生活の中で絶えず動かし続けるものだからこそ、足にトラブルはつきもの。そのトラブルのレベルは何とか耐えられるものから、日常生活に支障をきたすものまでさまざまだが、特に多くの人が抱える足の悩みというと、いったい、何になるのだろうか?
そこで今回、10代~60代の痛みを伴う足の悩みを抱える人1,034名を対象に「足のトラブル」に関するアンケート調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。
足のトラブル、「歩きすぎや長時間の立ち仕事によるひどいむくみ」が30.4%と最多に
「足のトラブルの内容」を尋ねる調査が行われたところ、「歩きすぎや長時間の立ち仕事によるひどいむくみ」(30.4%)という回答が最も多く、次いで「巻き爪」(21.4%)、「魚の目」(19.3%)、「タコ」(18.5%)となった。
また、「その他」(25.5%)を選択する人も多く、内容を見てみると、「偏平足」や「けがの後遺症」、「かかとの痛み」などさまざまな症状を抱えている人がいた。
誰が、どのようにケアを行っている?
では、足の悩みに対してどのようなケアを行っているのだろうか。
調査の結果、悩み解消のための専門施設を利用する人はわずか1割程度となり、3人に1人は“特に何もしていない”と回答。根本的な解決を考えている方は意外と少ないようだ。
その他の意見としては、半数が「自分でケアしている」(50.4%)と回答し、「病院や専門施設でケアしてもらっている」(11.6%)、「家族やパートナー、それに準ずる方にケアしてもらっている」(3.4%)と続いた。
多くの人が行っているケア方法!その効果は……
上記で何かしらのケアを行っていると回答した人を対象に、ケアの具体的な内容を自由回答で答えてもらう調査が行われたところ、次のような回答が寄せられた。
・手術と通院、投薬治療(岡山県/60代/女性)
・巻き爪は矯正 魚の目はパットでケア(東京都/50代/男性)
・お風呂の中で自分でもみほぐす(神奈川県/70代/女性)
・いたみ止め薬を飲む(兵庫県/70代/女性)
さまざまなケアを行っているようだが、これらの処置により症状は改善されたのでだろうか。
そこで、「悩みは改善したか」と尋ねる調査が行われたところ、6割近くが「いいえ」(56.0%)と回答した。さらに、ケアを行う際に「痛みは伴ったか?」と尋ねる調査が行われたところ、6割近い人が「はい」(57.7%)と回答した。
中には緩和される症状もあるだろうが、しっかりと専門の施設でケアをしない限り、多くの方の悩みは改善されないことがわかった。
痛みを伴う間違ったセルフケアや病院の治療であっても悩みも解決されず、症状はますます悪化してしまうかもしれない。
足の悩みを解消できるサービスに求めること
ここまでで、足のお悩みを解消する際に、セルフケアではなかなか改善されず、痛みを伴う方が多いことが分かった。やはりしっかりと足のトラブルを解決するには病院や専門施設でケアするのが良いだろう。
そこで最後に、「足のお悩みを解消できるサービスに求めること」を尋ねる調査が行われたところ、「一回で効果が感じられる」(29.3%)という回答が最も多く、次いで「通い続けなくてよい」(23.5%)、「金額が安い」(22.7%)、「痛くない」(17.2%)、「清潔である」(5.6%)となった。
また、「痛みを伴わない足のお悩みを解消できるサービスを利用してみたいか?」と尋ねる調査が行われたところ、8割近くが「はい」(77.8%)と回答した。
多くの人が一回で効果を感じられ、通い続けなくてもよいという項目を選択しており、短い期間でトラブルの改善を求めていることがわかった。
調査概要 : 「足のトラブル」に関するアンケート調査
【調査日】 2019年11月19日(火)~ 2019年11月20日(水)
【調査方法】 インターネット調査
【調査人数】 1,034人
【調査対象】 10代〜60代の痛みを伴う足の悩みを抱える方
【モニター提供元】 ゼネラルリサーチ
出典元:在宅医療マッサージ株式会社
構成/こじへい