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ハンドリングと乗り心地を追求した1.2ℓエンジンの韋駄天、スズキ「スイフトRS」と「スイフトHYBRID RS」を徹底比較

2020.02.05

スズキ『スイフト RS』と『スイフト HYBRID RS』の燃費は?

両車の燃費消費率をJC08モードで確認してみよう。

『スイフト RS』

2WD・5MT:22.6km/L
2WD・CVT:24.0km/L
4WD・CVT:22.8km/L

『スイフト HYBRID RS』

2WD・CVT:27.4km/L
4WD・CVT:25.4km/L

スズキ『スイフト RS』と『スイフト HYBRID RS』の評価・走り

軽量化と高剛性を両立する新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用する『スイフト RS』と『スイフト HYBRID RS』。これにより走行性能と燃費性能の向上を実現した。

加えて、従来モデル比で約120kgのシェイプアップを実現。

また、優れたハンドリング性能としなやかな乗り心地を両立させるため、サスペンションは新設計され、レイアウトも刷新した。

さらに、『スイフト RS』と『スイフト HYBRID RS』は、速度域の高い欧州の道路環境を踏まえ、フラットでしっかりとした乗り味と、高い直進安定性を発揮するようチューニングしている。

その特別なチューニングを確認したい。

欧州チューニング ショックアブソーバー

硬めに減衰力を設定して上下動を抑え、ボディーコントロール性を向上させている。

欧州チューニング タイヤ

剛性を高めて、操舵時の応答性とリニアなグリップ感を向上させている。

欧州チューニング 電動パワーステアリングコントローラー

直進安定性や操舵感を重視して、ハンドル操作をより手応えのあるチューニングに設定。

スズキ『スイフト RS』と『スイフト HYBRID RS』のサイズ・重量・タイヤサイズ

『スイフト RS』

全長:3840mm
全幅:1695mm
全高:2WD車1500mm/4WD車1525mm ※ルーフアンテナを除く
室内寸法:長さ1910mm×幅1425mm×1225mm
ホイールベース:2450mm
車両重量:2WD・5MT車870kg/2WD・CVT車900kg/4WD・CVT車960kg
乗車定員:5名
タイヤサイズ:185/55R16

『スイフト HYBRID RS』

全長:3840mm
全幅:1695mm
全高:2WD車1500mm/4WD車1525mm※ルーフアンテナを除く
室内寸法:長さ1910mm×幅1425mm×1225mm
ホイールベース:2450mm
車両重量:2WD・CVT車910kg/4WD・CVT車970kg
乗車定員:5名
タイヤサイズ:185/55R16

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スズキ『スイフト RS』と『スイフト HYBRID RS』の安全装備

※写真は『スイフト HYBRID RS』『スイフト HYBRID SL』

『スイフト』のスポーティグレードの『スイフト RS』と『スイフト HYBRID RS』の安全装備は充実している。

「デュアルセンサーブレーキサポート」

フロントガラスに設置した単眼カメラと、レーザーレーダーの2種類のセンサーで前方を検知するシステム。

このシステムにより、自動(衝突被害軽減)ブレーキ機能、前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能や車線逸脱警報機能、ハイビームアシスト機能などの安全技術を可能にした。

ふらつき警報機能

約60km/h~約100km/hで走行中に、車線の左右区画線を検知して、自車の走行パターンを計測する。車両が運転の疲れなどで蛇行し、システムが「ふらつき」と判断したら、ブザー音とメーター内の表示・表示灯により警報を発し、ドライバーに注意を促す。

車線逸脱警報機能

約60km/h~100km/hで走っている際に、車線の左右区画線を検知し進路を予測。

もし、前方不注意などにより、車線をはみ出す危険性が高いとクルマが判断した場合に、ブザー音とメーター内の表示・表示灯が警報を発して、ドライバーに注意を促す。

誤発進抑制機能(5MT車を除く)

シフトを「D、M」の位置に入れ停車、もしくは約10km/h以下で走行中、前方約4m以内の障害物を認識する。

間違えてアクセルペダルを強く踏みこむと、エンジン出力を最長で約5秒間制御。急発進や急加速を抑え、さらに、ブザー音とメーター内の表示・表示灯で警報する。

これにより、駐車場などでの操作ミスによる衝突回避を助けてくれる。

ハイビームアシスト

機能ONの状態で約30km/h以上で走行時に、前方に対向車や先行車がいたり、街路灯の多い場所や明るい場所に来たら、ロービームに切り替える。

対向車や先行車がいなくなると自動的にハイビームへ戻る。

アダプティブクルーズコントロール(ACC)

ステアリングに設置された「ACCスイッチ」を押すと、ミリ波レーダーが先行車との距離を測定して、車間距離を保ちつつ自動的に加速・減速する。

車間距離は3段階(短・中・長)で設定可能。

先行車がいない状態での走行時は、あらかじめ設定した速度(約40km/h~)をキープする。

先行車発進お知らせ機能

シフトが「D、N、M(5MT車はR以外)」の位置で、ブレーキ操作をして停車中に、先行車が発進すると自車との距離を計測。

先行車が約5m以上離れても、ドライバーがクルマを発進させない場合は、ブザー音とメーター内の表示で、ドライバーに先行車の発進を知らせる。

「全方位モニター」

全方位モニター用カメラパッケージ装着車」(メーカーオプション)には、クルマの前後左右4か所にカメラを設置する。

対応ナビゲーション(販売会社装着アクセサリー)を装着すれば、あたかもクルマを真上から見たような映像などをモニターに映し出す「全方位モニタ-」として利用可能。

運転席からでは見えにくい場所も画面上で確認できて、狭い場所での駐車も安心だ。

ナビゲーション本体の操作で、前後やサイドなど視点を切り替えて周囲の環境を映し出す。

ESP

走りを監視する様々なセンサーが、必要に応じてエンジンとブレーキをコンピューター制御。

カーブなどでのタイヤのスリップや横滑り、急ブレーキ時のタイヤロックなどを抑えて、安定走行に寄与する。

ヒルホールドコントロール(5MT車を除く)

坂道発進の時、ブレーキペダルから足を離してアクセルペダルに踏みかえるまでの間、最長約2秒ブレーキを作動させる。

クルマの後退が抑えられるので、落ち着いて発進できる。

エマージェンシーストップシグナル

約55km/h以上で走行中に急ブレーキをかけた場合に、ハザードランプを自動的に高速で点滅させて後続車に急ブレーキを知らせて注意を促す。

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