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5人に1人が経験!人には言えない「尿もれ」にまつわる恥ずかしエピソード

2020.01.13

多くの人を悩ます尿もれ。過活動膀胱による「切迫性尿失禁」と骨盤底筋のゆるみによる「腹圧性尿失禁」が原因とされているが、世間の人たちはどのくらい尿もれの経験があるのだろうか?

そこで今回、4,000人を対象とした「尿もれ」に関するインターネット調査が行われた。

男性は要注意! 女性に重いものを持たせてはいけない理由はこれだった?

はじめに、尿もれの経験がどの程度あるか尋ねる調査が行われたところ(表1)、「よくある」と「たまにある」の合計は約2割。5人に1人が経験していた。

性年代別では、男性はほぼ年代につれて高くなっているが、女性は40代・50代と70代以上でピークに。女性は妊娠・出産が尿もれの契機になることがあるからだろう。また、若者には関係ないと思われがちだが、男女ともに20代で1~2割程度が経験。決して中高齢者だけの悩みではないようだ。

次に、尿もれの経験がある人を対象に、どのようなときに尿もれをするかを尋ねる調査が行われたところ(表2)、男性では「急いで用を足したとき」が最も高くて6割近く。

これに対して女性では「せきやくしゃみをしたとき」が7割を超え圧倒的1位、次いで高かったのが「重いものを持ったり走ったりしたとき」だった。男性は安易に女性に重いものを持たせてはいけないのかも知れない。

一方、男性のほうがより高かったのが「お酒を飲んだとき、宴席」や「仕事でなかなかトイレに行けないとき(会議中、営業先など)」だった。

尿もれをしたら……女性は「はずかしい」、男性は「カッコ悪い」

尿もれの経験がある人を対象に、尿もれをするとどのようなことが気になるか尋ねる調査が行われた。最も高かったのは「下着のシミによる不快感」、次いで「下着・衣服が汚れる」。続く3位は「はずかしい気分になる」で、女性のほうが上回っていた(表3)。

男女差に注目すると最も差が大きかったのが「(ズボンなど)衣服にしみが出る」で、男性のほうが高くなった。次いで男性のほうが高かったのが、「カッコ悪い気分になる」。ズボンに尿もれのシミが出たら、男性は「カッコ悪い」と思うのだろう。

一方、女性が最も大きく上回っていたのが「においによる不快感・不安感(においが気づかれそう)」。女性にとって、周囲に気づかれることが恥ずかしいと感じるようだ。

尿もれについて誰かに相談するかを尋ねた質問では「誰かに相談したことはない」と答えた人が6割超(表4)。「はずかしい」「カッコ悪い」という気持ちが大きい分、相談したり話題にしたりすることには抵抗があるのかも知れない。

尿もれで特に困るのは…男性はビジネスシーン、女性はプライベートなシーン

尿もれをしたら特に困るシチュエーションについて尋ねる調査が行われた(表5)。すると、ここでも男性と女性との差が目立った。

男性の1位は「電車やバスで移動中」だが、女性では「買い物や映画などプライベートで外出中」。ズボンのシミが気になる男性は、電車やバスの車内で、他人の視線が気になってしまうのかもしれない。

男性では4位・5位に、仕事関連の項目が入っていることにも注目。女性の5位圏内には、仕事関連の項目は見当たらない。

これに対して女性の4位・5位は、「オシャレをしているとき」「フォーマルな席(結婚式など)」で、特別な装いをしているときが目立つ。おしゃれ着を汚したくないという気持ちもあるのだろう。

男性も尿もれケア用品をもっと使って、“ちょいモレおやじ”を卒業!?

尿もれ対策として、専用のケア用品を使っているか尋ねる調査が行われた(表6)。すると女性では「使っている」が4割。

「使っていない・使ったことがない」を上回った。「まだ使っていないが、使いたいと思う」も2割に迫り、女性はケア用品の使用に前向きであることがうかがえる。これに対して男性では「使っていない・使ったことがない」が圧倒的に高く、6割を超えた。

さらに、尿もれケア用品を使っていない人に理由を尋ねる調査が行われたところ(表7)、「使うのに抵抗があるから」と答えた人が4人に1人。特に男性で高く、女性との差は12ポイントになった。

女性との差が次いで大きかった項目が「(使ったことがなく)いいものかどうかわからないから」。男性が尿もれケア用品を使っていない実情を物語っているようだ。

今度は、尿もれケア用品以外ではどのような対策をしているかを尋ねる調査が行われた(表8)。女性では「骨盤底筋運動など、筋力をきたえる」が高いのに対し、男性では「極力水分をひかえる」のほうが高くなっていた。

また男性では、“シミ対策”として「濃い色や柄ものの服を着る」人が女性より多く、女性は「替えの下着を持つ」人のほうが多くなっていた。男性も女性も、尿もれをしてしまったときのために、それなりの備えをしているようだ。

しかし、男女ともに圧倒的に高かったのは「特に対策していない(どうしていいかわからない)」で、ほぼ半数を占めていた。最近は尿もれケア用品の種類が豊富。男性用に女性用、量や時間に応じたタイプも出ている。ケア用品に抵抗のある男性も使ってみれば、きっと“ちょいモレおやじ”を卒業できることだろう。

“わざとぬらしてごまかす” “温風機能で乾かす”…男性の涙ぐましい?シミ対策

最後に、尿もれについての体験やエピソードを紹介していく。男性はズボンのシミにまつわるエピソードが目立ち、あの手この手でシミをごまかしていた。女性は「思いきり笑ったとき」「走ったら」など、ちょっとしたことで尿もれを体験。

妊娠・出産後のエピソードも多く寄せられた。対策として生理用品を代用している人もいるが、専用のケア用品を使えば、より安心感を得られそうだ。

<尿もれにまつわるエピソード>
【男性の尿もれ事情】
● トイレの後ズボンにシミがついたことに気づかずに電車に乗り、つり革を持って立っていたとき、前の人の視線が気になった。(男性・60代)
● 急いでいるとき尿もれがしばしば起こり、ズボンにシミができてはずかしいことが多い。(男性・70代以上)
● ズボンのシミが目立たない紺色のズボンをはいている。(男性・60代)
● トイレの後の“追っかけモレ”が多いです。最近、ローライズの紙パンツを見つけて愛用しています。白ではなく、肌色や黒色の紙パンツがあればいいと思います。(男性・70代以上)

【男性の“シミ対策”あるある】
● 尿もれのシミに気づき、わざと飲み物をこぼしてごまかした。(男性・30代)
● ズボンのぬれた部分を、トイレの温風機能で乾かしたことがあります。(男性・50代)
● 排尿が済んでチャックを上げた後にチョビもれしてズボンがぬれてしまい、手を洗うふりしてズボンをわざとぬらした経験が何度もある。
(男性・50代)
● ズボンのシミに気がつき、シャツをインからオンにしてシミが隠れるようにした。(男性・60代)

【女性の尿もれ事情】
● くしゃみをしたときに尿もれが起こって、一瞬その場を動けなかった。何とか落ち着いてトイレにハラハラしながら入ったが、パッドからもれていなかったので少しだけホッとしたことがあった。(女性・40代)
● 思いきり笑ったときに、少しの尿もれが止まらなくなり、娘たちの前で一気に全部の尿が出てしまい、非常にはずかしい思いをしたことがある。(女性・50代)
● 飲み会の後、終電に乗るために走ったら尿もれをした。帰りの電車で人に気づかれないかドキドキした。それからは替えのパッドを持ち歩くようになった。(女性・50代)

【女性は妊娠・出産後にも】
● 1人目、2人目ともに産前産後が気になりました。においが気になり、トイレで下着がにおうたび少し落ち込みました。吸水性の高いおりものシートでごまかしていました。(女性・30代)
● 産後しばらくたって子どもが幼稚園の頃、一緒になわと跳びをして、跳ぶともれることがありました。生理用ナプキンを使いましたが、跳ぶたびにもれるのでそれでも足りず、なわ跳びはやめました。(女性・50代)

<調査概要>
調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「尿もれ」に関する意識調査を実施。
期間:2019年11月11日~13日、インターネットで4,000人から回答を得ている。

出典元:株式会社プラネット
https://www.planet-van.co.jp/

構成/こじへい

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