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「Peace」愛を語り合う!最新テクノロジーが注入されたたばこの生産現場に潜入

2020.01.23

1分間に1万6000本が生産される最新鋭の高速技術に興奮!

愛煙家であれば誰しも、日々、慣れ親しんでいる銘柄が〝どのように作られ、どのように誕生しているのか?〟気になるものだ。JTでは、主にピースファンを対象に、普段目にすることのできない製造機械を始め、ベールに包まれたJTの工場内部を、特別にレポートする特派員を募集した「史上初の体験。Peaceが誕生する瞬間を見に行こう!」という、大人の工場ツアーを実施。抽選で選ばれた7組12名が、ピースが作られているJTの北関東工場に招待された。『@DIME』の愛煙家代表として、この魅力的なツアーへ同行した。

 今回のツアーが行われたのは、JTの国内製造拠点4工場(北関東、東海、関西、九州工場)の中でも最大規模を誇る「JT北関東工場」だ。JR宇都宮駅から東へ約10km、内陸型工業団地では国内最大級となる清原工業団地に進出第1号として、1977年3月から操業している。敷地面積は東京ドーム約3個分にあたる388haで、 紙巻きたばこの製造数量でも4工場中でトップに立つ。1分間に1万6000本を生産できる巻上機や、約27万本の貯蔵能力をもつリザーバー、1分間に800個の包装機など最先端テクノロジーを導入。紙巻きたばこの複数銘柄を製造し、ピースブランドでは『ピース・ライト』『ピース・スーパーライト』『ピース・リトルシガー』などを製造している。

「Peaceが誕生する瞬間を見に行こう!」ツアーの特派員に選ばれた12名のみなさん。ピース談議に花を咲かせつつ、JR宇都宮駅から専用バスで「JT北関東工場」へ向かった。

「JT北関東工場」へ到着。本工場は、原料加工工程と製品工程の両工程を保有。従業員素は約700名。週5日、24時間体制でJTの複数の紙巻きたばこ銘柄を製造している。

エントランスには「Peace愛煙家 ご一同様」のパネルが。特派員として招待された“ピース党”の方々を喜ばせた。

喫煙スペースに用意されたピースブランドの銘柄を試喫。初対面同士ながら、味や香りなど、それぞれのピースに対する熱い想いを語りながら、親交を深めた。

豊かな味わいと華やかな香り立ち!〝ピース党〟と歩んだ74年

 今回、ツアーに招待されたのはいずれも、ピースを愛する〝ピース党〟の方々だ。ピースの味と香りを愛する〝ピース党〟が、ピースをロングセラーブランドに押し上げたともいえる。ここでピースの歴史を足早に振り返ってみよう。

 現在のピースの販売がスタートしたのは、太平洋戦争の終結から約5か月後となる、1946年(昭和21年)1月13日で、誕生から数えて今年で74年目を迎える。戦時中のたばこの割当配給制度が廃止された、戦後初の自由販売銘柄であり、平和を願い「ピース」と命名。発売日には販売店前に長蛇の列ができるほどの人気を博したという。開発にあたっては「外国産たばこを超える味の国産たばこ」を目指し、当初より甘味があり香り立ちよいバージニア葉を使用。歴代ブレンダーが豊かな味わいと華やかな香りを守り続けている。象徴的な「鳩がオリーブの葉をくわえている」デザインは、近代産業デザインの父といわれるデザイナー、レイモンド・ローウィによるもので、昭和27年(1952)の4月から使用された。ローウィに支払われたデザイン料は150万円。当時、内閣総理大臣の月給が11万円だったことから、かなりの高額といえるだろう。このデザインの評価は高く、ピースの売り上げは、前年同月に比べ3倍にもなり、この濃紺地は印刷業界で「ピース紺」という新しい色調を生むなど、社会的にも大きな影響をもたらせるに至った。

 ツアーではこうしたピースの歴史やピースにまつわるさまざまなエピソードの紹介、さらに「JT北関東工場」で製造されたすべての銘柄の喫味を管理する工場ブレンダーも登壇し、ピースに用いられるバージニア葉の解説やピースができるまでの工程なども披露された。

JTの担当者が登壇し、「第一次世界大戦後の1920年(大正9年)にも平和の願いを込めた『ピース』という銘柄のたばこが販売されていた」ことや、「戦後の一時期、一般企業の広告入りたばこが販売されていた」ことなど、ピースの歴史や逸話が紹介された。

「JT北関東工場」で喫味管理を担当する橋本さんが登壇。原料に使われるバージニア葉の特徴や処理法などが語られた。

スライドやムービーなどを使ってピースのブレンドのこだわりや工場の工程を解説。参加者は真剣に見入っていた。

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