格安スマホといえば、多くのメーカーが様々な機種を展開し、しのぎを削りあっている。そのメーカーや機種の多様さから、選ぶのが難しいという方も多いのではないだろうか。今回は、価格帯別におすすめの格安SIMフリースマホを紹介する。
コスパに優れた格安SIMフリースマホ!
まずは3万円以内で購入可能な格安スマホを紹介していく。当然10万円以上のハイエンドスマホと比べればスペックに差は出るが、「この値段でこれだけのスペック」とコスパを重視した製品をラインナップした。
【おすすめ格安SIMフリースマホ】Huawei P30 lite
初めに紹介するのは、世界のスマホシェア率がAppleを上回る2位、中国では4割の人が利用しているという人気メーカー「Huawei」の「P30 lite」だ。コスパがいいことで有名なメーカーだが、P30 liteもやはり優れた性能を備えている。
カメラにAIを追加し、アウトカメラは22種類、インカメラは8種類のシーンを認識可能。色・明るさ・コントラストなどが自動で設定される。ディスプレイにはブルーライトカットモードを搭載。イヤホンや充電器、スマホケースも同封されているのもありがたいポイントだろう。
【おすすめ格安SIMフリースマホ】Galaxy A30
世界一のスマホシェア率を誇る「Samsung」の「Galaxy」シリーズ。ハイエンドモデルは10万円をこえるハイスペックスマホだが、同シリーズには格安モデルも存在。それが「Galaxy A30」だ。
高性能で有名なGalaxyシリーズらしさは健在。スマホの脳みそともいえる、処理能力を司るRAMは4GB。ストレージは64GBと普段使いならば十分なスペック。この性能が3万円以下で購入可能であるから驚きだ。
【参照】Galaxy A30公式HP
【おすすめ格安SIMフリースマホ】ASUS ZenFone Max (M2)
台湾のメーカー「ASUS」から発売されている「ZenFone Max (M2)」もおすすめのSIMフリー端末の1つだ。スペックはRAM4G、ストレージ最大64GBとこれだけでもコスパのいい端末なのだが、特筆すべきはバッテリー容量だ。
4000mAhの大容量バッテリーを搭載し、連続待ち受け時間はVoLTE環境で約792時間。ミドルレンジ価格のスマホと比べても引けを取らない電池持ちを実現している。長時間外出する機会が多い方にはおすすめのスマホだろう。
ミドルレンジ価格スマホはゲームもサクサク動く!
格安スマホにあと1、2万円出してもいいから、もう少しハイスペックなスマホを使いたいという方も多いのではないだろうか。ここからは、価格を5万円以下に限定した「ミドルレンジ価格」のおすすめSIMフリー端末を紹介していく。
【おすすめミドルレンジSIMフリースマホ】OPPO Reno A
日本での知名度はまだまだ低いものの、世界でのシェア率は5位と勢力を拡大しているスマホメーカー「OPPO」。そんなOPPOの「Reno A」は高スペックながら4万円弱での購入が可能となっている。
RAMは6GB。ストレージは最大128GBと4万円弱としては、かなりの高性能を備えている。さらに防水、おサイフケータイ機能も搭載と細部まで行き届いたサービスが魅力だ。
【参照】OPPO Reno A公式HP
【おすすめミドルレンジSIMフリースマホ】AQUOS sense3
国産メーカー「SHARP」のスマホシリーズ「AQUOS」の最新機種「sense3」もおすすめのミドルレンジスマホの1つだ。国産メーカーなのでサポート体制が手厚く、3万円台とは思えない安定感を誇る。
AQUOSならではの「IGZO」という省エネディスプレイを採用。さらに4000mAhという大容量バッテリーを搭載しているため、外出時の電池切れの心配はほぼ必要ないだろう。防水・防塵性能も搭載し、長く愛用できる仕上がりになっている。
【参照】AQUOS sense3公式HP
【おすすめミドルレンジSIMフリースマホ】Google Pixel 3a
誰もが知る世界的テクノロジー企業「Google」が展開する「Pixel」シリーズ。基本的にはハイエンドモデルしかないのだが、「Pixel 3a」はハイエンドモデルからできる限り機能を省き、4万円程度に価格を抑えた端末だ。
Android OSはGoogleが開発したシステム。つまりPixelシリーズは、スマホの内側も外側もGoogleが開発しているのだ。そのため、Android OSを限りなく有効活用した、シンプルで使いやすいスマホとして人気を博している。
【参照】Google Pixel3a
中古でスマホを購入する方法!
同じ値段を払うなら、中古で高性能のスマホを使いたいという方もいるだろう。ここからは中古でスマホを購入する方法と注意点を明記していく。
中古のスマホはどこで購入できる?
中古のスマホは、専用のサイトや中古品を扱う店舗、フリマアプリなどで購入が可能だ。中でもフリマアプリの影響で、個人が気安く中古品を販売できるようになったため、多くの機種が中古市場に出ている。中古に抵抗がない方にはぜひ一度確認していただきたい。
中古スマホを使用する際の注意点
中古のスマホは安くいいものが手に入るが、中にはバッテリーの劣化が激しかったり、思いもよらない傷がついている場合があるので、購入の際には入念な確認をおすすめする。
※データは2020年2月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご購入・ご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/佐藤 文彦