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スペック、操作感を徹底比較!「iPad Pro 11インチ」と「Surface Pro 7」買うならどっち?

2020.02.21

2010年1月27日に発表され世界を驚かせた初代『iPad』。2012年6月18日にMicrosoftから登場したのが初代『Surface』だ。

何かと比べられることの多い両機だが、実はスペックや動画視聴感、ペンの操作感など、その性格は異なる。

徹底比較して、その違いを明らかにする。

『iPhone』出自の『iPad』とPCである『Surface』

持ち運べる超軽量コンピューターとして人気のアップルの『iPad』とマイクロソフトの『Surface』。ビジネスパーソンにとっての使い勝手を、PCの解説書などを手がける通信ジャーナリストの法林岳之氏にチェックしてもらう。

通信ジャーナリスト 法林岳之さん

Web媒体や雑誌などを中心に、スマートフォンや携帯電話パソコンなどデジタル関連製品のレビュー記事、ビギナー向けの解説記事などを執筆。解説書などの著書も多数。携帯業界のご意見番。

「『iPad』は『iPhone』から進化したものなので、閲覧中心のライトな使い方に適しています。 一方、『Surface』はPCから発展したというかPCそのもの。『iPad Pro』対抗のライト系モデルも出ていますが、その出自の違いを押さえてから選ぶべきですね」

自分がどう使うかをイメージして選ぶことが肝心だ

11インチ『iPad Pro』vs『Surface Pro 7』

それでは、ここからは『iPad』と『Surface』を徹底比較していこう。

よりパワフルでPCライクに進化した高性能『iPad』

Apple
『iPad Pro』(11インチ)8万9000円〜

狭額縁で美しいディスプレイが印象的な高性能版『iPad』。パワフルな「A12X Bionic」チップでノートPC並みの作業を難なくこなす。顔認証の「Face ID」は縦向きにも横向きにも対応。

DATA
●画面サイズ:11インチ(2388×1668)
●本体サイズ:W178.5×H247.6×D5.9mm
●重量:468g
●チップセット:A12X Bionic
●メモリ:非公開
●ストレージ:64GB、256GB、512GB、1TB
●OS:iPadOS
●駆動時間:最大9時間〜

Windowsのフル機能を使える2 in 1ノートPC

Microsoft
『Surface Pro 7』9万9800円〜

第10世 代インテルCoreプロセッサを搭載したSurface Proシリーズの最新モデル。充電可能なUSB Type-C端子やWi-Fi 6を搭載した。打ちやすいタイプカバーにも定評あり。

DATA
●画面サイズ:12.3インチ(2736×1824)
●本体サイズ:W292×H201×D8.5mm
●重量:775~790g
●チップセット:デュアルコア 第10世代Intel Core i3~i7
●メモリ:4GB、8GB、16GB
●ストレージ :SSD・128GB〜1TB
●OS:Windows 10 Home(Office Home & Business 2019)
●駆動時間:最大10.5時間

対決1|画面の操作感

「タッチ操作に不満はありません」

『iPad Pro』

『iPhone』から進化してきた『iPad』だけにレスポンスがよく、「タッチ操作に不満は感じません」。ただし、キーボードカバーにトラックパッドがなく、「キーボード利用中に立ち上がった画面でタッチ操作するのは面倒に感じることもありますね」

「基本はノートPCスタイル。タッチ操作も快適です」

『Surface Pro 7』

PC由来の『Surface』は、キーボードを接続してPCのように操作するスタイルが基本だが、キーボードを外すとタブレットモードになり、タッチ操作がしやすいメニューに変わる。「レスポンスもよく、タブレットとしても十分使いやすいです」

対決2|画面の精細感

「高精細で見やすく様々な環境下でも自然な色合いです」

『iPad Pro』

11インチモデルの解像度は2388×1668ピクセルで、ピクセル密度は264ppi。ドットが見えない高精細な画面でWebサイトの写真も文字も非常にきれいだ。周囲の明るさに合わせて画面の色や輝度を自動調整する「True Tone」の効果もあって、「色が自然で見やすいですね」

「明るさが自動調整されてどんな環境でも見やすいです」

『Surface Pro 7』

画面サイズは12.3インチ。解像度は2736×1824ピクセルで267ppiと、スペック上は『iPad』よりピクセル密度がやや高いが、精細感に違いは感じない。「正直、画面の精細感、見やすさは両モデル同等です。『Surface』も明るさが自動調整されるので見やすいです」

対決3|タッチペンの操作感

「第2世代Apple Pencilで充電しやすくなりました」

『iPad Pro』

第2世代のApple Pencilに対応。『iPad』の側面にマグネットで付き、そこで充電できるようになった。「ApplePencilは描きやすく、第2世代になってさらに使いやすくなりましたが充電が必要。それを面倒に感じるかどうかです。電池残量は『iPad』ですぐに確認できます」

「Surface Penは単6形乾電池の携帯が必須です」

『Surface Pro 7』

Surface Penは単6形乾電池で動くので、電池の携帯が 必須。「コンビニに売っていない場合があるので要注意です」。ちなみに背面のキックスタンドを低くした「Studioモード」は「Surface Penで書き込む時に使いやすく熱も逃げる。記事校正などによく使います」

対決4|キーボードの操作感

「キーボードは小さめ。手の大きい人にはツライかも」

『iPad Pro』

「11インチ用のキーボードは小さめ。男性は少し慣れが必要でしょう」。キーも硬めで、打鍵音が響くのも少々気になるところ。「『iPad』の背面に強力なマグネットで装着されるので、バッグに入れる場合に、ほかの機器に磁気が影響しないかが気になります」

「トラックパッドもバックライトもあって使いやすい」

『Surface Pro 7』

キータッチが柔らかく、キーボードカバーとしては優秀。大型のトラックパッドも装備している。「バックライトが点灯するので、暗い場所でも快適に使えます。キーとキーの間のスペースが確保され、従来モデルより打ち間違いが減りました」

対決5|ロック解除

「『Face ID』はマスクをしていると認証されません」

『iPad Pro』

最新の『iPhone』と同様、『iPad Pro』の画面ロック解除は顔認証の「Face ID」で行われる。「真っ黒やミラーレンズでなければサングラスをかけていても認証されますし、メガネもOK。ただ、マスクをしていると認証されないのがネックですね」

「顔の立体認証や瞳の虹彩認証で素早く解除されます」

『Surface Pro 7』

『Surface Pro 7』は、生体認証である「Windows Hello」の顔認証によって画面のロックが解除される。「顔の立体認証だけではなく瞳の虹彩による認証も使われています」。スタンバイ状態からWindows Helloによって、ほぼ一瞬でサインインできる。

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