出先からの唯一の通信手段だった「公衆電話」は今……。
公衆電話とは、当時の電電公社(現在のNTT)が、公共施設などに設置して、不特定多数が利用できるようにした、公共の電話機です。
そもそも、電話のサービスが開始された当初は、電話機が非常に高価で、とても自宅に設置できるような価格帯のものではなかったため、安価でみんなに使ってもらえるように、街のあちこちに設置されました。
その後、各家庭に電話機が導入されるようになってからも、出先からの連絡手段として、人通りの多い場所に積極的に導入され、駅や空港、バスターミナル、公共施設やデパートなどに、特に数多く設置されました。
残念ながら、今では、携帯電話の普及によりその役割が薄れ、最近はどんどん設置台数が減少しているため、いずれ公衆電話は無くなるか、もしくは必要最小限のごくごく少数しか置かれなくなってしまうのではないか、とも言われています。残念と言うか、寂しいですね!公衆電話に幸(さち)あれ!
…と、ここで話が終わっては原稿料が貰えないので、もう少し続けます。
街でほとんど公衆電話が無くなった現在、イマドキの子供は、公衆電話の掛け方を知らない、なんてケースもあるようです。マジですか? マジです。これは由々しき問題です。
面白ガジェット全盛のこの時代、あの古き良き「公衆電話」が街のあちこちいたる所で見かけていた時代を、いつでもどこでも誰でも懐かしみ、愛(いと)おしみながら、ついでに「ごっこ遊び」で公衆電話のかけ方を学び、かつ、微笑みながら楽しめてしまうような「オモチャ」は、もはやこの世に存在しないのでしょうか……。
実はあります。
インターネットのヤホーで検索をしてみたら、懐かしいあの古き良き時代を、いつでもどこでも誰でも懐かしみながら、おまけにオモチャ遊びも楽しめてしまう、驚きの「公衆電話」のオモチャを、このたび見つけてしまいました!
このたび、何これキャワユイ!公衆電話のギミックとディティールを超再現!「NTT東日本 公衆電話ガチャコレクション」が発売されます!