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使い勝手を徹底検証!「iPad Pro 12.9インチ」と「Surface Pro X」、「iPad」と「Surface Go」買うならどっち?

2020.02.23

2ラウンド|『iPad』vs『Surface Go』

続いて、価格が魅力の『iPad』と500g台の軽量ボディを持つ『Surface Go』を比較してみよう。

誰にも手を出しやすい廉価版『iPad』

Apple
『iPad』3万4800円〜

10.2インチRetinaディスプレイを持ち、A10 Fusionチップを搭載し、最廉価版では3万4800円から手に入る、入門版に最適な『iPad』。

DATA
●画面サイズ:10.2インチ(2160×1620)
●本体サイズ:W174.1×H250.6×D7.5mm
●重量:Wi-Fi 483g/Cellular 493g
●チップセット:A10 Fusion
●メモリ:非公開
●ストレージ:32GB、128GB
●OS:iPadOS
●駆動時間:最大9時間〜

史上最小・最軽量の『Surface』

Microsoft
『Surface Go』9万9880円前後

10インチタッチスクリーンで重量は522gと、『iPad』に匹敵する軽量ボディを持つ。それでいて、Windows 10で動作し、ノートPCに準ずる性能を発揮する。

DATA
●画面サイズ:10インチ(1800×1200)
●本体サイズ:W245×H175×D8.3mm
●重量:522g〜
●チップセット:Intel Pentium Gold プロセッサー4415Y
●メモリ:4GB、8GB
●ストレージ:eMMC 64GB、SSD 128GB
●OS:Windows 10 Home(Office Home & Business 2019)
●駆動時間:Wi-Fi 最大9時間/Cellular 最大8.5時間

対決1|画面の操作感

「軽くて操作性は高いが……」

『iPad』

「軽くて操作性も悪くないですが、いかんせん、チップセットが古いですね。2016年に発売された『iPhone 7』に搭載されたA10 Fusionなので……そこは残念」

「操作はサクサクで使い勝手が良いです」

『Surface Go』

「タッチパネルの反応もよく、操作性に不満は出ないでしょう。さらに、LTEにも対応するのでモバイル性能が高いのも魅力です」

対決2|画面の精細感

「ベゼルが太く、旧世代感は否めません」

『iPad』

「Retinaディスプレイを採用しており、特別画質が劣るということはないですが、液晶の周囲のベゼルが太く、デザインがダル。低価格とのトレードオフですね」

「解像度の高いディスプレイです」

『Surface Go』

「10 インチ PixelSenseディスプレイを採用し、解像度は1800×1200 (217ppi)と、モバイル端末として十分な性能を持ちます」

対決3|タッチペンの操作感

「タッチペンを採用したことが全て」

『iPad』

「性能うんぬんよりも、Apple Pencil(第1世代)に最廉価版の『iPad』が対応したことを評価します。ただし、1万800円の価格はやや割高ですね」

「反応の良いタッチパネルで操作性高し」

『Surface Go』

「10ポイント マルチタッチのディスプレイで、タッチペンの反応も上々。ペンの運びなどにも素直に反応し、使い心地は悪くないです」

対決4|キーボードの操作感

「『iPad』用として考えると割高かも?」

『iPad』

「Smart Keyboardが対応し、キーボードでのデータ入力が容易になりました。しかし、1万7800円の価格が高い。ペンと合わせると約3万円の出費は痛いです」

「カバータイプのキーボードが好感触です」

『Surface Go』

「『Surface Go Signature タイプ カバー』と組み合わせると、トラックパッドも使えるキーボード環境が出来あがります。キーボードの打撃音はとても静かです」

対決5|ロック解除

「指紋認証によるロック解除です」

『iPad』

「『iPad』はTouch IDを使ってアプリやウェブサイトなどへ安全にサインインができます。また、ロック解除やApple Payの支払に使えば便利です」

「Windows Hello 顔認証で快適に操作可能」

『Surface Go』

「『Surface Go』もWindows Hello 顔認証を採用しています。そのため、ロック解除もスムーズです」

対決6|ウェブブラウザの閲覧

「マルチタスクでの視聴も可能です」

『iPad』

「iPadOSを使っており、直感的なマルチタスキングができます。画面切り替えなどの速度もボチボチ。廉価版として考えればまずまずの動きをします」

「マルチウインドウや別アプリの起動もサクサク」

『Surface Go』

ウェブブラウザには「Edge」を採用。「PCなのでWindows 10のフル機能を使えます。タッチ操作で表示拡大も簡単です」

対決7|Office系アプリの作業性

「『Microsoft Office』をフル活用できます」

『iPad』

「もちろん、『iPad』でもMicrosoftのOffice系アプリをフル活用できます。操作性などは上位機種の『iPad Pro』や『iPad Air』に劣らずです」

「純正環境のため便利さ、快適さに大満足です」

『Surface Go』

『Surface Go』はMicrosoftの製品であり、純正環境のMicrosoft Officeとの相性は良く「圧倒的に使いやすいです」

対決8|動画視聴・ゲームアプリの操作感

「ややチップセットに弱点あり」

『iPad』

「液晶画面の精細感でガッカリすることはあまりないでしょうが、チップセットがA10 Fusionと古いため、やや動作に緩慢さが見られることもあります」

「動画視聴・ゲームスペックが高いです」

『Surface Go』

「Windows向けのゲームは種類も豊富。しかも、本格的なゲームで遊ぶなら高いスペックを備える『Surface Go』は有利です」

対決9|外部入出力

「Lightningコネクタのみのシンプル設計」

『iPad』

「元々はiOSを搭載し、『iPhone』や『iPod Touch』の延長線上にあるデバイスであるため、Lightning コネクタのみはやむを得ずという感じです」

「USB Type-Cに加えSDカードリーダーもあります」

『Surface Go』

「USB Type-Cは今では当たり前といえる接続ですが、SDカードリーダーを持っているのが、『Surface Go』ならではですね」

対決10|重量感・収納性

「軽さがキモ! 意外と頑丈なボディです」

『iPad』

「Wi-Fi版で483g、Cellular版で493gと500gを切る軽量ですが、100%再生アルミニウムのおかげか、ボディは壊れにくい設計です」

「『iPad』と対抗できる軽さ・薄さです」

『Surface Go』

「Wi-Fiモデルで522gからと、『iPad』に匹敵する軽量を実現したのが、この『Surface Go』です。本格的PC性能をもつ軽量タブレットの大本命ですね」

取材・文/房野麻子 撮影/湯浅立志(Y2)

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