場所を取らず、持ち運びも簡単なので、ビジネスでもプライベートでも多く使用されているノートパソコン。今回はAmazonランキングをもとに、人気のノートパソコンやPCメーカーを紹介していく。
Amazon売れ筋ランキング上位のノートパソコンの特徴と価格を紹介
パソコンは決して安い買い物ではないだろう。そのため多くの人が、購入を検討している際に参考にするのが、ほかの利用者のレビューや売れ行きではないだろうか。そこで、Amazonの売れ行きランキングから上位のノートパソコンを紹介していこう。
コスパ抜群のエントリーモデルノートパソコン! 【Lenovo Chromebook S330】
まずは、香港に本店を置き、富士通やIBM、NECなどのPC部門を買収して大きな話題となった「Lenovo」から発売されている「Chromebook」。液晶は14.1型HDで英語キーボード搭載だ。
ChromebookとはGoogleのChrome OS搭載のパソコンで、WindowsやMacとは操作性が異なる。Windows製のアプリをダウンロードできないので、慣れてない人は多少不便に感じる場合もあるが、比較的安価で購入可能、さらにデータの暗号化やショートカットキーによる復元モードを搭載しているためセキュリティが強固。メインPCはデスクトップで、持ち運び用のサブ機とするなどの使用方法に向いているかもしれない。
【参照】Lenovo公式HP Chromebook S330
高速SSD搭載ノートパソコンを3万円以内で!? 【GM JAPAN GML J3160】
「GM JAPAN」の「GML J3160」はAmazonで3万円以下と安価ながら、SSD内部ストレージを搭載している、コスパのいい製品だ。
SSDとは、「ソリッドステートドライブ」の略称で、メモリーチップにデータを読み書きするため、実際に機械が移動するわけではない。そのために動作が非常に速いのだ。その分値が張る印象があったが、GML J3160は3万円以内で購入可能なので、コスパのいいノートパソコンとして売れ行きを伸ばしているようだ。
有名モデルは根強い人気【マイクロソフト SurfacePro7】
続いては、12.3インチのタッチスクリーンを持つ2in1ノートパソコン「SurfacePro7」。その名前を1度は聞き覚えがあるという人が多いのではないだろうか。
ディスプレイをキーボードから取り外し、タブレットとしても使用できるSurfaceシリーズ。それなりの価格はするものの、RAM最大16GB、ROMが最大SSD1TBのハイスペック。重たい作業も難なくこなし、メインPCとしても申し分ない性能だろう。
Amazonでも人気があるおすすめのPCメーカーはどこ?
ここからは、Amazonでも人気のおすすめPCメーカーを紹介していく。メーカーによってこだわりや特色があるので、参考にしていただきたい。
東芝とシャープの強力タッグ!【dynabook】
まず最初に紹介するメーカーは「dynabook」。2018年に東芝のPC事業がシャープの傘下となる形で合併したため、両社が培ってきた技術や知識を掛け合わせた製品が特長だ。
堅牢度、軽量、早い処理速度など、ユーザーが使いやすいパソコンを追求し続けているdynabook。顔認証システムや、IGZO液晶を搭載した機種が多く、アフターサービスも充実している、初心者にも優しいメーカーといえるだろう。
【参照】dynabook公式HP
老舗PCメーカーは多種多様のモデルを揃える【DELL】
続いては、1984年に創設された歴史あるPCメーカーの「DELL」。長い間PC産業を引っ張ってきた安心のメーカーだ。
DELLの特徴は、オリジナルのソフトウェアが少ないためのシンプルさ。さらに低コストで高性能なモデル、一般ユーザー向けから法人向けまで幅広い機種が存在する。
【参照】DELL公式HP
独自路線もスマホとの同期が簡単で便利【Apple】
最後はやはりというべきか、「Apple」の紹介。日本でのシェア率が高い「iPhone」と簡単に同期できる点が魅力だろう。
独自のOSを採用しているため、Windowsの操作に慣れている人にとっては難しく感じるかもしれないが、iPhoneと同じくシンプルでスタイリッシュな印象を受けるデザイン性と、高性能を両立している。iPhoneを持っていてPCの購入を検討しているのであれば、ぜひ試していただきたい。
【参照】Apple公式HP
価格帯別おすすめのノートパソコン! 安くて性能の高いコスパに優れたノートパソコンとは
ここからは、価格帯別におすすめのノートパソコンを紹介していく。パソコンのスペックはある程度価格によって変わってくるので、自身の用途に合わせた価格帯のパソコンを購入しよう。
3万円台で購入できるノートパソコン【CHUWEI HeroBook 14.1】
3万円以内で購入できるノートパソコンとしておすすめなのが、中国のメーカー「CHUWEI」の「HeroBook 14.1」だ。日本国内では知名度が高いわけではないが、高いスペックで安価な製品を揃えている。
Amazonランキングでも上位であるこの機種。3万円以下という低価格ながら、充電しなくても約9時間の稼働、RAM4GB/ROM64GBのストレージ、急速充電にも対応している。用途を限定した利用法、簡単な文書作成や動画視聴であれば問題なくこなせるだろう。
5万円以内で購入可能なノートパソコン【BMAX NY11】
「BMAX」のノートパソコン「NY11」は5万円以内で購入できるおすすめの2in1ノートパソコン。1㎏未満の軽量ボディは、持ち運びにも便利だろう。
256GBのSSDを搭載し、起動速度ややインターネットの処理速度などはかなり早いだろう。さらにフルHDのIPS液晶タッチスクリーンディスプレイで、キーボードを365度回転させタブレットとしての使用も可能。室内外で用途に合わせた使い方ができるのがうれしい点だろう。
【参照】Amazon BMAX NY11
10万円以内で購入可能なノートパソコン【ASUS FX505DT】
多くのものが20万円前後するゲーミングPCだが、台湾のメーカー「ASUS」の「FX505DT」は、10万円以下という破格の値段で購入可能だ。
画面が15.1インチ、RAM16GB、ストレージがSSD512GBのハイスペック。オンラインゲームや動画作成も難なくこなせる性能。ASUSらしいコスパにこだわった製品となっている。
【参照】ASUS公式HP FX505DT
中古でノートパソコンを買う際の注意点
オンラインショップやフリマアプリなどで、中古のノートパソコンの購入を検討している人もいるだろう。中古でノートパソコンを購入する際は、本体の傷やバッテリーの消耗具合など、新品よりも劣化している場合があるので注意が必要だ。
※データは2020年2月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/佐藤 文彦