スズキ『スイフト XGリミテッド』の燃費は?
『スイフト XGリミテッド』には2WDの5MT車とCVT車、4WDのCVT車があり、それぞれにセーフティパッケージレス仕様車がラインアップする。
同車の燃費消費率をJC08モードで確認してみよう。
2WD・5MT:22.6km/L(23.4km/L)
2WD・CVT:24.0km/L(24.0km/L)
4WD・CVT:22.8km/L(22.8km/L)
※()内はセーフティパッケージレス仕様車。
スズキ『スイフト XGリミテッド』の評価・走り
スズキ『スイフト』は、軽量化と高剛性を両立する新プラットフォーム「HEARTECT(ハーテクト)」を採用し、走行性能と燃費性能の向上を実現した。
さらに、ボディやエンジン、足まわりなど車両全般で徹底した軽量化を行い、従来モデル比で約120kgのシェイプアップを実施。さらに、優れたハンドリング性能としなやかな乗り心地を両立させるべく、サスペンションは新設計され、レイアウトも刷新している。
欧州各国で走り込みや性能確認を実施しており、先代の『スイフト』でも高かったドライビングプレジャーに磨きがかったと、高い評価を受けている。
スズキ『スイフト XGリミテッド』のサイズ・重量・タイヤサイズ
全長:3840mm
全幅:1695mm
全高:2WD車1500mm/4WD車1525mm ※ルーフアンテナを除く
室内寸法:長さ1910mm×幅1425mm×1225mm
ホイールベース:2450mm
車両重量:2WD・5MT車860kg(840kg)/2WD・CVT車890kg(870kg)/4WD・CVT車950kg(930kg)
乗車定員:5名
タイヤサイズ:175/65R15
※()内はセーフティパッケージレス仕様車。
スズキ『スイフト XGリミテッド』の安全装備
※写真は『スイフト HYBRID RS』『スイフト HYBRID SL』
『スイフト』のベーシックグレードの『スイフト XGリミテッド』だが、安全装備は充実する。
「セーフティパッケージ」を採用したモデルでは、以下、「デュアルセンサーブレーキサポート」〜アダプティブクルーズコントロール(ACC)を可能とした。
「デュアルセンサーブレーキサポート」
フロントガラスに設置された単眼カメラと、レーザーレーダーの2種類のセンサーにより、前方を検知するシステムだ。
これにより、前方衝突被害軽減ブレーキアシスト機能や自動(衝突被害軽減)ブレーキ機能、車線逸脱警報機能、ハイビームアシスト機能などの安全技術を可能にした。
誤発進抑制機能(5MT車を除く)
シフトを「D、M」の位置に入れて停車または約10km/h以下で走行中に、前方約4m以内の障害物を認識する。
もし、間違えてアクセルペダルを強く踏むと、エンジン出力を最長で約5秒間制御。急発進や急加速を抑えると同時に、ブザー音とメーター内の表示・表示灯で警報する。
これにより、駐車場などでの操作ミスによる衝突回避を助けてくれる。
車線逸脱警報機能
約60km/h~100km/hで走行中に、車線の左右区画線を検知して進路を予測する。
前方不注意などにより、車線をはみ出すとクルマが判断した場合に、ブザー音とメーター内の表示・表示灯が警報を発して、ドライバーに注意を促す。
ふらつき警報機能
約60km/h~約100km/hで走っている際に、車線の左右区画線を検知し自車の走行パターンを計測。運転の疲れなどで車両が蛇行して、システムが「ふらつき」と認めたら、ブザー音とメーター内の表示・表示灯により警報を発して、ドライバーに注意を促す。
先行車発進お知らせ機能
シフトが「D、N、M(5MT車はR以外)」の位置にした状態で、ブレーキ操作をしながら停車している時に、先行車が発進すると自車との距離を計測する。
先行車が約5m以上離れても、クルマが停まり続けた場合は、ブザー音とメーター内の表示によりドライバーに先行車の発進を知らせる。
ハイビームアシスト
ヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動で切り替えるもの。
機能をONにした状態で約30km/h以上で走っている時、前方に対向車や先行車がいたり、街路灯の多い場所や明るい場所に来たら、ロービームにする。
やがて、対向車や先行車がいなくなると自動的にハイビームへ戻る。
アダプティブクルーズコントロール(ACC)
ステアリングにある「ACCスイッチ」を押すと、先行車との距離をミリ波レーダーで測定して、車間距離を保ちながら自動的に加速・減速する。
車間距離は3段階(短・中・長)で設定できる。
先行車がいない場合は、あらかじめ設定した速度(約40km/h~)をキープする。
エマージェンシーストップシグナル
約55km/h以上で走っている時に、急ブレーキをかけたらハザードランプを自動で高速点滅させて後続車へ急ブレーキを知らせる。
ヒルホールドコントロール(5MT車を除く)
坂道発進でのアシスト機能。
ブレーキペダルから足を離してアクセルペダルを踏みこむ間、最長約2秒ブレーキを作動させるもの。
クルマの後退が抑えられて、落ち着いて発進できる。
ESP
センサーにより走りを監視、必要に応じてエンジンとブレーキをコンピューター制御するもの。
急ブレーキ時のタイヤロック、カーブなどでのタイヤのスリップや横滑りなどを抑えて、安定走行に貢献する。