2020年4月15日(水)に東京ディズニーランド史上最大規模の開発エリアに“ニューファンタジーランド”が誕生する。ファンタジーランドを拡張して誕生するニューファンタジーランド”には、新しいアトラクションやフード施設などが登場する。“ニューファンタジーランド”に加え、トゥーンタウンやトゥモローランドにも新しくオープンする各施設の内容や公演されるショー、メニューなどの詳細をご紹介したい。
新登場するアトラクション&エンターテイメント施設とは?
ニューファンタジーランドにはディズニー映画『美女と野獣』をテーマにしたエリアが登場する。そこには「美女と野獣の城」がそびえ立ち、城の中にはアトラクションができる。他のエリアにもエンターテイメント施設やキャラクターグリーティング施設などが登場する予定である。
「美女と野獣“魔法のものがたり”」
ニューファンタジーランドに登場する高さ約30mの「美女と野獣の城」の中にアトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」が登場する。ゲストは魔法のカップに乗り込み、映画に登場する名曲やシーンを体験できる。
森の奥にある城で野獣とベルが出会ったシーンから始まり、ルミエールが登場する晩餐会のシーンや野獣とベルが心を通わせていくシーンなどを体験することができるのだ。城の中には様々な仕掛けがあり、ゲストは訪れる度に新たな発見ができることだろう。野獣とベルは真実の愛によって、バラの花が散る前に魔女にかけられた魔法を解くことはできるのか、アトラクションを通じて体験することができる。
「ファンタジーランド・フォレストシアター」
ファンタジーランドの奥の森の中には東京ディズニーランド初となる屋内シアター「ファンタジーランド・フォレストシアター」ができる。外装や内装などは全て森をイメージして作られており、ろうそく風のシャンデリアや大木で作られたような柱が特徴的である。
タペストリーや壁画にはディズニー映画に登場する森の動物たちが描かれており、まるで森の中にいるような感覚を味わうことができるだろう。定員は約1500名でエンターテイメントプログラム「ミッキーのマジカルミュージックワールド」が公演される予定である。
「ミッキーのマジカルミュージックワールド」 では、ミッキーマウスをはじめとするディズニーの仲間たちが登場し、音楽やダンスなどのパフォーマンスを披露する。森の奥でミッキーマウスとミニーマウス、ドナルドダック、グーフィーが魔法のオルゴールを見つけるところからショーがスタートする。
大きなオルゴールについている金色の鍵を回すと映画の音楽とともに白雪姫やピノキオ、ウッディたちがそれぞれ現れる。ミッキーマウスたちは心を踊らせ、次の音楽を楽しみにしていたが、次の音楽が聴こえてこなくなってしまう。ミッキーマウスたちは聴こえてくるはずの音楽を探す旅に出ることにする。
旅の中では『美女と野獣』のルミエールが開催する晩餐会や星空と鏡に彩られた美しい世界で踊るプリンセスたちのワルツ、『ジャングル・ブック』のキング・ルイと『ライオン・キング』のティモンたちがジャングルの中で繰り広げるパフォーマンス、『リトル・マーメイド』のアースラや『ピーター・パン』のフック船長が登場するシーンなどが展開され、それぞれの映画の名曲に出会うことになる。
映像やライブパフォーマンス、舞台装置などによってダイナミックに展開されるショーに釘付けとなることだろう。
「ベイマックスのハッピーライド」
トゥモローランドにはディズニー映画『ベイマックス』をテーマにした回転型のアトラクションが登場する。ヒロ・ハマダはベイマックスから「心の幸せこそ健康の秘訣」だと学び、ハッピーなライドを開発する。
アップテンポな音楽とともにベイマックスの仲間のケア・ロボットたちがゲストが乗るライドを引っ張るアトラクションだ。ケア・ロボットたちの予測不能な動きに盛り上がることだろう。
「ミニーのスタイルスタジオ」
東京ディズニーランドで初となるミニーマウスと会えるグリーティング施設「ミニーのスタイルスタジオ」がトゥーンタウンにオープンする。ファッションデザイナーであるミニーマウスが衣装のデザインや制作、撮影などを行うフォトスタジオでゲストを待っているのだ。
水玉模様の大きなリボンが印象的な施設の中に入るとミニーマウスが表紙を飾った雑誌のポスターなどが飾られているロビーが広がる。その他にも衣装の縫製をするためのワークルームやデザイン画を制作するオフィスなどを見学したり、実際にミニーマウスが使用する道具に触れたりすることもできる。
その先にあるフォトスタジオでは、四季に合わせたコスチュームを着ているミニーマウスと写真を撮ることができる。コスチュームは全部で4種類の予定だ。