デジタル時代にこそ、送りたいはがき
時代はデジタルに変わり、年賀状ではなくLINEで新年の挨拶をするという人は増えてきています。
そんな時代だからこそ、気持ちのこもった手書きはがきは喜ばれるのです。しかも、年賀状は抽選で豪華賞品や賞金が当たるチャンスもあります。豪華賞品を楽しむことができる、はがきや余った場合の使い道などを見ていきましょう。
抽選が楽しめるはがきが喜ばれる
はがきを送る際には、私製はがきよりも抽選付きのはがきを送りましょう。賞品や賞金を楽しんでいる人も多く、喜ばれるからです。特にたくさんのはがきが届く年末年始やお盆休みは、抽選を楽しみにしている人やはがきをたくさん集めている人もいます。私製はがきの場合には、抽選はないのでがっかりされてしまうかもしれません。
発送側は費用が変わるわけではないので、はがきを選ぶ際には抽選付きのものを選ぶようにしましょう。
当選した場合は交換方法を確認して郵便局へ
年賀状で抽選に当たった場合、どのような手続きを踏むのが知らない人も多いでしょう。はがきの場合、はがきを受け取った人は自動的に抽選に参加していることになります。そのため、別途応募の必要がありません。その手軽さも、人気の理由です。
はがきの下に、番号が記載されておりその番号が抽選番号です。当選結果は、郵便局のホームページや新聞などに記載されます。万が一、当選していた場合にははがきを持って郵便局まで行きましょう。引き換えには期間があるので、期間内に行かなければいけません。
また、本人確認のため免許証や保険証が必要です。会社宛のはがきの場合は、その会社に属している証明が必要になります。はがきを受け取った本人しか賞金を手に入れることはできません。
夏の挨拶には くじ付きかもめ~る
最近では出す人も少なくなった「暑中お見舞い」ですが、なかなか会うことができない人にとっては大切な連絡手段です。暑中見舞いや残暑見舞いは、くじ付きの「かもめ~る」を送りましょう。最大一万円の賞金が当たります。2019年は、6000本以上もの当選が出ているのでもしかしたらあなたや送った先の人にもチャンスはあるかもしれません。
かもめ~るの歴史は意外と長い
暑中見舞いはがきでお馴染みあるかもめ~る、実は意外と歴史が長いのです。戦後すぐの1950年より現在まで発行されており、発売当初は「暑中見舞用郵便葉書」と言われていました。くじ付きになったのは、1986年からとなっておりその年よりかもめ~るという名前になったのです。
すでに40年もの歴史がありますが、「番号を見るのが面倒」「そもそもくじがあることを知らなかった」という人もたくさんいます。せっかくのくじ、当たっているかもしれないのに調べないのはもったいないです。例年当選発表日は異なりますが、おおよそは9月の頭だと覚えておきましょう。
初夏から夏の終わりまで販売
かもめ~るは、5月末から8月末まで販売されています。販売期間が長いため、お盆を過ぎてしまった場合でも購入可能です。デザインは毎年異なりますが、夏らしい爽やかなデザインのほか、注文販売の「オリジナルかもめ~る」などがあります。
ひまわりや海など、夏らしいデザインで普段の感謝の気持ちを伝えましょう。
年賀状はお年玉付き年賀はがき
年はじめの挨拶として、今でも年賀状文化は色濃く残っています。年賀状を送る際には、お年玉がついている年賀はがきを購入しましょう。毎年何十枚ものはがきを集計し、結果を楽しみに待っている人も多いです。では、そんなお年玉付き年賀状はどんな特典があるのか見ていきましょう。
豪華賞品や切手シートが当たる
日本の年賀はがきは、今や新年の挨拶としてはもちろん、宝くじ感覚で楽しむ人も増えてきています。年賀状の場合、かもめ~るよりも豪華な場合が多いです。
1等はなんと、現金30万円もしくは電子マネー31万円分がもらえます。他にも、ふるさと小包や切手シートなど豪華な賞品がたくさんあるのです。
また、オリンピックイヤーである2020年は、オリンピックとその交通費と宿泊費に充てられる旅行券付きの「東京2020オリンピックご招待」が目玉景品となっています。ただ賞金をもらえるだけではなく、時代の変化とともに景品も変わってきているのです。
手持ちのはがきに使える切手タイプも
くじ付きの年賀状は、はがきだけではなく切手タイプも販売されています。年賀状は自家製でこだわっている人もたくさんおり、自家製はがきに貼るだけで完成するのです。貼るのが大変というデメリットもありますが、年賀状にこだわりのある人もくじを楽しめます。
切手は、干支の可愛いイラスト付きで見るだけでも楽しめます。使うのがもったいないと、切手コレクターにも人気です。
もらってうれしいユニークな特典付きはがき
特典のついた年賀状は、郵便局発行のはがきや切手以外でも楽しむことができます。くじ付きはがきの人気や時代の変化から、近年では企業が行う特典なども増えてきました。
「挨拶状ドットコム」の手掛ける「Wお年玉年賀はがき」ははがき代が定価の3円安くなるだけではなく、通常の年賀はがきの抽選に加え挨拶状ドットコム独自の抽選に応募することができます。旅行券や話題の家電製品など、特典も非常に豪華です。
シウマイが人気の「崎陽軒」では、新年の挨拶とともにシウマイを送ることができる「シウマイ年賀状」が販売されています。送られた人全てにシウマイがもらえるので、感謝の気持ちを伝えたい相手に送るのに最適です。また、抽選でご当地グルメも当たるためWで楽しむことができます。
余ったはがきはどうする?
まとめ買いでついつい買いすぎてしまったはがきが何枚もある家庭も少なくありません。しかし、余ったはがきは無駄にはならないのです。家にそのままで置いておいたり捨てたりするのではなく、有効活用しましょう。なお、書き損じたはがきも同様です。
切手や普通はがきに交換
余った・書き損じたはがきは、郵便局で交換してもらうことができます。しかし、いくつかのルールがあるので覚えておきましょう。交換は、コンビニなどではできません。郵便局の窓口のみとなっています。
かもめ~るから、年賀はがきに交換することやその逆はできません。例えば、2019年に購入した通常のはがきを2019年の年賀はがきに交換することはできます。しかし、2020年の年賀はがきにはできません。つまり、同年度の販売期間内のみ交換することができます。
また、交換前に抽選に当たっているかどうか必ず確認しておきましょう。万が一、余った・書き損じた場合であっても当選していれば景品をもらうことができるからです。
使用しなかったはがきを捨てるのは、とてももったいないです。郵便局に行き、交換してもらいましょう。
各企業のキャンペーンもチェック
年賀はがきにおける抽選は、郵便局だけではありません。ホテルやレストランなど、様々な企業の抽選キャンペーンも行われています。そのため、郵便局だけではなく他の企業で抽選がないか確認しておきましょう。例えば高級ホテルのディナーセットや温泉施設の無料券など、嬉しい特典が非常に多くなっています。
ネット化が進み、抽選倍率の低い今がチャンスです。簡単かつお得な特典がたくさんあるはがきの抽選を活用してみましょう。
文/編集部