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クレジットカードがなくても後払いができるスマホ決済サービス3選

2020.01.12

スマホ決済はスムーズに会計ができ、スマートなスタイルだから使ってみたい…。

けれど、紐づけるクレジットカードがないために諦めてはいませんか。

クレジットカードを持っていない方の理由として、審査が受からない、借金みたいで苦手、締め日と支払日に間がありモヤモヤするなど様々ありますが、○○Payにこだわらないのであれば、スマホ決済を利用可能にすることができます。

クレジットカードがないためにスマホを使ったキャッシュレスを諦めることはありません。

今回はクレジットカードを持っていないけれど、スマホ決済をしたい! という方におすすめの3つのスマホ決済についてまとめました。

クレジットカードなしで使える3つのスホ決済の特長

1. atone.(アトネ)

ネットショッピングの代金をコンビニ払いしたことがある方なら「NP」と書かれた封書でコンビニ後払い用紙を受け取ったこともあるのではないでしょうか。

atone.はそのコンビニ後払い用紙を発行し、決済を行う「NP後払い」を行っているネットプロテクションズが運営するスマホ決済です。

<使い方>

携帯電話番号とパスワードを登録するだけで利用可能。

実店舗使いであればatone.のスマホアプリをダウンロードが必要となり、ネットショッピングであればatone.にログインして使うことができます。

<支払い方法>

月末締めの翌月20日までに支払い
○はがき請求書(コンビニ払い)
○電子バーコード(コンビニ払い)※2020年冬季にリリース予定
○Loppi、Famiポート(コンビニ払い)
○口座振替(毎月27日に引落)

利用した分をコンビニや口座振替で支払えるという便利さが特長です。
さらに利用金額200円につき1ポイント付与のNPポイントがあるので、ポイントを使って支払うことも可能です。

<支払限度額>

月間5万円まで
※利用状況により変動あり

<メリット>

メリットはクレジットカードなしでもクレジットカードのように後払いができ、翌月の20までに自分の都合に合わせてコンビニ払いができる点です。

つまり、クレジットカードや銀行口座なくてもコンビニで後払いできるということになります。

ただスムーズに決済利用するだけではなく、ポイント付与もあるのでお得さも感じられるでしょう。1ポイント→1円として利用可能です。

<デメリット>

ポイント還元率が0.5%と低いこと、そして利用できる店舗がまだ多くはないという点です。それでも利用できる加盟店は続々と増えており、ネットではめちゃコミックやQoo10、実店舗ではセカンドストリートがあります。

コンビニやスーパーがまだ利用できないので、その点はデメリットですが、ネットショッピングは主にQoo10、実店舗はセカンドストリート、ナノユニバースへ行くという方にはおすすめです。

○利用先の一覧
https://atone.be/personal/shop/

2. d払い

携帯キャリアがdocomoなら、クレジットカード不要でスマホ決済ができるd払いが便利です。アプリをダウンロードすれば申込不要で4桁のパスワードのみでQRコードを表示させ決済できます。

<使い方>

docomo回線を契約している方であれば、d払いアプリを起動して4桁のパスワードを入力し、利用設定を入力すればすぐに利用できます。

<支払い方法>

○電話料金と合算払い(月末締め翌月末日払い)
○ドコモ口座払い(残高から引落)
○クレジットカード(クレジットカードの支払日による)
○dポイント充当

<支払限度額>

5万円
※利用状況により最大10万円

<メリット>

携帯キャリアがdocomoであれば電話料金と合わせて支払うことができる点がメリットです。クレジットカードがなくてもスマホで決済できるスマートな方法なので、契約者であり利用者という立場を活用していきましょう。

LAWSON、セブンイレブン、ファミリーマートといったコンビニでも利用でき、マツモトキヨシなどのドラッグストア、ホームセンター、家電量販店、百貨店と多くの店舗で使えるのも魅力です。ネットショッピングもamazon、minne、伊勢丹オンラインストアなど現在77件で利用可能です。※2020年1月8日調べ

dポイントは200円→1ポイント付与となっています。

<デメリット>

100円→1ポイントのdカード決済と比べるとポイント還元率が落ちること、そして身近にあるスーパーでの利用がまだ少ないところでしょう。

○利用先の一覧
https://service.smt.docomo.ne.jp/keitai_payment/town/index.html

3. Bank Pay

<使い方>

Bank Payは日本電子決済推進機構によって提供されているスマホ決済で、金融機関共通アプリ「Bank Pay」をダウンロードして給与振込をしている銀行、または引落をまとめている銀行など自分が良く利用している銀行を登録することで利用できます。

○利用できる銀行

みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、秋田銀行、群馬銀行、常陽銀行、福井銀行、静岡銀行、百五銀行、京都銀行、鳥取銀行、百十四銀行、伊予銀行、西日本シティ銀行、福島銀行、愛知銀行、第三銀行、愛媛銀行 
※2019年12月9日現在

<支払い方法>

○登録と利用している銀行口座から引落

<支払限度額>

口座残高内

<メリット>

後払いではなく利用したときに口座から引落となる即時払いとなるので、支払ったという感覚が残るのが良いところです。口座残高以上は使えないので使いすぎも防げます。

<デメリット>

Bank Payに登録できる金融機関(銀行口座)は拡大中ですが、印象的にはまだ少ないのがデメリットです。みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行の口座を持っているなら、周囲より早く使っておきたいところです。

2020年1月8日現在はネットショッピングにはまだ利用不可となっており、今のところポイントプログラムはありません。

○利用先の一覧
[拡大中]使える利用先ではBank PayのQRコードが置いてあります。

d払いがリードでも今後はBank Payの需要が広がる気配

クレジットカードが不要で使えるスマホ決済に3つのサービスをあげましたが、使いやすいさや利用店舗の多さで言えばd払いがおすすめになります。

ポイントプログラムもあるので、気が付けばポイントが結構貯まっていたということも。

atone.は前月の利用分をコンビニ払いできる点は良いですが、まだ利用先が少ないのが難点です。しかしながら、自分がよく行く店舗が入っているならポイントプログラムもあるので使いやすさと楽しさはあるでしょう。

Bank Payは去年の秋頃に始まったサービスなので、今のところ参加金融機関、利用先は少ないですが、メイン銀行から即時払いできるスマホ決済として今後需要が増えていくでしょう。

クレジットカードを持っていないことをマイナスに考えるのではなく、持っていないからこそキャッシュレスをどうのように使っていくかを前向きに考えていく気持ちが、今後にとって大切なことです。

クレジットカード不要のスマホ決済はこれからも登場したり、利用先が拡大していったりするので、今の状況を焦らずに利用していきましょう。

文/クレジットカード研究Lab 編集責任者 志田愛仁( https://card-lab.com/profile/  )
運営会社 バリューファースト(https://valuefirst.co.jp/
雑誌編集者を経て、 フリーライターとして紙媒体とWEBの両方で活動。 その後バリューファーストの編集責任者となる。 累計取材件数は1,200件以上

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