられていると回答している。
音楽を聴くのは自宅でくつろいでいるとき
半数以上(55%)の人が、自宅でくつろいでいるときに音楽を聴きくと回答し、もっとも多い回答結果だった。
音楽は運動にも効果的
ストレス解消には運動が良いことが知られているが、多くの人は運動をする時間を取れない。実際、運動をする人は3人に1人以下で、ストレス解消のために運動をすると答えたのは、5人に1人(20%)にとどまった。
運動をする人のうち43%が、音楽を聴きながら運動をすることでベストが尽くせる、約4人に1人(23%)がより長時間運動ができると答えている。
「聴く」ことが幸福感を高める
72%の人は幸せを感じでおり、音楽がその幸福感を高めてくれると感じている。90%の人は、好きな音楽を聴いていると幸せだと感じ、66%の人はコーヒーを飲むことより音楽の方が気晴らしになると回答、40%の人がパートナーが好きな音楽を知っていると回答。
音楽はその日の気分を決め、日本人の大きなストレス源でもある慌ただしい通勤時間の気分を和らげてくれる。実際に、43%の人が音楽でリラックスできる、そして5人に1人(20%)が音楽が周囲の騒音を消してくれると答えている。
「心躍るサウンド」に関するグローバル調査について
2019年3月15日から4月5日にかけて、世界12か国約12,000人を対象にオンラインアンケート調査を実施。アンケートでは、アメリカ、カナダ、メキシコ、イギリス、フランス、ドイツ、スウェーデン、デンマーク、ベルギー、オランダ、中国、オーストラリアに住む21歳から50歳までの対象者12,010人がオンラインで参加。
各国のデータは性別(男性約50%、女性約50%)と年齢(21~30歳が約33%、31歳~40歳が約33%、41歳~50歳が約33%、)のバランスが考慮されている。インターネットの普及率が高い国ほど、一般的な人口をより忠実に表している。
構成/ino