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「Peace」愛を語り合う!最新テクノロジーが注入されたたばこの生産現場に潜入

2020.01.23

広大な工場内で〝巻上〟〝貯蔵〟〝包装〟までピース誕生の瞬間に立ち会う

 いよいよ、本日のメインイベントである工場内部のツアーがスタート。全員が専用のユニフォームに着替えて工場内へと入った。

「JT北関東工場」には原料を加工する棟と、製品を製造する棟をともに保有している。原料加工棟では、原料ラックといわれる保存庫に届けられたたばこ葉を刻み、香りを加える。出来上がった〝刻み〟をもとにたばこの製造と包装を行い、出荷できる状態まで仕上げていくのが製品棟である。

 今回見学したのは製品棟で、製品の製造工程のすべてを実際に見ることができた。

 工場内は広い空間に整然と機械が並んでいる。機械は巻上機、貯蔵機、包装機の大きく3つに分類され、それぞれが広くとられた通路で仕切られ効率よく配置されていた。

 たばこ1本1本を巻き上げる巻き上げ機の中には、巻き紙が流れ、この上に刻みを包んで糊付けし、長い棒巻きにしていく。これを2つに切って“短巻き”にし、その間にフィルタープラグをはさみこみ、フィルターをチップペーパーで巻いていく。この状態ではたばこ2本分の長さであり、これを中央からカットすることで2本分が出来上がる。

 完成したたばこの巻きをリザーバーと呼ばれる貯蔵機へと送り、包装機で巻きを20本にそろえ、巻きを包むアルミのインナーフレームを取り付け。続いて小箱を糊付けして組み上げ一つずつフィルムで包装すると、さらにフィルムで10個層にまとめ、50個ずつ段ボールに詰められ、製品倉庫へと運ばれていく。もちろんすべての工程がフルオートで展開されていった。ただし、品質管理を徹底するため、機械に取り付けたJTオリジナル高性能センサーによる自動検査だけではなく、各機械の横にはオペレーターが立ち合い、定期的に製品の品質検査を実行。また、ランダムに抽出した製品の精密測定装置による詳細検査、人の五感による喫味検査も行われている。

工場棟に向かう前に専用の帽子とジャケットを着用。工場内部に入る入口で手洗い消毒やコロコロを使った衣服の汚れ除去を行った。

機械での作業は高速化され肉眼では追えないため、ここでは巻上機による工程を担当者が説明。2つにカットされる前の長い棒状のたばこなど、普段は見ることのできないものに、全員が興味を示していた。長い棒を2つに切っているため、半数の確率で右巻きのたばこと左巻きのたばこができるという。

1分間に1万6000本を生産できる巻上機。目に止まらぬ速さで〝刻み〟が巻き紙に包まれ、2つにカットされていった。

最新のテクノロジーによって驚くほど高速に生産される巻上機に目を見張る参加者。大人の工場見学の醍醐味といえるだろう。

巻き上げたたばこを貯蔵するリザーバー。数えきれないほどのたばこが並ぶ様は壮観の一語。この後に包装機へと送られる。

参加者の多くが興味を示した廃棄処分となったたばこ。機械に取り付けられたセンサーとカメラにより穴が開いていたり、刻みの重さが足りないものを自動検査したりして選り分けるという。

包装機の仕組みの説明を受ける参加者たち。その横では段ボール詰機によって50個ずつ箱詰めされた後にガムテープで箱が閉じられ製品倉庫へと運ばれ、詳細検査と五感による喫味検査を経て、出荷されていく。

工場見学を終えた後に一服する参加者たち。1本1本こだわりによって作られる工程を間近に見たこともあり、味わいも一層深まった様子。

極上のフレンチを楽しみながら〝ピース愛〟を語り合う

 工場見学のあとは、宇都宮にある人気のフレンチレストラン「森のフレンチAOYAGI」でディナー。目も舌も満足させてくれる料理を味わいながら、「Peaceが誕生する瞬間を見に行こう!」ツアーを振り返りながら、それぞれの感想を語り合った。始めて目にした製造工程に驚愕しながらも、最後はピースの味わいと香りのよさに行き着くのが〝ピース党〟。ピースへの愛着をより深めた1日となった。

1日をともに過ごし打ち解けた参加者のみなさん。歓談しながら食事も進んだ。

当日はバイオリンとピアノによる素晴らしい生演奏もその場の雰囲気を盛り上げた。

料理の味のみならず、そのロケーションも人気の「森のフレンチAOYAGI」。ライトアップされた木立の景観を楽しみながらのディナーとなった。

問い合わせ先/JT
https://www.jti.co.jp/tobacco/products/peace/index.html

取材・文/安藤政弘

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