昭和~平成の時代にタイムスリップ可能な、懐かしの「公衆電話」のガチャがついに登場!
タカラトミーアーツからこのたび、何これキャワユイ!公衆電話のギミックとディティールを超再現!「NTT東日本 公衆電話ガチャコレクション」が発売されることとなりました!
「あー、これこれ! 当時、街なかにあったの、このタイプの公衆電話だよー! いゃ~あ、懐かしい~ッ!」
ここでいう「ガチャ」とは、プラスチック製のカプセルに封入された、それ専用の自動販売機で売られるオモチャ、もしくは自動販売機のことです。カプセルトイとかカプセル玩具(おもちゃ)とか呼ばれることもあります。ガチャ購入時に発生する轟音がその名称の由来です、多分。
「ガチャ」は、特定の商品のみを購入することは難しく、抽選により商品が販売されますので、シリーズ全部を入手しようとしたら、大人買い(食玩、いわゆる玩具(おもちゃ)付きの菓子などの子供向けの商品を、大人が一度に大量に買うことを表す言葉)をせざるを得ません。
結構なお金がかかってしまうのですが、筆者のような買い物依存症にとっては、ごく日常の行為ですし、メーカーは儲かるのでWinWinです。
ともあれ、「NTT東日本 公衆電話ガチャコレクション」が販売されている「ガチャ(販売機)」を見つけたら、すかさずお金を投入して、「ガチャ(販売機)」に内蔵されているハンドルをグルリと回しますと、ランダムに「NTT東日本 公衆電話ガチャコレクション」六種類の商品のいずれかの「ガチャ(カプセルに入っている商品。)」が商品排出口から「ガチャ(販売時に発生する音)」が出てきますので、出てきた「ガチャ(カプセル)」のフタを開けて、中の「ガチャ(商品)」を取り出してガチャります、もとい遊びます。
自動販売機と商品、販売音、商品を含むカプセルの名称など、全ての名称が「ガチャ」ですので、ガチャガチャしていて訳が分からないですね。ちょっと韻を踏んでみました。
超再現! 「公衆電話」のフィギュアのディティールとは?
「NTT東日本 公衆電話ガチャコレクション」のフィギュアのディティールはカンペキです。縮尺を示す対象物が無い状態で、商品を見る限りでは、ホンモノの公衆電話機のよう。実に細かく再現しています。
受話器を付け外しすると、フックのパーツを上下させることができるだけでなく、ダイヤルボタンも押せますので、公衆電話機を操作する感覚を、結構リアルに再現することが可能です。残念ながら、硬貨を投入して、実際に電話をかけられないのが玉にキズですね!
タカラトミーアーツと編集部「そういう趣旨の商品ではありません」
今回発売される「NTT東日本 公衆電話ガチャコレクション」は六種類。それぞれについて、簡単に御紹介いたします。
公衆電話と言えば真っ先に思い出すのがコレ? 「MC-3P」
「MC-3P」は、今でも街なかで一番良く見かける公衆電話のモデルです。初登場は1982年。超定番ですね!
回線はアナログ回線。今は自宅の固定電話もひかり電話の家庭が多くなってきましたので、アナログ回線はかえって貴重かもしれません。
大きいディスプレイで番号が見やすいです! 「DMC-7」
「DMC-7」は、黒い筐体(きょうたい)と大型ディスプレイが特徴のモデルです。回線はデジタル回線なので、高品質で高音質な通話が可能だと言われていますが、正直利用して通話した限りでは、音質の違いは、良くわかりませんでした。あくまでも個人的見解です。
ボタンが大きくて押しやすいです! 「MC-D8」
「MC-D8」は、ボタンが大きくて押しやすいのが大きな特徴。回線はデジタル回線です。「MC-3P」のデジタル版みたいな立ち位置でしょうかね。硬貨やテレホンカードの投入口に、それまでのモデルからの改良の跡が見られます。
ザッツ・赤電話! 「新型赤電話機」
「新型赤電話機」は、いわゆる一つの赤電話。筐体(きょうたい)が赤色でしたので、「だるま」と称されることもあったようです。
なぜ本体の色が「赤」かと言いますと、暗い場所でも目立つという理由だったようです。特に赤電話は、タバコ屋の店頭に多く置かれていたため、長きにわたって、赤電話=タバコ屋の店頭にあるという強いイメージがありました。最近はタバコ屋自体もあまり見かけませんね。
ちなみに、赤電話で電話をかけるために必要な硬貨の単位は10円。ほかの種類の硬貨は構造上、受け付けられません。10円で通話できる以上の通話料金、例えば長時間通話や遠距離通話をする場合、大量に10円玉を用意する必要がありました。
今では、電話の通話料は、IP電話などであれば、数分であれば数円といった時代ですので、本当に電話代が安くなりました。有り難いことです。ちなみにこのフィギュアでは、ここだけの話、ダイヤルも回せます。SUGEEE!
何コレ珍品! 「デュエットホン」
「デュエットホン」は、なんと2つの受話器を備えていますので、相手と合わせて3人同時に通話可能な珍品の公衆電話機です。正直、実物を見たことが無いですが、実際需要はあったのでしょうか。
良く考えてみれば、携帯電話も現状では複数同時通話は、基本できないですよね。そういう意味では時代を先取りしすぎた電話機だったのかもしれません。
キンキンキラキラで目がまぶしいです!「金色の公衆電話機」
「金色の公衆電話機」は、先日、即位をされました、当時の皇太子さまと雅子さまがご成婚された際に特別に作成され、パレード沿道にある公衆電話を置き換えられて設置された、特別な公衆電話機です。
金色に塗り替えられた筐体(きょうたい)がとても豪華で、とても晴れやかで心がウキウキします。現在は設置されていないのが残念ですが、それゆえプレミアムな存在なのかもしれません。
……と、ここまでの説明を見ていた限りでは、実際に遊んでみて、本当にユカイで楽しく、「公衆電話機」遊びができるのでしょうか?公衆電話のかけ方が、ちゃんと学べるのでしょうかと、思ってしまうのは、致し方ないところです。
という訳で、筆者はこのたび、何これキャワユイ! 公衆電話のギミックとディティールを超再現! 「NTT東日本 公衆電話ガチャコレクション」を、試遊(しゆう。試して遊ぶこと。そんな言葉もあるんですね一応。)してみることと致しましたので、早速、開封の儀です!