「バスタオル」は夫婦で共用している? それとも別?
夫婦だからふたりで同じものを使うのか、それとも、夫婦といえども嗜好やこだわりがあるから同じにはしないのか。
夫婦生活の中で、よく議題に挙がるのが「バスタオルを夫婦で共用するか否か」という問題。
プラネットが配偶者・パートナーと同居している2,522人に実施した「いい夫婦に関する意識調査」を見ると、「バスタオル」は【別のものを使用している】が半数以上だった。
手をふくタオルは共用しても体をふくタオルは別にしたいという線引きがありそうだ。
しかし「バスタオル」を3人に1人が、さらに「つめ切り」を6割以上が【共用している】と聞くと、“多い”と感じる人もいるかもしれない。日常のことだけに個人差が大きいのだと思う。
一方、【別のものを使用している】で最も高かった日用品の消耗品は「シャンプー・コンディショナー類」で、半数が回答。髪質や求める効能に違いがあったり、香りの好みが分かれやすかったりするからだろう。
最後に回答者の「夫婦での共用・共有について思うこと」のコメントを紹介しよう。
・こだわりがあるものはそれぞれ好きなものを使う。節約できるものは、なるべく安く済ませる。(女性・20代)
・ふたりで同じものを共有すると、家計に優しいし、距離も縮まる気がする。(女性・20代)
・お互いに自分ひとりの時間も大切にしつつ、ふたりの時間も大切にしたい。(女性・30代)
・生活時間が違うので、寝室は別がよい。たまには一緒に出かけるが、ふだんは個々の時間を大切にする。旅行なども友人と行くほうが気楽で楽しい。(女性・50代)
・高齢世代なので互いに干渉することなく、それぞれの時間を尊重したい。(男性・60代)
いい夫婦とは…
・それぞれの価値観に基づいた生活スタイルを大切にして、別にするものは別にし、共通にできるものは共にするのが長年連れ添ってきた夫婦の理想的な姿だと思う。(男性・60代)
・結婚当初は雑貨から着るもの、食べるもの、価値観が違って大変でした。30年一緒に暮らして、徐々に私の感覚に近づき、うれしいかぎりでした。お互いがお互いに慣れ、近づいていくのは夫婦ならでは。(女性・60代)
・年齢を重ねてくると、お互いを思いやる気持ちが若いときに比べ格段に強くなっていることを日々実感する。日用品をできる範囲で共有したり休日には一緒に過ごしたりすることに幸福感を感じている。(男性・70代以上)
期間:2019年10月4日~9日、インターネットで 4,000人(同居している配偶者・パートナーがいるのは2,522人)から回答を得ている。
構成/ino