「iPhone SE」の後継機が登場するという話題がインターネット上で盛り上がっている。
あくまでウワサレベルではあるが、いわゆる「iPhone SE2」の状況をまとめてみた。
「iPhone SE2」は2020年のいつ出るの? もしくは出ないの?
2020年3月に登場するというのが、ネット上での大方の見方。ただし、ここ数年は2〜3月頃に新型「iPhone SE」のウワサが浮上しては消えることも多かったので、2020年も発売されずに終わることは否定できない。
「iPhone SE2」のデザインはどうなる?
2017年9月22日に販売された、「iPhone 8」をベースにするというニュースが、米国情報サイトから発信された。
「iPhone SE2」のサイズ
「iPhone 8」がベースとなると画面サイズは4.7インチになる。
参考として「iPhone 8」の主要諸元を紹介する。
サイズ:高さ138.4mm×幅67.3mm×厚さ7.3mm
画面サイズ:4.7インチ
重さ:148g
カメラ:12M
ストレージ容量:64GB、128GB、256GB
チップセット:A11チップ
OS:iOS 11(デフォルト)
カラー:ゴールド、シルバー、スペースグレイ、(PRODUCT)RED
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
Tuch ID対応
ちなみに、「iPhone SE」の主要諸元は以下。
サイズ:高さ123.8mm×幅58.6mm×厚さ7.6mm
画面サイズ:4インチ
重さ:113g
カメラ:12M
ストレージ容量:16GB、32GB、64GB、128GB
チップセット:A9チップ
OS:iOS 9(デフォルト)
カラー:シルバー、ゴールド、スペースグレイ、ローズゴールド
Lightningコネクタ
3.5mmヘッドフォンジャック
ホームボタン
Tuch ID対応
サイズを比較すると、高さで14.6mm、幅で8.7mm、厚さは-0.3mm、重さで35gの差がある。
「iPhone 11」シリーズ、「iPhone XR」が大型化した今となっては、「iPhone 8」と同じサイズでも十分コンパクトといえるかもしれない。
「iPhone 11」
「iPhone XR」
しかし、狭額縁がトレンドとなっており、高さと幅を「iPhone SE」に対して+5mm程度、重さを+20g程度の差に抑えることができれば、Android端末に対してもコンパクトさを売りにできる可能性があり、Appleの努力に期待したい。
また、2016年3月22日に発表された「iPhone SE」が登場した際、ボディは「iPhone 5s」をベースとしつつ、チップセットは当時の最新モデル「iPhone 6s」と同じA9チップ(「iPhone 5s」はA7チップだった)を搭載した。
その流れで考えると、「iPhone SE2」には「iPhone 11」のA13チップが搭載され、iOS13が標準となる可能性がある。
「iPhone SE2」は5Gに対応する?
「iPhone 11」シリーズが5G通信に非対応であることを考えると、2020年に「iPhone SE2」が登場する場合、5G対応とは考えにくい。
「iPhone SE2」の価格はいくら?
「iPhone 8」の64GBモデルを購入する場合、下取りなしでは5万2800円からとなっている。新型「iPhone SE2」には4万円台の価格を期待したい。
※データは2020年1月下旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
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文/中馬幹弘