IT分野において各種サービスを提供すると共に、これらを支えるプロダクトや電子デバイスの開発、製造、販売を行う有名メーカー「富士通」。今回はそんな富士通のノートパソコンに重点を置いて紹介していこう。
富士通パソコンを作っているのはどんな会社
医学研究からスーパーコンピューターの開発まで、そのIT技術を駆使して様々なジャンルで名前を聞く富士通。その歴史は長く、1935年に富士通信機製造株式会社として誕生。その後日本全国に名をはせながら、IT製品を中心に勢力を広げ、今や世界的なIT企業となった。現在は、富士通から分社化した富士通クライアントコンピューティングがパソコン事業を手掛ける。
富士通のパソコンの特徴
そんな富士通のパソコンは、その技術に裏付けされた性能の高さに加え、初心者でも安心して利用できるであろう使いやすさが特徴だ。日本国内で設計・開発・製造・販売のすべてを行うため、高い技術力を正確で迅速に反映させられるためだ。
また、パソコンは値段によって価格が大きく変わるが、あまりに性能の良すぎるパソコンを買っても、使わなければ意味がないだろう。自分の使い方と照らし合わせて必要なスペックのものを購入するべき。その点富士通では、それぞれの用途に合わせた多種多様なモデルを展開しているので、自分に合ったパソコンを選べる。
富士通のノートパソコンを機種別に紹介
それでは、ここから富士通のノートパソコンをシリーズ別に紹介していこう。各シリーズにいはそれぞれ強みが存在するので、自分がノートパソコンにどんな性能を求めているのか考えながら読むといいだろう。
細部にこだわりを見せるリビングノート【AHシリーズ】
最初に紹介するのは、「AHシリーズ」。15.6型狭額縁で4K、有機ELディスプレイと画質がいい。さらにONKYOと共同開発のスピーカーを搭載し、音質にもこだわった。キーボードはしっかりと文字を打ち込める深さ2.5㎜のキーストローク、正確な入力をサポートするステップ型キートップ、長時間の使用でも疲れにくいよう、キーの重さを指の力に合わせて調整した3段押下圧キーを採用した。
【参照】富士通公式HP AHシリーズ
サイズは変わらないのに大画面!?【NHシリーズ】
続いては、従来の15.6型とサイズはほとんど変わらず、額縁を極端に狭くし17.3インチの大画面を搭載した「NHシリーズ」。本体サイズは変わらないため、置き場に困らないよう設計。画面は、どの角度からでもきれいに見えるフルHD液晶を採用。HDMI入出力ポートを搭載しているので、ゲームやスマホと接続し、大画面でクオリティの高い映像が見られるだろう。
【参照】富士通公式HP NHシリーズ
世界最軽量!? 持ち運びに便利なノートパソコン【UHシリーズ】
場所に縛られず仕事や学校の課題をしたいという人にとって、ノートパソコンは外に持ち運ぶものであり、軽さが大事な指標になってくる。そんな人におすすめなのが、世界最軽量レベルの軽さを持つ「UHシリーズ」だ。シリーズには2in1タイプも存在。
その軽さは約698g~で、旧モデルと比べると12%も重さをカットした。そうなると心配なのが堅牢度だが、富士通はそこもぬかりない。電車での圧迫や机からの落下を想定し、全面加圧試験約200kgf、一点加圧試験約35kgf、落下試験約76㎝クリアした頑丈さを誇る。
【参照】富士通公式HP UHシリーズ
タフで頑丈! 光学ドライブと高速SSDまで搭載【SHシリーズ】
頑丈さに加え、ハイスペックで長時間の稼働が可能なのが「SHシリーズ」。カバンに入れやすいA4 ファイルサイズで、13.3型の液晶や高性能CPUを搭載。コンパクトで高品質な性能を実現した。
高度な堅牢性のための「超圧縮ソリッドコア」構造で、機能性を重視。バッテリーは51Whと77Whから選べるのも実用的でありがたい。
【参照】富士通公式HP SHシリーズ
変幻自在のコンバーチブルノート【MHシリーズ】
ノートパソコン、タブレットの両方の機能を兼ね備えた2in1のノートパソコン。キーボードが360度近く回転し、ディスプレイの裏に回せるコンバーチブルタイプの「MHシリーズ」は、色鮮やかで目に優しく、省電力のIGZO液晶を採用。13.3型のコンパクトながらフルサイズのキーボードを搭載している。さらに静音性の高いファンレス構造を採用し、場所を選ばず利用できる。スリープ中にキーをタッチすればすぐに電源をオンにできるモダンスタンバイも使い勝手がよさそうだ。
【参照】富士通公式HP MHシリーズ
はじめてのパソコンに最適な子供向けモデル【LHシリーズ】
最後に紹介するのは、これまでとは少し異質な、子供が初めて持つパソコンというコンセプトの「LHシリーズ」。絵をかくのが好きな子供用にタッチペンを用意。さらに子供が自発的に片づけをするように「お道具箱」という専用のケースもついてくる。
子供が使うと想定し、天板に手を置いたり落としても壊れない頑丈さ。キーボードには防滴仕様を施した。画面につい夢中になっても、目への負担が少ないようにブルーライトを抑制するディスプレイを採用した、まさに子供のためのノートパソコンだ。
【参照】富士通公式HP LHシリーズ
ノートパソコンだけじゃない! 富士通のおすすめデスクトップ
もちろん、ノートパソコンだけでなく、デスクトップにも富士通の技術が盛り込まれている。通常のデスクトップに加え、ディスプレイと合体している「一体型」の製品も多く取り扱っているので、下のリンクから確認するといいだろう。
【参照】富士通公式HP デスクトップ
富士通のノートパソコンのバッテリー交換方法
ノートパソコンのバッテリーは、長年利用していると徐々に劣化してしまうもの。バッテリーの交換が求める場合もあるだろう。交換方法は機種によって異なり、パソコン購入時についてくるマニュアルに記載されているのでそちらを確認いただきたい。また、機種によってバッテリーを交換できないものもあるので注意が必要だ。
富士通のパソコンが動作しないという方へ
パソコンに何かしらの不具合が生じ、動作しない場合もあるだろう。そんな時は下記URLから復旧の手順を確認しよう。無理やり直そうとするとデータが破損したりしてしまう恐れがあるので注意。
【参照】富士通公式HP パソコンの動作が停止・操作できない場合
困ったとき…… お問い合わせはどこから?
その他、製品についての質問や操作方法がわからず困ってしまう場合も考えられる。下記に富士通公式のお問い合わせフォームのURLを挿入するので、そちらからお問い合わせ願いたい。
【参照】富士通公式HP FMVサポート
※データは2020年2月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/佐藤 文彦