2020年1月10日にマイナーモデルチェンジを実施したホンダ「S660」。専用のカスタマイズパーツを装着し、人気の「S660 Modulo X(モデューロ X)」もマイナーモデルチェンジを実施。2020年1月31日より販売開始した。
通常の「S660」との違いを知り、新型ホンダ「S660 モデューロ X」の魅力に迫ってみたい。
専用フロントバンパーなど空力特性を追求した「S660 モデューロ X」
「S660 モデューロX」は専用フロントバンパーなどを装着することで、元々優れている「S660」のリフトバランスをさらにブラッシュアップ。走行時に出やすい車体が浮かび上がるような挙動の抑制に成功している。
おかげで低速域から高速域に至るまでしっかりと4輪で路面を捉え、高い接地性を確保する。
「グリル一体型専用フロントバンパー」
操縦安定性を高めるため、空力性能を徹底的に追求した「グリル一体型専用フロントバンパー」を採用。
「ガーニーフラップ付アクティブスポイラー」
フロントで増加したダウンフォースとバランスを取るため、ボディー上面の風をリヤスポイラーのガーニーフラップに当て、前後のリフト量を最適化する。
「リアロアバンパー」
フロントから入った空気をきれいに後方へと流し、旋回フィールを向上する。
「S660 モデューロ X」と「S660」の違いはここにも現れる
「S660」との違いを知るなら、こだわりのディテールにも注視したい。
専用LEDフォグライト
専用リヤエンブレム
専用カラードドアミラー
ボルドーレッドのロールトップ
走りの質を高める「S660 モデューロ X」の足周り
足回りで衝撃を吸収しつつ接地性も保つ……軽自動車のレベルを超越した上質な乗り心地を追求したのが、「S660 モデューロ X」だ。
限界領域でのコントロール性はもちろん、常用域ではしなやかで上質な乗り心地を実現し。快適性も併せ持つ。「S660 モデューロX」の足周りもチェックしたい。
専用サスペンション
5段階の減衰力調整機構が付いた専用サスペンションは、幅広い走行シーンで高い接地性を生む。
ディスクローター ドリルドタイプ&スポーツブレーキパッド
放熱性や摩擦粉の除去性能に優れたディスクローターを装着。また、コントロールしやすいブレーキフィールと、耐フェード性を実現するブレーキパッドも採用する。
15インチと16インチのアルミホイール
ブラックスパッタリング仕上げのアルミホイールは、フロントに15インチ、リヤに16インチを装着する。
ボルドーレッドとアルカンターラに包まれた上質なインテリア
華やぎを持ちながらも落ち着いたカラーリングと、アルカンターラを豊富に使った上質なインテリアも、「S660 モデューロ X」の自慢の1つだ。
専用アルカンターラ×本革巻ステアリングホイール
ボルドーレッドとブラックでコーディネートされた、「S660 モデューロ X」専用のステアリングホイールを装着する。
6MT:シフトノブ
シフトパターンが赤く刻まれたチタン合金製のシフトノブを採用。シフトブーツにはグレーステッチがアクセントとなるアルカンターラがおごられる。
専用メーター
Modulo Xのロゴが輝く、「S660 モデューロ X」専用のメーターを採用。
マイナーチェンジした「S660 モデューロ X」の主な変更点をチェック
オリジナルの「S660」がデザイン深化したことにともない、「S660 モデューロ X」も上質感とスポーティーさをさらに追求。アルカンターラの採用箇所を広げたインテリアと相まって、所有する喜びがさらにアップした。その注目の変更点を確認したい。
エクステリア
ドアミラーカバー色をナイトホークブラック・パールに変更。さらに、ブラックスパッタリング仕上げの新色アルミホイールを装着した。
インテリア
アルカンターラの採用部位を、サイドブレーキカバーやシフトブーツなどに拡充。ステアリングホイールにも専用アルカンターラと本革をおごる。さらに、専用スポーツレザーシートのデザインにも変更を加えている。
カラーリング
ボディカラーは、
「フレンチブルー・パール」
「アラバスターシルバー・メタリック」
「プレミアムスターホワイト・パール」
に加えて、新色の「カーニバルイエローII」がラインアップする。
6MTとCVTが選べる「S660 モデューロ X」の価格
「S660 モデューロ X」の価格は6MT、CVTともに304万2600円(税込)となる。
※データは2020年1月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/中馬幹弘