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年末年始休暇明けの「正月病」を乗り越える方法

2020.01.05

年末年始休暇明けの出勤日は、何回経験しても辛いものだ。しかも、今年は暦の並びが良く最大9連休。ラストを飾る5日・日曜日の絶望感たるや、半端じゃなさそうだ。

それにしても、なぜ長期休暇明けの仕事を憂鬱と感じるのか、それは一体どう解決したらいいのか。そこで今回、こちらについて解説するリクルートマネジメントソリューションズによるレポートを紹介していきたい。

長期休暇明けの仕事を憂鬱に感じる理由

年末年始休暇等の長期休暇は、リフレッシュする機会になるのと同時に、自分を見つめ直す機会にもなる。その際に、「今の仕事は自分に合っているのか」「今やっていることは本当にやりたいことなのか」と考え始め、連休明けの仕事を憂鬱に感じたり、どのように向き合っていくと良いのかという悩みに直面する。

このような悩みを抱え、結局答えが出ないままにもやもやした気持ちで仕事と向き合わなければならないというのが、長期休暇明けの仕事を憂鬱に感じる理由のひとつだ。

前向きに仕事にとりかかるためには?

それでは、こういった憂鬱な気持ちをどのように解決したら良いのだろうか。

人は誰しも、自分なりに頑張っているのに上手くいかないときは、自分基準でネガティブなものの見方に陥りがち。そんなときにお勧めなのが、「『ものの見方』を意識的に切り替えてみる」こと。「ものの見方」を切り替えることができれば、とる行動が変わり、より望ましい結果につながる可能性が高まる。

「ものの見方」は筋トレと同じで、日々意識し実践することで、自然にできるようになっていく。まずは、自分の「ものの見方」の癖を知り、トレーニングして、転換するためのコツや工夫を取り入れてみてはいかがだろうか。

<自己診断チェック>あなたはどっちの「ものの見方」?

ここでは、自身がどちらの考え方をする癖があるかをチェックしてみよう。

・ケース1:今の仕事、自分に合っているのかな……
A:「意味がないことはなるべくやりたくない」「もっと意味のある仕事なら頑張れるのに」
B:「どんな仕事にも意味があるはずだ」「この環境からは○○が得られる」

・ケース2:そろそろ異動がありそう。せっかく今の部署に慣れたのになあ……
A:「今の部署の仕事が好きなのに、他の部署に行くのは嫌だ」「また新しく人間関係を作るの大変だなぁ」
B:「新しいことが学べて、また成長できる」「今の部署で得たものを活用しながら、新しい考え方も吸収していこう」

・ケース3:年末のプロジェクト、失敗したなあ……年明け取り組む新しいプロジェクトもうまくいかなさそうな気がする、憂鬱だ。
A:「失敗したらどうしよう。周りの目も気になるなぁ…」「なんとかうまく言ってプロジェクトから外してもらおうかな」
B:「今回の失敗で自分の欠点が分かった!次に生かそう」「今回は反省点が多かった、ということは改善できることが多いってことだ!」

いかがだっただろうか?

「ものの見方」を転換するには、人に意見を聞いて自分基準ではない「ものの見方」に触れることも有効だ。誰かに意見を聞くのは恥ずかしいという人は、尊敬する人の本を読むのも良いだろう。自分基準の「ものの見方」から抜けていくことが大切だ。

以下、代表的な「ものの見方」リストを参考に、もし成果・成長を妨げやすい「ものの見方」をしてしまっていたら、成果・成長につながりやすい「ものの見方」を知って、捉え方を切り替えるトレーニングをすることでやる気を高め、前向きに年末年始休暇明けの仕事にとりかかろう。

<代表的な「ものの見方」>

出典元:リクルートマネジメントソリューションズ

構成/こじへい

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