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6割が発見までに4日以上かかっているという「孤独死」の現実とそうならないためのセーフティネット作り

2020.01.15

今や、一人で最期を終えるのは、決してめずらしくない時代。以前は「孤独死」とネガティブな意味でとらえられていたが、今では「ひとり死」というポジティブな言葉も登場し、前向きにひとり死対策を実施する流れも起きてきている。

一般社団法人の日本少額短期保険協会「第4回 孤独死現状レポート」をもとに孤独死の実態を探る。また死生学・生活設計・余暇論の権威であり、ひとり死について詳しい、小谷みどり氏に孤独死の後の状況と対策を教えてもらった。

孤独死の実情~6割が4日以上経過後の発見

一般社団法人の日本少額短期保険協会の「第4回 孤独死現状レポート」では、2015年4月から2019年3月までの「孤独死」(ここでは「自宅内で死亡した事実が死後判明に至った1人暮らしの人」の意味)のデータ3,392件をもとにした調査結果から、孤独死の実情を知ることができる。

まず、孤独死の男女比率については、男性が82.7%で、女性は17.3%。男性のほうが多い。

孤独死の原因で最も多かったのが「病死」で62.3%、次いで「不明」24.6%、「自殺」11.3%、「事故死」1.8%と続いた。

発見までの経過日数の平均は「3日以内」が最多で40.2%となったが、4日以上経過してしまうケースが6割を占めた。おおむね3日以内が「早期発見」といえるのであれば、6割が発見が遅れているということになる。

孤独死が見つかる原因で一番多いのは「訪問/音信不通」で54.6%。「連絡がつかないことで知り合いが訪ねて来たり、管理会社に訪問を依頼する」ことで発見されることが多いという。次いで多いのが「異臭/居室の異常」で23.5%。居室の異常とは水漏れや照明の点きっぱなしなどを指す。

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