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動物認識AFの認識率は24/25!LUMIX「G9 PRO」のスゴ技を徹底検証【PR】

2020.02.28PR

 小型軽量、高画質、高性能を実現した先進的なミラーレスのフォーマット、マイクロフォーサーズを採用したLUMIXの一眼カメラには、皆さんご存じのように静止画性能を追求したGと動画性能を追求したGHに分かれている。静止画のハイエンドならDC-G9、動画のハイエンドならDH-GH5と住み分けがされていた。ところが今回、G9/GH5/GH5Sに対して無償で、機能強化ファームアップが実施されたことで、G9の機能が大幅に強化されたという。いったいどんな機能が強化されたのか、さらに気になる動物認識AFはどこまで有効なのかを徹底検証してみた!

まずは、新ファームウエアVer.2.0をインストール済みのG9 PROで、東京都井の頭自然文化園の動物たちと、日を改めて東京都立和田堀公園にて野鳥を撮影した。動物の撮影に主に使用したズームレンズはLUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 II / POWER O.I.S.

AFモードを表示すると自動認識に動物が加わったことが分かる。動物認識のON/OFFも可能

犬、猫、鳥だけではなかった懐の広い動物認識AF

動物認識AFを検証するなら動物園が一番だろう、ということで早速やって来ました。動物認識の主な用途はペット撮影なので、動物園にいる動物を撮る機会はほぼないと思うが、どんな動物が認識できるのかという好奇心からチェックしてみた。

結論から言えば、その認識率は予想外に高かった。動物園だろうが、河原だろうが、ほとんどの動物を認識できたのだ。集計すると25種類撮影して、24種類が認識できた。認識されると動物を囲うフレームが表示されAFがそこに合焦する。これが3回以上連続して表示されれば合格とした。動物園にいる1種類の動物だけ認識されなかったのだが、何だったのか予想していただきたい。答は最後に発表する。

認識された動物は撮影順にニホンカモシカ、ヒツジ、ヤギ、ニワトリ、フンボルトペンギン、ニホンジカ、アカギツネ、タヌキ、ニホンアナグマ、フェネック、マーラ、シロフクロウ、ニホンザル、ニホンリス、ハヤブサ、フクロウ、ヒバリ、ツグミ、アオサギ、マガモ、カルガモ、カラス、キンクロハジロ、カワセミの24種類だった。

一般的な鳥とはかなり体形の異なるフンボルトペンギンも認識された
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 1/1600sec、F4.2、ISO200

丸くなって目を閉じているアカギツネも問題なく認識する
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 1/200sec、F5.4、ISO250

ニホンアナグマは意外に小顔だった、この体形でも認識できた
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 1/160sec、F5.4、ISO320

シロフクロウは独自の体形と思われたが目にピントが来た
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 14-140mm / F3.5-5.6 1/320sec、F5.6、ISO320

ニホンザルも顔にピントが合うことが多かった
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 1/1000sec、F5.1、ISO200

リスはペットで飼われる可能性が高いためだろうかキッチリ認識される
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 1/400sec、F9、ISO3200

定番のアングルだけでなく、このような変則的な正面からでも認識された
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 1/60sec、F9、ISO200

エサの果物を突きにきたツグミも認識、鳥には強いようだ
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 1/30sec、F9、ISO3200

ここから和田堀公園の池、アオサギを発見、このポーズでも認識してくれた
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 1/250sec、F5.6、ISO200

サギやツルでは定番のポーズなので、当然カッチリとピントが来ている
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 1/25sec、F5.6、ISO200

首を折りたたむように休むマガモたち、目も閉じていたが認識された
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 1/400sec、F5.6、ISO800

二羽で泳ぐカルガモも両方共にフレームが現れて認識された
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 1/400sec、F4.8、ISO500

池の水を飲むカラスをアップで撮影、濡れたくちばしと水滴にピントが来た
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 1/400sec、F5.2、ISO3200

キンクロハジロを見つけた、600mm相当なので手前のカルガモがボケている
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 1/250sec、F5.6、ISO3200

3日間通い詰めて遭遇したカワセミ。しかし、遠くの枝にいたためトリミングしてこのサイズだ
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 1/100sec、F5.6、ISO3200

予想以上に使える動物認識AF

動物認識AFを使う前は、そんなに期待はしていなかった。実際ONにしてみると面白いようにピントが合う。これは無理だろうと思う動物もどんどん認識されていき気分が高揚してくる。冒頭で認識されなかった動物が1種類いたと書いたが、その正体は昼寝中のカピバラ。目を閉じているため、薄茶色の袋のようにしか見えない。起きているカピバラがいれば認識できたと思うのだが、残念ながら全頭寝ていたのだ。まあ、これはレアケースで動物園にいる動物なら認識可能と思って間違いない。つまり目的がペットの撮影なら認識率は抜群である。また、カメも認識できたので、機会があれば爬虫類や両生類、魚類の検証もやってみたい。

ミラーレスが一眼レフよりも苦手をしている動きの早い被写体についても飛翔するカラスで試してみた。百発百中とはいかないが、AF-Cモードでうまく追いかけることができれば、ピントは合う。AFよりも鳥を追いかける人間の腕前に問題があるのだ。また、動物がいない風景にもフレームが現れて誤認識することもあったが、動物がいるのに認識しないよりは、実用性は高い。後編では動物撮影でも重宝したAF-ON近側/遠側を含む新機能を検証していきたい。

飛んでいるカラスにカメラを向けて撮影、タイミングが合えばかなり早い動きにも追従できる
Panasonic LUMIX G9 PRO LUMIX G VARIO 100-300mm / F4.0-5.6 1/400sec、F9、ISO200

■製品情報
https://panasonic.jp/dc/g_series/products/g9pro.html

取材・文/ゴン川野

協力/パナソニック

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