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世帯年収に対して住宅ローンが占める割合、約半数が「2割以下」

2020.02.08

いつかは手に入れたいマイホーム。その一方で、住宅ローンの返済が体感としてどれくらいの負担になるのか心配だという人も多いことだろう。

そこで今回、すでに住宅ローンを利用している437名を対象に、返済負担をどう感じているのか、また収入を増やすための副業と自己投資について調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。

返済比率2割以下の住宅ローンを利用している人は約50%

まず、『世帯年収に対して住宅ローンが占める割合を教えてください』と尋ねる調査が行われたところ、「1割以下」11.0%「1割超~2割以下」36.8%という結果になった。【Q1】

つまり、全体の約50%の人が返済比率「2割以下」という無理のない金額で住宅ローンを利用していることがわかった。

世帯年収600万円以上の世帯は50%以上が返済比率「2割以下」と回答!

次に、Q1を世帯年収別に見ていこう。すると、「2割以下」と回答した人は、「世帯年収400万円以下」34.3%、「400万円超~600万円以下」35.7%、「600万円超~1000万円以下」52.5%、「1000万円超~1500万円以下」55.0%、「1500万円超」60.0%という結果となった。【Q2】

世帯年収が600万円以上では、返済比率が「2割以下」と回答した人がそれぞれ50%以上となっており、収入が多いからといって極端に大きなローンを利用しているわけではないようだ。

3割以上が住宅ローンの返済負担が大きいと回答!返済負担の壁は世帯年収600万円

『毎月の住宅ローンの返済負担についてもっとも近いものをお選びください』と尋ねる調査が行われたところ、「負担が大きい」14.6%、「やや負担が大きい」19.7%となっており、合わせると3割以上の人が住宅ローン返済に対して負担を感じていることがわかった。【Q3】一方、「余裕がある」「やや余裕がある」と回答した人は26.3%となった。

世帯年収600万円を境に、返済負担が少なくなる?

次にQ3を年収別に見ていこう。「負担が大きい」「やや負担が大きい」と回答している人の割合は、「世帯年収400万円超~600万円以下」は50.0%だった。

一方、「世帯年収600万円超~1,000万円以下」では28.0%となっており、半数近くまで減少している。また、「世帯年収1,000万円超~1500万円」では22.5%、「世帯年収1,500万円超」では16.0%という結果になった。【Q4】

「世帯年収600万円」を境に、住宅ローンを負担に感じる人の割合が少なくなっているようだ。

住宅ローンの調査では、年収600万円を境に「負担」に感じる人が少なくなる傾向にあることが見えてきた。では次に、収入を増やすための副業・自己投資についての調査結果を見ていこう。

年収が高い人ほど、副業や自己投資で自由なお金を増やしている?

まず、世帯年収別に『自由に使えるお金を増やすために自身もしくは配偶者が意識・実践していることを教えて下さい』と尋ねる調査が行われた。

「副業・学習をしている人」の割合を見てみると、世帯年収「1000万円超」では「副業をしている」31.3%、「学習をしている」27.1%、世帯年収「400万円超~1000万円以下」では「副業をしている」22.4%、「学習をしている」14.8%という結果になった。

一方、世帯年収「400万円以下」の人を見てみると、「副業をしている」8.6%、「学習をしている」5.7%という結果に。【Q5】

「節約」や「見直し」といった使うお金を減らすための行動に関しては、どの年収の人も比較的回答が多い一方、「副業をしている」「副業や資格取得、節税など学習をしている」という増やすための行動に関する項目では、年収の高い人ほど回答数が多い傾向にあった。

副業の内容は、5割以上の人が「投資」を選択

次に、『実施している副業の内容にあてはまるものを教えてください』と尋ねる調査が行われた。すると、「株式やFX、不動産などの投資」が51.5%ともっとも多く、次いで「アルバイト」44.4%、「ブログやアフィリエイト」33.3%、「クラウドソーシング」26.3%、「YouTuber」23.2%という結果となった。【Q6】

ブログやアフィリエイト、クラウドソーシング、YouTuberなど、近年話題の職業を副業としている人もいることがわかった。

約4割が副業で5万円以上の収入を得ている!

『副業での毎月の収入を教えてください』と尋ねる調査が行われたところ、「1万円以下」「1万円超~3万円以下」と回答した人がもっとも多く、それぞれ20.2%という結果になった。

その一方、「5万円超~10万円以下」14.1%、「10万円超~30万円以下」16.2%、「30万円超」8.1%となっており、38.4%の人が毎月5万円以上の副業収入を得ていることが分かった。【Q7】

副業収入が多い人は自己投資金額も多い?

最後に、『ご自身もしくは配偶者が1ヶ月間に学習のために使っている自己投資金額を教えてください』という質問が投げかけられた。

すると、「副業収入5万円超」の人の中で最も多かった回答は、1ヵ月の自己投資額「5万円超」40.0%だった。一方、「副業収入5万円以下」の中で最も多かった回答は、自己投資額「5千円以下」46.2%だった。【Q8】

副業収入が多い人の方が、自己投資の金額が大きい傾向にあるようだ。

住宅ローンの返済については、世帯年収600万円を境に「負担」を感じる人が少なくなる傾向にあるようだった。

一方で、住宅ローンの負担を軽減させ、自由に使えるお金を増やすためには、節約だけではなく、お金を増やすための「副業」や「学習」をしている人がいることが分かった。また、そうした行動は世帯年収が高い人ほど積極的にしているようだ。

<調査概要>
■調査方法:インターネットによる調査
■調査対象:全国にお住まいの20歳以上で、
■15年以内に住宅ローンを利用してマイホームを購入した男女
■調査期間:2019年11月18日~2019年11月19日
■調査エリア:全国
■サンプル数:437名

出典元:株式会社エイチーム
https://www.a-tm.co.jp/

構成/こじへい

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