シンガーミシンの刺繍機は付属品感覚でつけられる!
シンガーミシンはミシンに刺繍の柄が内蔵されているわけではないので、厳密には刺繍ミシンとは呼びません。しかし、別売の刺繍機に各柄が内蔵されており、対応するミシンと組み合わせれば、どのミシンでも刺繍が楽しめます。
お好みのミシンとお好みの刺繍機で美しい刺繍で作品作りができるのが、シンガーミシンの大きな特徴となっています。
刺繍機chou chou(シュシュ)シリーズは2機種!
シンガーミシンの刺繍機は「chou chou DX EU-5」と「chou chou+ EU-2JSP」の2機種があります。
まずは、刺繍範囲が広く、細かな設定が自在の家庭用ワイド刺繍機「chou chou DX EU-5」をご紹介しましょう。
こちらは、内蔵されている模様が2009種類と、かなり多めに用意されているのが魅力です。(文字のデータを含む)
また、家庭用コンパクト刺繍機「chou chou+ EU-2JSP」も魅力的です。刺繍範囲は10cm×10cmとなりますが、その分、かなりコンパクトな本体サイズとなっており、場所を取らず収納には困りません。
シンガーミシンの刺繍機は「文字刺繍」にこだわりアリ!
シンガーミシンの刺繍機「chou chou DX EU-5」にはオリジナルフォントの人名漢字を中心に、1212文字が内蔵されています。また、「chou chou+ EU-2JSP」は1216文字を内蔵します。
漢字・ひらがな・カタカナは1書体ですが、アルファベットや数字は4書体が用意され、好みで文字を刺繍できます。
USB経由で外部の刺繍データの取り込みが可能!
取り込み可能な刺繍データを持っている場合や、シンガーミシン「刺しゅうSTUDIO」から無料の刺繍データをダウンロードすれば、USBを経由して内蔵した柄以外の刺繍もできます。
オリジナルのイラストは刺繍できる?
シンガーミシンには刺繍データを作成するソフトはないようです。
対応している拡張子であればUSB経由で取り込めるので、別のメーカーのソフトを使用して刺繍データを作成するのがいいかもしれません。
またその場合、保存形式をシンガーミシンへ取り込み可能な拡張子に変換すれば刺繍できます。
シンガーミシンの刺繍糸は?
ミシン用刺繍糸を選びましょう。すると光沢があり、刺繍がよりきれいに仕上がるので満足度もアップします。
ナチュラルなイメージを出したい場合は、スパンミシン糸60番を選ぶと良さそうです。また、下糸は白の90番がおすすめです。
刺繍機を取り付けるミシンは刺繍機対応のシンガーミシンならどれでもOK!
シンガーミシンは刺繍ミシンではないため、刺繍機とミシン本体が必要になります。
2つも買わないといけない……と思われるかもしれませんが、シンガーミシンは刺繍機対応モデルであればどの機種でも大丈夫なのでご安心を。
文字縫いや模様縫いが豊富なシンガーミシンの「VIVACE」(ヴィヴァーチェ)
例えば、文字縫いや模様縫いが豊富なVIVACEシリーズTRX-5000がおすすめミシンとなります。
「VIVACE」(ヴィヴァーチェ)はソーイングスペースが広く、厚手の布への対応にも強く、しっかりとした性能を誇ります。また、軽く触れるだけで操作可能なタッチパネルで、楽しく、手軽にソーイングできます。
単体でも多機能なミシンですが、刺繍機をセットすれば刺繍ミシンに早変わり。作品の幅が広がること間違いなしです。
シンガーミシンの「SC-90」も刺繍機に対応
また、SC-90のような模様数が少ないシンプルなミシンでも、刺繍機対応していれば刺繍ミシンになるのが、シンガーミシンの魅力でしょう。
ミシンはシンプルで良いという方にも、多機能なミシンを使いこなしたいという方でも、シンガーの刺繍機対応ミシンを選び、刺繍機と組み合わせれば、自分好みの刺繍ができるというわけです。
刺繍ミシンはレンタルできる?
刺繍ミシンで作品を一度でも縫えば、使い勝手がよくわかります。
そんな短期間のお試しの場合なら、購入よりお得なのがレンタルミシンです。貸し出しだけではなく、ミシンレンタルスペースを提供しているところもあります。利用できる機種、地域が異なりますので、事前に確認することをお勧めします。
※データは2019年11月上旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用、操作はあくまで自己責任にてお願いします。
文/マリア