2013年9月6日、フルモデルチェンジにより3代目「フィット」「フィット ハイブリッド」が登場した。
「フィット ハイブリッド」が主力グレードへと成長していく中で、新開発の1.5L直噴DOHC i-VTECエンジンを搭載した「フィット RS」は、走りを重視したモデルとして注目された。
6速MT車もラインアップ! 「フィット RS Honda SENSING」とは?
3代目フィットは成熟の時を重ね、2017年6月30日にマイナーチェンジを実施、発売を開始した。
このマイナーチェンジでは、デザインの変更や燃費性能の向上などが行われた。装備の改良も進み、安全運転支援システム、「Honda SENSING」の全8機能が採用されている。
走りを重視したスペシャルなグレード、「フィット RS」もHonda SENSINGを搭載。「フィット RS Honda SENSING」として新たなスタートを切った。
6速MT車とCVT+パドルシフト車がそれぞれ用意され、価格はともに208万8900円(税込)だ。
インテリアにはアクセントカラーがあしらわれ、スポーティ度を高めている。
外装はフロント、リヤスポイラーにエアロパーツをおごり、鋭い走りへの期待感を高めてくれる。
「フィット RS Honda SENSING」のスペック
【サイズ】※[ ]内はCVT車
全長×全幅×全高:4045mm×1695mm×1525mm
ホ¬イールベース:2530mm
車両重量:1070[1090kg]
乗車定員:5名
【エンジン】
形式:L15B
種類:直列4気筒直噴DOHC i-VTEC
排気量:1496cc
最高出力:97kW(132PS)
最大トルク:155N・m(15.8kgf・m)
【トランスミッション】
駆動方式:6速マニュアル[CVT+パドルシフト]
駆動方式:FF
サスペンション(フロント/リヤ):マクファーソン式/車軸式
ブレーキ(フロント/リヤ):ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ:185/55R16
同じ1.5Lエンジンを搭載する「フィット 15XL Honda SENSING」との違いは?
「フィット 15XL SENSING」も、1.5L直噴DOHC i-VTECエンジンを搭載するが、主な違いは、
1.標準仕様の外装パーツ
2.CVT車のみ
3.内装がシンプル
3.4WDが用意される
4.タイヤが185/60R15
5.リヤブレーキがドラム式
となっている。
車両価格は、FFが188万7600円(税込)、4WDは205万2600円(同)となる。
「Honda SENSING」を装備しない仕様もあり、そちらはFFが181万6100円、4WDが198万1100円(ともに税込)だ。
【参考】ホンダ|フィット
ホンダ「フィット RS」の無限チューンも魅力
走りが魅力のホンダ「フィット RS」は、カスタムパーツも豊富だ。
例えば、SUPER FORMULAや
SUPER GTに参戦。
ホンダ系のスペシャルチューナーとして名をはせる「無限」からも、「フィット RS」用のパーツが多数販売されている。
【参考】無限|FIT
残念! ホンダ「フィット RS」は2020年2月14日発売の新型にはラインアップせず!
2020年2月14日、ホンダ「フィット」は4代目へとフルモデルチェンジする。
新型ホンダ「フィット」はキュートなイメージを取り入れ、走りよりも雰囲気、居心地の良さを重視するモデルへとシフトする。
残念ながら「RS」は発売時点でラインアップしない。