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子育て世帯にうれしい支援制度1位は「屋内大型遊具がある施設の整備」、すでに実施している4つの自治体のスゴい設備

2019.12.07

子育て世帯が自分たちの住む街に求める「制度」及び「取り組み」とはいったい何なのだろうか?

このほど株式会社ウェイブダッシュが運営する地域応援サイト「生活ガイド.com」(https://www.seikatsu-guide.com/)による、「子育て世帯にうれしい制度ランキング」のトップ5が発表されたので、紹介していきたい。

なお本ランキングは、生活ガイド.comが選んだ“子育て支援制度”に対し、生活ガイド.com会員が「自分の街にあったら嬉しい」と思うものを選んでもらい、その会員投票により決定したものだ。

今回1位には、「屋内大型遊具がある施設の整備」が選ばれた。「子供と家にずっとふたりでいると沈むので、有料でもよいので屋内の遊び場があるとうれしいです(40代女性)」や「子供達が自由に遊べる広場や公園が少ないので良いと思います。更に全天候型ともなると言う事なしです。(50代男性)」などのコメントが寄せられた。

該当の施設を持っている自治体は多数あるが、その中から今回は4市担当者のコメント及び利用者の声をご覧いただきたい。

山形県東根市 東根市さくらんぼタントクルセンター内 遊びセンター「けやきホール」

<施設が出来た経緯、背景等について市のコメント>

さくらんぼタントクルセンターは、今から20年前に構想に着手し、15年前にできた保健・福祉・医療の拠点施設です。特に、大型遊戯施設である「けやきホール」は、市内外から多くの親子づれが訪れ、常に子どもの笑い声にあふれ、本市の子育て支援の最もシンボリックな施設の1つとなっています。

また、子育てに関する行政の窓口をさくらんぼタントクルセンターに集約し、妊娠、出産、育児の切れ目ない支援を行っております。建設にあたっては、10回もの市民との意見交換会を実施し、積極的に意見を取り入れ、市民の思いがたくさん詰まった施設となっております。

その時の市民の数人が、自ら発起しNPOを立ち上げ、思いを実現すべく、現在、運営に携わっていただいております。市民の皆さまから、大変、好評をいただいており、愛着を持って使われている施設となっております。

<施設ができてからの利用者の声>

5歳の娘と1歳の息子の母です。転勤や帰省で複数の都道府県で生活経験があり、各地の子育て支援施設を利用してきました。様々な面から考えて、「けやきホール」は“居心地の良さNo.1”です。その理由は館内の環境と雰囲気の良さだと思います。

まず、環境。外壁がガラスなので、明るく暖かな陽射しが降り注ぎます。3階までの吹き抜けを活かした大型遊具や長いスロープがあるので、見た目以上に広く遊べます。

次に、雰囲気。禁止事項等の張り紙は少なく、良い意味でゆるい雰囲気で自由度が高いです。自由参加のイベントも日常的にあり、子どもも大人も友達を作りやすい雰囲気です。

そして、その居心地の良さを支えてくれているのがスタッフさんたちです。子どもにも保護者にも寄り添い、共に活動したり支援してくれたりするので、その存在に救われている保護者は少なくないと思います。これこそが他にない最大の魅力かもしれません。

宮城県白石市 「こじゅうろうキッズランド」

<施設が出来た経緯、背景等について市のコメント>

整備に当たっては、平成25年度に小学生までの児童がいる保護者約2千人を対象に「白石市子育て支援に関する調査」を実施しました。その結果、「最も整備・充実すべき公共施設」として、公共施設中最多の約27%の保護者の方から「屋内の遊び場」との回答がありました。

また、山田市長が市議会議員時代に山形県東根市にあるさくらんぼタントクルセンター内の「けやきホール」や福島県郡山市の「ペップキッズこおりやま」などを見て、子どもの屋内遊び場を整備する必要性を感じていました。

人口減少、少子高齢化が進んでおりますが、「人口減少に歯止めをかけたい。」「減少のカーブを少しでも緩やかなものにしたい。」「子どもたちがたくましく成長してほしい。」と願い、子どもたちの成長を、保護者だけではなく、行政、地域の皆さんで見守り、子どもたちの光り輝く将来に向かっていく無限の可能性を応援したいと思って整備に至りました。

<施設ができてからの利用者の声>

・すべり台やジャングルジム、ボルダリングを組み合わせた天井まで登れる大型遊具があり魅力的。
・子どもが身体を自然に動かせるのがよい。
・思う存分遊べているようで、「またこじゅうろうに行きたい!」と子どもからリクエストされる。
・壁画を有名な絵本作家に描いてもらうなど施設内が美しく保たれていて良かった。
・飲食スペースが2か所あり持ち込みも可能で、そのうち1か所で子どもの遊んでいる姿が見えて良かった。
・2階のままごとスペースが充実していて、お店屋さんごっこで盛り上がった。
・授乳室、おむつ交換台、子ども用トイレが1階、2階にあり、綺麗で小さいお子さん連れでも安心できる。また、ロッカーがあるのも助かった。
・スタッフが危ない遊び方をしている子などに注意をしたり、赤ちゃんが舐めた遊具を入れるカゴを用意してあるので安心して利用できる。

三重県津市 「げいのう わんぱーく」

<施設が出来た経緯、背景等について市のコメント>

「住宅地の中にある近所の公園に子育て仲間が少ないので、買い物のついでに車で気軽に立ち寄って、親子で遊び、友達づくりもできる場所がほしい。」

「子育て支援センターなど、市内の屋内施設はある程度整備されているが、屋外でものびのび体を動かして遊びたい。」

このような市民の声に応え、広い駐車場を備え、晴雨を問わず中でも外でも体を使って遊ぶことができる施設を整備しました。

<施設ができてからの反響ついて市のコメント>

市内の子育て支援センターは平日のみの開設が多いため、休日に開館していることや、雨の日でものびのびと遊べることから、オープン以来たくさんのご家族にご利用いただいています。保育士が作成した仕掛けいっぱいの手作りおもちゃも好評です。

福岡県北九州市 「子どもの館」

<施設が出来た経緯、背景等について市のコメント>

「子どもの館」は、北九州市の副都心として位置づけられる八幡西区黒崎の地に、平成13年にオープンしました。施設はJR黒崎駅に隣接し、バスターミナルもある大変交通の便のよい複合ビル(COM CITY)の中に設置されています。

北九州市は、子どもの豊かな感性や創造性を育み、子育てに関する情報交換の場として、市内の東西に総合的な子育て支援拠点施設を設置しています。

東部の拠点が、0歳から就学前の親子や妊産婦を対象とした「子育てふれあい交流プラザ」、西部が今回評価をいただいた、乳幼児から高校生までを対象とした「子どもの館」です。

<施設ができてからの反響ついて市のコメント>

両施設とも、リピーターや、近隣市町からも利用が多く、平成30年度には、子どもの館は81万人、子育てふれあい交流プラザは44万人以上の方にご利用いただきました。施設利用者からは、「広い空間でのびのびと安全に楽しく遊ばせることができる」、「低料金で時間を気にせず一日中利用できる」、「季節に応じたイベントがあり楽しい」「帰省のたびに楽しみに利用している」などの声をいただいています。

【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2019/09/11~2019/10/11
調査対象::生活ガイド.com会員10代~80代の男女409名

出典元:株式会社ウェイブダッシュ

構成/こじへい

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