ホワイトデーのお返しとして定番のマシュマロには、嫌いという意味があるといわれていますが、本当なのでしょうか?ホワイトデーの始まりやマシュマロを贈るようになった理由、お返しにおすすめのアイテムを紹介します。
ホワイトデーにマシュマロのお返しはあり?
お返しとしてお菓子を贈ることが多いホワイトデーですが、定番ともいえるマシュマロはお返しに向いているのでしょうか?
お返しにマシュマロが誕生したきっかけ
バレンタインデーのお返しにマシュマロを贈るというのは、1977年に福岡のお菓子メーカー『石村萬盛堂』の発案で始まったとされています。
雑誌に掲載されていた「バレンタインデーのお返しが男性からないのは不公平だ」という話題から、チョコレートへのお返し用のお菓子を作ることを思いついたそうです。
元々マシュマロを使ったお菓子を作っていた石村萬盛堂では、チョコレートをマシュマロで包んだお菓子を考案し、3月14日を『マシュマロデー』として男性から女性にお返しをすることを提案しました。
マシュマロデーは、後にマシュマロが白いことからホワイトデーと改名されます。こうして、ホワイトデーの定番お返しとしてのマシュマロが誕生しました。
マシュマロを贈ると、嫌いという意味?
ホワイトデーにマシュマロを贈ることそのものには、嫌いという意味はありません。
嫌いという意味にとられるようになったのは、石村萬盛堂が考案した最初のキャッチコピーが、違った解釈をされてしまったからだと考えられています。
「バレンタインにもらったチョコレートを、僕のやさしさ(マシュマロ)で包んでお返しするよ」というのが、「あなたの気持ちに応えられないので、やさしさで包んでそのまま返す」というような意味にとられてしまったのです。
また、マシュマロそのものの、口に入れるとすぐに溶けてなくなってしまう食感から、「長続きしない」「すぐに興味が消える」といった、嫌いに通じるイメージが連想されたという説もあります。
石村萬盛堂のマシュマロを贈るなら
ホワイトデーの贈り物としてチョコ入りマシュマロを作った石村萬盛堂では、定番のチョコ入りだけでなく、ちょっと変わった味のマシュマロまで、さまざまな種類を取り扱っています。
贈り物にぴったりの、上等なマシュマロを選びたい人にぴったりです。
大定番ならチョコ入りマシュマロ
とろけるチョコクリームが入った『チョコマシュマロ』は、元祖ホワイトデーのお返しといっても過言ではないほど、定番中の定番です。
バレンタインに受け取った気持ちを表すチョコレートを、優しさを表すマシュマロで包み込む、という意味が込められています。愛しい人へのお返しにぴったりのお菓子です。
いちごや和風などバリエーション豊富
定番の真っ白なチョコマシュマロ以外にも、石村萬盛堂にはさまざまな種類の味わいがあります。
フリーズドライのいちご入りのマシュマロでチョコクリームを包んでいる『ストロベリーチョコマシュマロ』や、ほろ苦いコーヒークリームをコーヒー風味のマシュマロで包んだ『コーヒーマシュマロ』です。
他にも、抹茶・みたらし・さくらの3種類の詰め合わせ『和ましゅまろ』もあります。
福岡のお土産は和菓子の石村萬盛堂 | マシュマロ 洋菓子 鶴乃子
お返しにピッタリなマシュマロ菓子を紹介
ホワイトデーには、ちょっとおしゃれで上品なマシュマロ菓子がぴったりです。お返しに喜ばれるアイテムを紹介します。
チョコの定番 ロイズ マシュマロチョコレート
ロイズの『マシュマロチョコレート』はもちもち食感のマシュマロをチョコレートでコーティングしたお菓子です。『ホワイト』と『ミルク珈琲』の2種類があるため、好みに合わせて選べます。
すっきりした後味のホワイトチョコレートでコーティングして、仕上げにホワイトチョコレートパウダーをまぶしたホワイトは、淡雪をイメージした仕上がりです。
ミルク珈琲はコーヒー味のチョコレートでマシュマロをコーティングし、ほろ苦いココアパウダーをまぶしています。コーヒー風味が少し大人の印象です。
マシュマロチョコレート[ホワイト]|ロイズ(ROYCE’)公式 – チョコレート・お菓子のオンラインショップ
カラフルでかわいい ブールミッシュ ギモーヴ
白のイメージが強いマシュマロですが、ブールミッシュの『ギモーヴ』はピンク・黄色・青といったカラフルさが魅力です。キューブ状のころんとした形もおしゃれな雰囲気を演出します。
果物のおいしさが詰まったギモーヴは、パッションフルーツ・フランボワーズ・マンゴ・ライム・青りんご・ブルーベリー・苺・アプリコット・シークワーサー・白桃の全10種類です。
カラフルなマシュマロが並んでいるパッケージは、かわいさと同時に洗練された印象を与えます。
ギモーヴ10個入り(BGM-B) | マカロン、ギモーヴ | ブールミッシュ オンラインショップ
少し意外性を出して つるの玉子本舗 和マシュマロ
マシュマロに餡を包んだ和菓子『つるの玉子』を開発したつるの玉子本舗では、マシュマロと和菓子を融合させたお菓子を展開しています。
『和マシュマロ』は、マシュマロに餡を練り込んだお菓子です。マシュマロでありながらしっとりした質感のお菓子で、他にはない食感を味わえます。ほんのりピンク色で、かわいらしい印象です。
他にも『マシュマロ羊羹』や『マシュマロ餡ペースト』、オセロの駒のような一口サイズの『表裏マシュマロ』など、意外性のあるマシュマロが選べます。
構成/編集部