目次
花粉の季節になると、目のかゆみや充血に悩まされている方も多いだろう。花粉症用の市販目薬も数多く販売されているが、それらの対策と併せて「そもそもの花粉の侵入を防ぐこと」も重要だ。
本記事では、花粉の季節に役立つ「花粉対策用メガネ」について紹介する。最近では、豊富な種類の花粉対策専用のメガネが販売されているので、自分にフィットする商品を選んでほしい。
花粉対策用のメガネは効果あるの?
花粉によるアレルギー反応(目のかゆみ・充血など)は、まぶたの裏側と眼球の表面結ぶ「結膜」の炎症により引き起こされる。花粉の季節には、ついつい目をかいてしまいがちだが、結膜を傷つけないためにもそれは避けた方が良い。その症状の軽減に期待できるのが花粉対策用メガネだ。
花粉対策メガネのメリット
花粉対策用のメガネを使えば、すべてではないものの花粉の侵入を防ぐことができる。普段メガネをしている方は、それだけでも多少なりとも効果があると言われているが、フード付きのメガネならより花粉の侵入を防げるはずだ。
普段はメガネをしない方、コンタクトレンズを付けている方も、外出時だけでも花粉対策用メガネをするのも良いだろう。また、花粉対策用メガネは水で洗えるタイプもあるので、常に清潔な状態で使用できるのもメリットだ。
コンタクトの人の花粉対策にも最適
コンタクトレンズを使用している方は、花粉の季節は特に注意が必要だ。レンズに花粉が付着したままになってしまうと、装着時の目の症状に悩まされることになる。
「それでもコンタクトは譲れない」という方は、花粉対策用のメガネ(度なし)を併用するのがおすすめ。また、「コンタクトの洗浄をいつもよりも入念に行うこと」「1日使い捨てのワンデータイプの検討」も大切だ。それでも症状が治らない方、花粉の時期のコンタクト使用に不安がある方は、早めに眼科を受診するようにしよう。
おすすめ花粉対策メガネ
花粉対策メガネは、ドラッグストアやダイソー・セリアなどの100均でも購入できるが、自分によりフィットするものを選びたい場合、デザイン性を重視する場合にはメガネ専門店のものを検討しよう。「通勤、通学時などの普段使い」「スポーツ時用」など、シーンごとに花粉メガネを使い分けるのも良いだろう。
JINS 花粉カット
JINSの花粉カットメガネは、「最大98%の花粉をカット」が最大の特徴だ。さらに、全タイプのレンズがくもり止め仕様になっているのも嬉しい。
度付きレンズにも変更できるため、普段はコンタクトを使っている方も花粉の季節だけは花粉カットメガネに切り替えるのもいいだろう。ラインナップは、保湿力を高める「MOIST(モイスト)」、日常的に使用できるデザイン「BASIC」、普通のメガネのようなシルエットの「SLIM(スリム)」、子供用の「KIDS&JUNIOR(キッズ&ジュニア)」の4種類。
Zoff 花粉メガネ
Zoffからは、一体型フード・くもり止めレンズを採用した「AIR VISOR」と、花粉対策フードが取り外せる「Zoff PROTECT」の2種類の花粉メガネが販売されている。
「AIR VISOR」は度なしのみだが、「Zoff PROTECT」は度付きレンズも選択可能。Zoffの花粉対策用メガネは、豊富なサイズが用意されているため子供から大人までフィットするメガネを見つけやすい。また、デザイン性に妥協したくない方にも、お気に入りのものが見つかるはずだ。
眼鏡市場 花粉プロテクト
眼鏡市場では、「スクエアモデル(ワイド)」「オーバルモデル(スタンダード)」「小顔・お子様モデル(スモール)」、3つのラインナップの花粉対策メガネが販売されている。最大の花粉カット率は98.8%。もちろん、それぞれ度付きレンズへの変更も可能だ。
眼鏡市場の花粉対策メガネの特徴は、フィット感の良さ。ソフトタイプのフードを採用することで、装着時に違和感を感じにくいため、スポーツ時などにも活用できそうだ。
名古屋眼鏡株式会社 花粉防止メガネ スカッシー
名古屋眼鏡株式会社あら発売されている「スカッシー」は、JAPOC(花粉問題対策事業者協議会)の花粉対策製品として認証された花粉防止メガネ。価格の安さが特徴で「まずは花粉対策メガネを試してみたい」という方に最適だ。キッズサイズは取り外し可能なシリコンカバーが装着できるため、衝撃を軽減できるのもポイント。
文/oki