見た目は普通のゴミ箱。だけど、これは内部の温度が-10℃に設定されている「世界初の冷やすゴミ箱」なのだ。
世界初の冷やすゴミ箱『CLEAN BOX』
私たちが日々悩まされる「生ゴミの臭い」「オムツの臭い」「ペットのトイレシートの臭い」…この『クリーンボックス』はこれらの臭いゴミを内部で冷やして一時保管。不快な臭いを断ち、次の燃えるゴミの日までの間、室内の空気を快適に保つ画期的なゴミ箱だ。
クリーンボックスは、内部の温度を-10℃に設定。この温度は「臭いゴミの水分が凍る温度」であると同時に、冷凍庫よりも「消費電力を抑えることができる温度」でもある。
ゴミを完全に凍らせるには、冷凍庫と同様に-18℃程度まで下げてしまえば良いが、冷凍庫よりも開閉頻度が多く、開閉時間が長いゴミ箱では、-18℃まで再冷凍する際のエネルギーがたくさん必要になる。
一方で、実験の結果、臭いゴミを-10℃まで冷やせば、臭いが気にならないレベルになることがわかった。また、-10℃になると水分は凍るため、常温ではベチャベチャした水分を含んだ臭いゴミの感触が「シャリッ」としたもにに変わり、ゴミを掴む不快感も大幅に軽減されることもわかった。
こうした検証結果から、クリーンボックスは内部温度を-10℃に設定。冷やしすぎないことで、白熱電灯1個分程度の低消費電力による省エネ性能とゴミの捨てやすさを実現している。
クリーンボックスは、内部に内カゴ(画像内ブルーの部分)があり、本体の内壁に直接ゴミ袋や臭いゴミが触れることを防ぎ、本体内部が汚れることを防ぐ。また、ゴミ袋が破れる等で内カゴが汚れてしまった場合は、内カゴは取り出して丸洗いすることが可能だ。
詳細についてはこちら→ https://cleanbox.jp/
構成/ino