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結婚50年目に行なう「金婚式」のお祝いにおすすめの贈り物とメッセージ

2024.05.14

結婚して50年目のめでたい節目である金婚式をお祝いするにあたり、どういった祝い方があるのか、プレゼントは何がよいのか迷うところです。

金婚式で家族に喜んでもらうために、金婚式の祝い方やプレゼント、贈りたいメッセージの例文を紹介します。

金婚式のはじまりとは

金婚式をよりおめでたい気持ちを持って祝うために、結婚50年目を金婚式として祝うようになったのはいつからなのか、金婚式のはじまりを紹介します。

イギリスが発祥

そもそも金婚式は、結婚50年目の結婚記念日を指します。

金婚式の言葉の由来は、もともと金婚式の文化があったイギリスにあり、イギリスでは結婚25年目の節目以降、夫婦で宝石を贈りあう風習があります。

その後、1894年(明治27年)に明治天皇が「大婚二十五年祝典」、いわゆる銀婚式を祝ったのがきっかけとなって、日本でも明治時代から銀婚式や金婚式を祝うようになったとされています。

それまで日本では夫婦というより、家同士の繋がりを重んじる文化が根付いており、個人同士で結婚記念日を祝う文化はありませんでした。

当時は銀婚式を祝う夫婦の方が多かったのですが、現在では、金婚式を節目としてお祝いする人の方が多くなっています。

金婚式の意味

結婚式はその名のとおり、結婚を祝う式典を指す言葉ですが、50年目の節目を金婚式と呼ぶのにも意味があります。

結婚50年目という長年の夫婦の関係を金に例えており、まるで金色に輝くような豊かな関係という意味です。

金婚式というと夫婦の名前を刻んだ金杯を贈るのが一般的でした。最近では、イギリスにならって金のアクセサリーや金製品を贈る夫婦も多くなっています。

その他の結婚記念日

結婚式後の結婚記念日では、銀婚式・金婚式が日本では知られていますが、実はその他の結婚記念日にも名称があります。

  • 紙婚式(1周年)
  • 綿婚式(2周年)
  • 革婚式(3周年)
  • 花実婚式(4周年)
  • 木婚式(5周年)
  • 鉄婚式(6周年)
  • 銅婚式(7周年)
  • ゴム婚式(8周年)
  • 陶器婚式(9周年)
  • 錫・アルミ婚式(10周年)
  • 鋼鉄婚式(11周年)
  • 絹・麻婚式(12周年)
  • レース婚式(13周年)
  • 象牙婚式(14周年)
  • 水晶婚式(15周年)
  • 磁器婚式(20周年)
  • 銀婚式(25周年)
  • 真珠婚式(30周年)
  • 珊瑚婚式(35周年)
  • ルビー婚式(40周年)
  • サファイア婚式(45周年)
  • 金婚式(50周年)
  • エメラルド婚式(55周年)
  • ダイヤモンド婚式(60周年)

これらを見てわかるように、結婚記念日は物質で例えられており、紙婚式やゴム婚式など愉快なものもあります。

しかし銀婚式以降は、ルビー・サファイア・ダイヤモンドなど宝石で例えられているのです。これは、年を重ねるごとに夫婦の絆が固くなり、宝石のようになっていくことを表しています。

金婚式の過ごし方

金婚式はいったいどのように過ごすのがよいのでしょうか。人生100年時代を迎えつつある今、金婚式はそれほどめずらしいことではなくなってきました。とはいえ、せっかくのおめでたいお祝いは盛大にお祝いしたいですよね。

金婚式の過ごし方や、祝い方をご紹介します。

家族で食事会を

家族で金婚式を祝うなら、家族だけでなく親戚や親しい人を招待した食事会を行うと、よりお祝いを盛り上げることができるでしょう。

せっかくの金婚式ですから、祝う対象である夫婦が好きなものを選ぶと喜んでもらえます。その際は、豪華なコースよりも、好みや健康状態に合わせたメニューをオーダーするのがおすすめです。

子どもや孫が主催となって、レストランや宴会場を借りて金婚式を開くのもよいですし、家族で手作りの料理を用意して自宅で食事会を開くのも心温まります。

式と名のつくものなので、家族写真を残したいと思う家族も多いはず。そういった場合は、プロのカメラマンを手配して思い出の写真を撮影するのも人気を集めています。

お祝いは当日?

金婚式は結婚記念日を祝う式なので、当日に祝うのがベストです。ただし、結婚記念日が平日だったり、親戚が集まるのが難しかったりする場合は、金婚式前後の週末や、親戚が集まれる長期連休を利用して開催しても問題ありません。

金婚式近くで開催されない場合は、当日に電報やお花などを贈るのもすてきですね。

金婚式のお祝いにぴったりなおすすめプレゼント

金婚式のお祝いにぴったりのプレゼントをご紹介します。金婚式には家族から夫婦へプレゼントを贈ってお祝いしましょう。

定番のゴールドのアクセサリーや花束、夫婦で楽しめる旅行券など、アイデアはたくさんあります。

ゴールドがあしらわれた小物類

金婚式という名だけあり、プレゼントにふさわしいのは金製品でしょう。ただし、純金となると値が張りますし、簡単に手元に用意できない人も多いかもしれません。

比較的手ごろな価格で手に入る金製品なら、金があしらわれている食器や、金を使ったアクセサリーがおすすめです。最近では、金を使って名前を刻んでくれるサービスのあるグッズなども人気を集めています。

定番の花束

金以外なら定番の花束もおすすめです。色鮮やかな花束を贈れば、金婚式のお祝いの場が華やかな雰囲気になります。

夫婦が好きな花はもちろん、「感謝」や「愛情」などの花言葉がある花を選んでプレゼントするのもよいでしょう。『金』にちなんで黄色の花をプレゼントする人もいます。

花がすぐ枯れてしまうのがネックということであれば、生花でなくプリザーブドフラワーを贈りましょう。特殊加工されたプリザーブドフラワーなら、長期間花の美しさを鑑賞できます。

夫婦で行ける旅行券

結婚50年目というと、なかなか旅行に行けない夫婦も増えてきます。大切な家族に贈るなら、夫婦水入らずの旅行券がぴったりです。

金婚式の旅行では、ゆっくり過ごせる温泉や観光地が人気を集めています。夫婦の思い出の地をリサーチして、金婚式の旅行先として旅行券をプレゼントするサプライズもおすすめです。

家族や親戚一同からのプレゼントとして旅行券を贈れば予算も多く取れるため、豪華な旅行をプレゼントできます。

遠出ができない場合は、近場で日帰り旅行を兼ねたコンサートやディナーのチケットなどを贈るのもよいでしょう。夫婦だけで旅行に行ってもらうのが不安な場合は、家族みんなで旅行に行くのもすてきな思い出になります。

お揃いのグッズ

結婚記念日ということで、夫婦でお揃いのグッズをプレゼントしてはいかがでしょうか。

ペアグラスや箸、お皿など普段使用してもらえるものが人気です。お酒が好きな夫婦なら、ワインやビールのグラス、お猪口などもぴったりですね。

金婚式を迎える年齢ともなると、体調が万全でないことも多いため、シューズや健康器具、椅子などの健康グッズもプレゼントに適しています。

家族や親戚で予算を集められる場合は、マッサージチェアを購入するのも喜ばれるでしょう。

ショップによっては夫婦の名前やメッセージを入れてくれるところもあるので、記念に入れてもらうと世界で一つのプレゼントとなります。

夫婦茶碗

ずっと寄り添ってきた2人を表現するような夫婦茶碗もおすすめです。金の文字で名前を彫るなどの工夫もいいでしょう。

デザインの凝った有田焼も人気です。長寿を願ったり、2人の絆を称えたりするような、縁起の良い柄を選んでみてください。

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