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1.0ℓターボで1.5ℓクラスの鋭い走りを実現したスズキ「スイフト RSt」の完成度

2020.01.25

シンプルながら美しいエアロフォルムに、1.5Lクラスの自然吸気エンジンに匹敵する出力を得られる1.0L直噴ターボエンジンを搭載。シャープなハンドリングとしなやかな乗り心地を実現する、スポーティなモデルがスズキ『スイフト RSt』だ。その実力を探ってみよう。

スズキ『スイフト RSt』の外観

『スイフト RS』シリーズのために専用開発された、精悍なフロントグリル、フロント&リヤバンパー、サイドアンダースポイラー、ルーフエンドスポイラーを『スイフト RSt』は身にまとう。

LEDポジションランプとLEDヘッドランプを採用。フロントフェイスを引き締める。

さらに、切削加工とブラック塗装が美しい、『スイフト RS』シリーズ専用の16インチアルミホイールも装備する。

スズキ『スイフト RSt』の内装/室内・荷室空間

メーターやホーンパッドエアコンルーバー、などの機能部品は円筒型にデザインを統一する。

ステアリングホイール、センターコンソール、シフトブーツ、ファブリックシート表皮にシルバー加飾やシルバーステッチを施し、スポーティな印象を強調する。

また、シートの座面形状とバネ配置を最適化。フロントシートに高性能な低反発ウレタンを用い、サイドボルスターを高くして着座時のフィット性や振動吸収性、旋回時のホールド性を強化している。

※写真は『スイフト HYBRID RS』

荷室は先代スイフトに対して80mm低く開口する地上高を設計。荷物の出し入れがしやすくなった。

スズキ『スイフト RSt』のエンジン・駆動形式・燃費

『スイフト RSt』は、K10C型ブースタージェット エンジンを搭載する。

燃費とパワーが両立する1.0L直噴ターボエンジンで、直噴化とターボチャージャにより、996ccの小排気量から、1.5L自然吸気エンジンに相当する高出力、高トルクを実現。

形式:K10C型
種類:水冷4サイクル直列3気筒直噴ターボDOHC12バルブVVT
総排気量:996cc
圧縮比:10.0
燃料供給装置:EPI(電子制御燃料噴射装置)
最高出力:75kW(102PS)/5500rpm(ネット)
最大トルク:150N・m(15.3kg・m)/1700〜4500rpm(ネット)
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量:37L

スズキ『スイフト RSt』の駆動方式・ミッション形式は?

『スイフト RSt』2WD(FF)のみの設定。ミッションは6速ATを採用する。

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