今や世界中で話題の「カプセルホテル」、実はもともと日本発祥の文化でした。
最近ではビジネスホテルよりもリーズナブルで、必要最低限の就寝スペースや便利なアメニティが揃っていることから、自ら好んでカプセルホテルに宿泊する人もいるほどです。
さらに近年のカプセルホテルを調べていくと、そのユニークなスタイルと今までにないコンセプトが人気の理由であると感じました。
中でも特に気になるのが、、SFチックなデザインのカプセルホテルたち。
充実の設備にリーズナブルな価格だけでなく、宿泊者を非日常に連れて行く抜群の雰囲気は誰しも一度は泊まってみたいと思うような魅力があります。
1部屋1部屋にシャワールーム付き!
Yotel(イギリス)
イギリスはロンドンのヒースロー空港4階にある「Yotel」。
手がけたのは、日本文化にビジネスチャンスを見出した「Yo!社」で、日本のカプセルホテルをモデルにして作られました。
「Yo!社」はほかにも、回転寿司チェーン「ヨー!スーシ」を展開し、世界中で成功を収めています。
カプセルホテル「Yotel」には超高速の無料Wi-Fi、無料の紅茶とコーヒー、注文制の食事などに加え、スマートテレビやスキンケア用品など、必要なものが全て揃っています。
宿泊スペースは、豪華なファーストクラスの航空機のデザインに触発された「キャビン」と呼ばれる個室で、スマートかつ美しい設計がなされています。折りたたみ式のデスクもあるため、飲み物を置いたりちょっとしたパソコンの操作に便利です。
各キャビンはスタンダード、プレミアムクイーン、プレミアムトリプルの3種類からなり、なんとその全てに、ベッドだけでなくシャワーとトイレがついています。周囲を気にせずビジネスホテルに近い感覚で、のびのびと過ごすことができますね。
空港内にあるため短い乗継時でも気軽に小休憩を取れることから、短時間での利用者も多いようです。
料金体系(£1=140円で計算)
4時間:5600円〜
6時間:7000円〜
8時間:8400円〜
※スタンダードキャビン用の価格
通常のカプセルホテルより割高ですが、空港から移動する運賃や手間を考えると利用する価値は十分にありそうです。
現在はニューヨーク、シンガポール、イスタンブールなど約10都市で展開中です。
キャビンのデザインは各都市ごとに若干異なっているため、宿泊前に一度ご確認ください。
【参考】Yotel公式サイト
【参考】Booking.com
場所、デザイン、雰囲気、カスタマーサービス全ての点で不足なし
CityHub(オランダ・アムステルダム)
多くの美術館や博物館が集まるミュージアム広場や、アンネ・フランクの家にほど近い、アムステルダム市内に位置する「City Hub」。
チェックイン時にはリストバンドを渡され、部屋の出入りの際のカギになるほか、施設内のバーでアルコールを購入する時にはお財布代わりとして機能してくれます。
無料でモバイルWi-Fiルーターの貸し出しも行っており、出先でWi-Fiを使いたい旅人にとって大変ありがたいサービスです。
また、「City Hub 」専用アプリを使うことでお部屋(ハブ)の照明を好きな色にカラーチェンジすることも。
ほかにもアプリを使って外出時でもスタッフとチャットができ、オススメの観光場所を聞くこともできたりと、心強い旅のお供として一役買ってくれること間違いなしです。
【参考】City Hub公式サイト
【参考】booking.com