小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

日産「セレナ e-POWER」に4WDモデルは登場するか?

2020.01.17

日産『セレナ』にラインアップするe-POWER。こちらに4WDモデルはあるのだろうか?

実は、日産『セレナ e-POWER』に4WDはラインアップしない

結論から言えば、日産『セレナ e-POWER』に4WDはない。しかし『セレナ』には4WDモデルもラインアップする。「S-HYBRID」モデルだ。

『セレナ』の4WDは「S-HYBRID」モデルから選べる

S-HYBRIDはブレーキ時のエネルギーを蓄電する、回生システムだ。アイドリングストップの再始動と、発進時のエンジンアシストに回生エネルギーを利用し、必要に応じて発電を行うもの。

1997ccの4気筒エンジンと1.9kwのモーターを搭載する。

※写真はモーター含む

形式:MR20DD
種類:DOHC筒内直接燃料噴射直列4気筒
総排気量:1997cc
最高出力:110kw(150PS)/6000rpm
最大トルク:200N.m(20.4kgf.m)/4400rpm
タンク容量:55L(無鉛レギュラーガソリン)

S-HYBRIDのモーター

形式:SM24
種類:交流同期電動機
最高出力:1.9kw(2.6PS)
最大トルク:48N.m(4.9kgf.m)
動力用主電池:鉛酸電池

【参考】S-HYBRID|日産|技術開発の取り組み

『セレナ』のe-POWER車が乗車定員7名なのに対して、S-HYBRID車の乗車定員は8名となるのも特徴のひとつ。

また、4WDのシステムには「オートコントロール4WD」を採用する。

オートコントロール4WDシステムとは、FFをベースにした4WDで、後輪のトルク伝達にオートトルクコントロール(ATC)カップリングを利用するスタンバイ方式と呼ばれるものだ。

例えば、雪道発進や雪道登坂など、前輪が滑りやすい走行シーンでは、必要なトルクを前輪のスリップ量に応じて後輪へ伝達する。

逆に乾燥路面での車庫入れ、高速走行時など、トルクをあまり必要としない走行シーンでは、走行抵抗のを低減した燃費性能の高い走りができる。

ハイウェイスターの「S-HYBRID」にも4WDがラインアップする

「5ナンバークラス」(小型自動車登録)の『セレナ X』、『セレナ XV』、『セレナ G』に加えて、『セレナ ハイウェイスター』、『セレナ ハイウェイスターV』がラインアップする。ただし、『セレナ ハイウェイスター G』の4WDモデルは存在しない。

日産『セレナ ハイウェイスターV』325万1600円〜

『セレナ』の「S-HYBRID」の4WDの燃費はどれくらい?

『セレナ X』と『セレナ ハイウェイスター』の4WDモデルのJC08モード燃費消費率は15.8km/L。そのほかの4WDモデルは15.0km/Lとなる。

e-POWERの4WDは日産『NOTE e-POWER FOUR』シリーズ

『セレナ』のe-POWER車に4WDは存在しないが、同社の『NOTE』のe-POWER車には4WDモデルがラインアップする。そのため、『セレナ』のe-POWER車にも4WDモデルが期待されるのだ。

日産『NOTE e-POWER X FOUR』価格227万9200円〜

【参考】日産|NISSAN NOTE e-POWER 4WD

e-POWER 4WD 仕組みってどうなってるの?

通常のe-POWERの仕組みに加えて、新たに後輪駆動予選用のモーターを搭載。前輪のスリップ量に応じて最適なトルク配分をし、瞬時に4WD走行へ切り替える。

4WD車用のリヤモーター

形式:N2
種類:直流電動機
最高出力:3.5kw(4.8PS)/4000rpm
最大トルク:15N.m(1.5kgf.m)/1200rpm
動力用主電池:リチウムイオン電池

ノート e-POWERの4WDの燃費はどれくらい?

『NOTE e-POWER X FOUR』をはじめ、最上級の『NOTE e-POWER MEDALIST FOUR ブラックアロー』までのJC08モード燃料消費率は28.8km/Lとなっている。

※データは2019年12月下順時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。

文/中馬幹弘

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年6月14日(金) 発売

DIME最新号の大特集は「スマホ時代デジタルデトックス!脳疲労解消法」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。