筋肉量が多い人ほどシミ、しわ、毛穴の目立ち、色ムラが少ない!?ポーラが筋肉に働きかけて美肌を目指す「BI-HA-DANCE」を開発

2020.02.10

「美肌だ、美肌だ、美肌だ、美肌だーーー！」ステージで絶叫しまくるのは、浜口京子（42）とアニマル浜口（72）親子。

この日、親子が挑んだのは、筋肉に働きかけることで美肌を目指す『BI-HA-DANCE（ビハダンス）』。化粧品メーカーのポーラは、オフィシャルパートナーを務める新体操日本代表フェアリージャパンの美しい体作りのメソッドを生かし、新たなエクササイズを開発した。そのお披露目となる発表会に、浜口京子とアニマル浜口が登場。親子でダンスを体験し、会場を沸かせた。

筋肉を鍛えると美肌のほかストレス軽減も

『BI-HA-DANCE』の発表会に登壇したポーラ執行役員・山口裕絵さんは、

「美肌と筋肉は、深くかかわっていることがわかりました。体の筋肉量が多い人ほど、シミやしわ、毛穴の目立ちや色むらが少ないということを発見いたしました」と語った。

ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業では、運動や筋肉が肌に与える影響について研究を重ね、美肌の秘密は筋肉が鍵を握っていることを発見。2018年の化粧品技術者学会で論文を発表している。研究では、筋肉から分泌されるホルモン様物質の一種「マイオネクチン」によって、シミのもとになるメラニンの生成を抑制することも示唆された。

図／ポーラオルビスグループ・ポーラ化成工業のニュースリリース（2018年9月25日発表）「筋肉がシミを抑制するしくみ」より

この一連の研究結果を元に、『BI-HA-DANCE』の開発が進められた。実際に、新体操のメソッドを取り入れたエクササイズを、運動習慣のない35～39歳の一般人11人に毎日実施してもらったところ、8週間後にシミは約7％減少、シワの本数は約35％も減少していた。

グラフ／シミシワ、ストレス軽減のほか、自己肯定感も向上。ポーラ『BI-HA-DANCE』資料より

さらに、ストレスの指標とされるアミラーゼ量を計測したところ、4週間後から減少し、8週目には約30％に減り、『BI-HA-DANCE』の継続によってストレスが低減することが判明した。また、「私は自分に満足している」のスコアも運動する前に比べて上昇し、自己肯定感が高まることもわかった。

新体操のメソッドでしなやかな筋肉を

筋肉を鍛えれば美肌物質が作られ、シミやシワが減るだけでなく、ストレスが減って気持ちも前向きになるなど、いいこと尽くし。そんな素敵なエクササイズ『BI-HA-DANCE』は、YouTubeで公開されている。

基本の立ち姿勢から、腹筋、背筋、ふくらはぎなど全身の筋肉に働きかけるエクササイズが収録された【解説篇】のほか、公園や畑など日常のシーンで撮影された【プロモーション動画】も同時に公開されている。

『BI-HA-DANCE』を開発し、動画の解説もする元フェアリージャパン主将の田中琴乃さん。

『BI-HA-DANCE』の開発を手がけた元フェアリージャパンのキャプテン田中琴乃さんによると、「新体操には、美しさを追求したしなやかでのびのある筋肉が必要。新体操の技のひとつ“パッシェ”のような動きは、お尻や背中など全身の筋肉や体幹が大事です。このダンスを毎日続けることでしなやかな体と、美しい肌を目指してほしい」と語った。