初めての場所へ行く前や知らない道を歩く時、地図を確認するためにGoogleマップを利用している人は多いだろう。しかし、平面の地図だと周囲の景色がわからず、結果として迷ってしまうこともあるだろう。そんな時に活用したいのがGoogleマップのストリートビュー機能。今回はそんなGoogleストリートビューの使い方を確認していこう。
Googleマップのストリートビューとは?
Googleマップのストリートビュー機能とは、連続したパノラマ写真で色々な国の道沿いの景色を楽しめるGoogleのサービスだ。サービスの開始は2007年。現在は一部を除く世界各国の様々な場所を閲覧可能だ。
どんな時にGoogleマップストリートビューを使うの?
例えば、初めて行く場所の周囲の景色を事前に確認したり、人生で1度行けるかどうかの地球の反対側の景色を楽しめる。また、データがある地域ならば過去のパノラマ写真も閲覧できるため、自身が昔住んでいた家や通っていた学校を見て、懐かしむことも可能だ。
初めての人でもわかる! Googleマップストリートビューの使い方
それではいよいよGoogleマップストリートビューの使い方を見ていこう。
Googleマップストリートビューの使い方:パソコン編
まずはパソコンからGoogleマップストリートビューの使い方を見ていこう。
1:Googleマップを開く
2:ストリートビューを表示したい場所を地図上から表示する
3:画面右下の黄色い人をクリックしたまま離さずに、画面上に現れる青色の道の上でクリックを離す
以上だ。なおGoogleマップストリートビューから、通常の地図に戻りたい時は画面右上の×印をクリックしよう。
Googleマップストリートビューなら過去のパノラマ写真も見られる!?
※最新のストリートビューは工事中だが、過去の写真を見ると工事はされていない。
パソコン版Googleマップストリートビューなら、過去のパノラマ写真も閲覧できる。ただし、データがあればの話だが……。ストリートビューを起動し、画面左上に時計のマークがあれば過去の写真を確認できる。こちらの時計のマークをクリックし、時間が表示されているシークバーを動かせば過去の写真を確認できる。
Googleマップストリートビューの使い方:スマホ編
スマホ版Googleマップアプリからストリートビューを起動する方法は以下のとおりだ。
1:Googleマップアプリを起動する
2:マップ上からストリートビューを閲覧したい場所を長押ししてピンを立てる
3:画面左下に表示される写真をタップ
これでストリートビューが起動する。なお、通常のマップに戻りたい場合は、画面左上の<マークをタップしよう。
Googleマップストリートビューのパノラマ写真は誰が撮影してるの?
Googleマップのストリートビューに掲載されているパノラマ写真は、主にGoogle社が様々な方法で撮影しているようだ。そのほかにもユーザーによる投稿も採用されている。この項目ではそんなストリートビューの主な撮影方法を見ていこう。
Googleマップストリートビューの撮影方法:車
主に大通りの道などは車で撮影されているようだ。ただし舗装されていない道や狭い道などには用いられてない。
Googleマップストリートビューの撮影方法:自転車や三輪バイク
車が入れない狭い道などは自転車やバイクでパノラマ写真を撮影しているようだ。撮影にはインドネシアのSelis社のRobinという三輪バイクが用いられている。
Googleマップストリートビューの撮影方法:徒歩
バイクでも通れない狭い道や車両進入禁止の区域は、人の頭の上に上図の機器を装着して、撮影している。ちなみに上図の機器は「トレッカー」といい、こちらで初めて撮影された場所はアリゾナ州のグランドキャニオンだったそうだ。
Googleマップストリートビューの撮影方法:その他
そのほかにも船の上から洋上や河川を撮影したり、ゲレンデではスノーモービルを活用してデータを収集している。
※データは2020年3月初旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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※地図データ(C)2020 Google
文/髙見沢 洸