みなさん、魚を食べていますか?
「国勢調査」(総務省統計局:平成27年)をチラっと見たところ、総世帯数5344万8685世帯のうち単独世帯が1841万7922世帯とのこと。つまり、1/3の世帯がひとり住まいなんだそうです。そして、40代以上の単独世帯数が増えています。
単独世帯では自炊の機会が少なくなりがち。中でも、魚介類の調理は、手間を考えて疎遠になることが多いはずです。
そんな、増え続けている単独世帯の生活に合わせた、“新調理家電”ともいえる製品が発売され、どうやら魚の調理を楽においしくしてくれそうです。
魚の調理は後片付けが面倒・時間がない! けど食べたいのが本音?
魚の調理や後片付けって面倒ではありませんか?
多くの人が市販の弁当や惣菜などの家庭外で調理・加工された食品を食べる理由は「時間がないから」といわれています(農林水産省:平成27年度食料消費の動向)。
また、単身世帯は「調理・片づけが面倒」とする割合が多く、手間のかからない食事が好まれることがわかります。
にもかかわらず、68.1%の人が魚介類の摂取量を「増やしたい」と答えています(農林水産省:平成28年調査)。
これって大いなる矛盾……。
しかし、そんな矛盾を解消する可能性のある調理器具が誕生しましたというウワサをキャッチしました。
……それは、生魚の調理の手間を減らして片づけも簡単にする、「ヘルシオ ホットクック」なのです。
シャープ
「ヘルシオ ホットクック」KN-HW10E
外形寸法/高さ240×幅220×奥行き305mm
質量/約3.7kg
定格容量/1.0L
定格消費電力/350W
カラー/ブラック系・ホワイト系
メニュー集掲載数/自動メニュー63・手動メニュー17
【参考】シャープ:ヘルシオ ホットクック『KN-HW10E』詳細ページ
「ヘルシオ ホットクック」で作ると生魚の調理が簡単になるの?
どうやって生魚の調理の手間を減らすのか……そんな疑問を持った筆者は、「ヘルシオ ホットクック」のなぞに迫るべく、シャープの発表会に参加しました。
そこで、調理された魚料理を試食してビックリ!
何と、魚の骨まで軟らかく、味も染みていておいしいじゃないですか……。
感動したので「骨まで軟らかくておいしい魚料理って何時間で作れるのですか」とシャープの商品企画部、吉田麻里さんに聞いてみたところ、
「実は、サバ缶を使っております」
そんな回答をされて、ガッカリ……。
と思いきや、「生魚から骨まで軟らかく料理することも可能なんですよ」と教えてもらいました。
試食ではサバ缶でしたが、生魚を骨まで軟らかくする料理をご紹介しちゃいます
「ヘルシオ ホットクック」で作るレシピ:さんまの骨までやわらか煮
さんまの頭と尾を落として4cmぐらいの筒切りにします。内蔵を抜いて内鍋に重ならないようにセットし、調味料を加え、あとは、「ヘルシオ ホットクック」のメニューを選んで調理するだけ! まさに簡単時短メニューです。
また、生魚が腐らないように予約時間に合わせての再加熱も可能。夕飯に間に合うよう、出勤前に魚と調味料をセットして、帰宅時間ピッタリに仕上げる……そんな便利な使い方もできちゃいます。
スマホアプリと連動して外出先から予約時間を変更することも可能!
「『ヘルシオ ホットクック』で調理の予約をしたけれど、今日は残業かも」……こんな具合に帰宅時間が突然変わってしまうのは、ビジネスパーソンの日常生活でしょう。そんな場合でも慌てず騒がず、スマホアプリ「COCORO KITICHEN」を連動させれば、外出先から予約調理の時間を変更できます。コレは便利!
骨までやわらか煮調理をすれば生ゴミやニオイとおさらばできる?
魚介類をもっと食べたいと思えない……その理由に「骨があるなど、食べづらいから」や「生ゴミが出るなど、後処理が面倒だから」という人が多いようです。
そんなあなたに朗報です! 「ヘルシオ ホットクック」の骨まで軟らか煮調理を使えば、捨てたあとに雑菌が繁殖してニオイが強くなってしまう生ゴミを減らしてくれます。また、食べづらい「骨」という問題も解消できます。