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本当に見つかるのか?心霊スポットでおばけ探知機「BAKETAN 霊石 – 改 KAI」の実力を試してみた

2020.02.21

以前、別の記事で紹介したことのある、おばけ探知機の「BAKETAN 霊石 – REISEKI -」。この種のガジェットとしては異例の1万2千個を超える売れ行きを記録し、多くのファンが心霊スポット巡りなどで活用しているという。

そして、このたび完全新設計のニューモデル「BAKETAN 霊石 – 改 KAI 」が発売。以前のモデルと比べて、どんな点で変更が加えられているのかレポートしたい。

完全新設計でお目見えの「BAKETAN 霊石 – 改 KAI 」

霊を探知する仕組み

これまで3バージョンが出ている「BAKETAN」シリーズは、基本的に乱数発生装置がコアシステムになっている。これは、多数の乱数を発生させた時に、何か特異なエネルギーがそばで発生すれば、発生する乱数に偏りが生じるという超心理学的な知見がベースになっている。

例えば、仮に1~10の乱数を発生させる場合、1が出る確率は十分の一、2が出る確率も十分の一というふうに、どの数字も同じ発生確率となる。これが1ばかりが連続して発生するような場合、特異なエネルギーがそこに発生している可能性が高い。「BAKETAN」は、そうなった時に内蔵LEDが赤ないしは青に発光して知らせるという仕組みだ(緑が平常)。ここで、特異なエネルギーは「霊」と定義され、赤く発光すれば好ましくない霊、青く発光すれば聖霊的な存在がそばにいると仮定されている。

「BAKETAN 霊石 – 改 KAI 」の使用法

「BAKETAN 霊石 – 改 KAI 」の使用法は簡単で、ボタンを押すだけ。(前のバージョンにもあった)「手動サーチモード」の場合はボタンを1回押す。

これで、しばらく何色かの明滅を繰り返した後、最終的にゆっくり点滅した色が、その場のエネルギーの判定結果となる。

LEDが緑であれば平常(特異なエネルギーは存在せず)

一方、「自動サーチモード」は、10分に1回の割合で自動的に作動し、その場の状態を判定するというもの。

そして、「BAKETAN 霊石 – 改 KAI 」で新たに加わったのが、「継続サーチモード」だ。これは、ボタンを2度押しして起動する。起動したら、ゆっくり緑色の点滅が続き、このモードが作動していることを知らせる。しばらくして色が青か赤になったら、アラーム音が鳴る。心霊スポットなどに行って、移動しながら使用する場合に有用だという。

「バリアモード」は、「サーチモード」で赤くなって「やばい」と感じた時に作動させる。これには、ボタンを長押しする。押している間は白い光が点滅し、最後に白い光が点灯状態になって消える。その時点で、バリアモードに入る。詳細は企業秘密だが、霊から身を護る効果があるという。

「バリアモード」を作動させようとしているところ

また、「BAKETAN 霊石 – 改 KAI 」では、「外界からノイズを拾うアンテナを2倍の感度にし、一層周辺の環境変化に敏感になるように設計」し、さらにLEDの明るさをアップさせる一方で、電池の持ちが2倍になる改善が施されている。

心霊スポットで使ってみた

筆者は、「BAKETAN 霊石 – 改 KAI 」を入手し、さまざまなシーンで使ってみて、その効果を検証してみた。

前のバージョンを使った時は、筆者の背後は常に赤くなり(背後霊?)、洗面台は常に青くなり、御守りは赤くなるなど、場所によって変化が認められた。

ニューバージョンは、もっと変化が目まぐるしいかと予想したが、意外にも室内ではまったく変化がなく、平常であることを示す緑色のみが表示された。

これは、精度が格段に向上して、本当に「霊」と思われる存在しか検知しないのだろう、と想定。

そこで、「ここなら、霊がいる可能性が大きい」と考えられる心霊スポットの1つを訪れた。

この池は、平安時代に小野小町が言及するほど古くからあるもので、今は「タクシーに乗る幽霊発祥の地」として、地元ではよく知られている。最近も、心霊情報を扱った個人サイトなどで幽霊目撃譚が漏れ伝えられているが、果たしてこの場所で「BAKETAN 霊石 – 改 KAI 」は、どう反応するだろうか?

池の周囲は等間隔に杭が打ち付けられており、継続サーチモードで各杭の上に置いて結果を確認した。

残念ながら、どの杭の上でも緑以外に変化することはなかった。時間が日中のせいかも知れないが、夜間に来てうろついていると不審者扱いされかねないので、これ以上この場所での検証は断念した。

ついで訪れたのが、とある神社。厳密には心霊スポットではないが、昔から境内の御神木周辺で座敷わらしを目撃したという話がある。今も「座敷わらしの住む神社」として、全国から参拝者が来るところだ。

宮司さんに話をうかがうと、昭和の初期から座敷わらしの話はあり、最近になってテレビ局の取材も来たという。取材スタッフは、深夜の社務所で、誰もいないのに階段を何かが上がり下りする音を聞いているが、座敷わらしが一番出るのは御神木のあたりらしい。

そこで御神木のたもとにある、しめ縄を渡した岩のそばに「BAKETAN 霊石 – 改 KAI 」を置き、そこを見張った。

座敷わらしがいるという御神木そばの岩

長時間ねばったものの、残念ながら緑色から変化することはなかった。ただ、神社では座敷わらしをモチーフにした珍しい御守りがあり、1つ入手した。家に持ち帰って、本機がどう変化するか、期待をかける(これについては後述)。

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