BMWがMINI史上最速モデルとして2019年に発表されたMINI John Cooper Works GPの走行性能と、MINI Clubmanの機能性を兼ね備えた「MINI John Cooper Works Clubman GP Inspired Edition(ミニ・ジョン・クーパー・ワークス・クラブマン・ジー・ピー・インスパイアード・エディション)」の予約注文の受付を3月2日(MINIの日)より開始。今年の7月頃より順次納車を開始予定で、世界限定299台のうち、日本へは120台が導入されるという。
MINI JCW Clubman GP Inspired Editionは、MINI JCW Clubmanをベースに、「究極のスポーティー・ドライビングと、高い実用性の両立」をコンセプトに開発された限定車。
MINIのラインアップの中で最もパワフルな、最高出力306PS (225kW)、最大トルク450Nmを発揮する直列4気筒MINIツインパワー・ターボ・エンジンを搭載し、停止状態から時速100㎞まで僅か4.9秒で到達するサーキット仕様のモデル。
MINI JCW GP Inspired Editionには、その名に相応しく、歴代のGPを踏襲した極めてサーキット志向なオリジナル・デザインが採用されている。
特に、ボディー・カラーは、サンダー・グレー・メタリックにシルバー・ルーフ、チリ・レッドのミラー・キャップというMINI GP専用のコンビネーションとなっており、ヘッド/リア・ライト周りや、フロント・グリルの縁取り、ドア・ハンドル、MINIエンブレムなどのパーツは全てピアノ・ブラックに統一。
そして、サンダー・グレーのダークな色調とピアノ・ブラックの光沢感が組み合わさることで、スポーティーかつ都会的な印象となっている。
Dピラーには「GP Inspired」のエンブレムが、サイド・エア・インテークおよびサイド/リア・ボディには、チリ・レッドの専用ストライプなどが施され、MINI GPならではのスポーティーなデザインを演出。
さらに、フロント・ フェンダーのシリアル・ナンバーは、限定モデルとしての個性を力強く主張している。
足元には、大径の19インチ・ホイール John Cooper Worksサーキット・スポーク2トーンを採用し、エクステリア全体をアグレッシブに引き締めている。
インテリアの専用のドア・シル・プレートと、アームレスト・カバーにも「GP Inspired」のエンブレムが施されており、室内からも限定車ならではのデザインを実感することができる。
運転支援機能も充実しており、ストップ&ゴー機能付のアクティブ・クルーズ・コントロール、前車接近警告機能、衝突回避・被害軽減ブレーキなど安全運転をサポートする機能や、視線を動かすことなく速度やナビゲーション情報などを確認できるヘッド・アップ・ディスプレイ、自車の視認性を高めるデイライト・リング付きのLEDヘッドライトが標準装備。
また、タッチ・パネルとセンター・コンソールのMINIコントローラーどちらでも操作可能なナビゲーション・システム、リア・ビュー・カメラ、パーキング・ディスタンス・コントロール(フロント&リア)、縦列駐車をアシストするパーキング・アシストなど、便利な機能も多数装備されている。
MINI John Cooper Works GP Inspired Editionに搭載される2L直列4気筒MINIツインパワー・ターボ・エンジンは、MINI John Cooper Worksモデルに搭載されたエンジンのクランクシャフトやベアリング、オイル供給やクーリングシステムを最適化する等の改良を加え、最高出力306PS (225kW)、最大トルク450Nmを発揮するMINI史上最もパワフルなエンジン。
そして、最高速度は時速250km、0-100km/h加速はMINI John Cooper Works GPよりさらに速い、僅か4.9秒を達成している。さらに、4輪駆動システムを搭載することで、悪路でも高い走行性能を発揮する1台となっている。
関連情報:https://www.mini.jp/ja_JP/home.html
構成/DIME編集部