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「失敗するかも」「きっと無理」マイナス思考癖のある人は癖を直すというより緩めていくことが大切

2019.12.06

何かをやろうとすれば「失敗するかもしれない…」「どうせうまくいかないだろう」「きっとこのメンバーじゃ無理だろうな」などのマイナス思考が先に立つという人はいないだろうか。そのマイナス思考グセはビジネスに悪影響をもたらすこともある。直すためのメソッドをキャリアコーチの大坂谷勇輝さんに聞いた。

マイナス思考がもたらす仕事への影響

マイナス思考グセがあると、普段の仕事に対して、どんな影響があるのだろうか? 大坂谷さんは次のように話す。

「マイナス思考は、完全に悪いというわけではありません。しかし行き過ぎたり、対象によっては仕事に支障が出ることもあります。

マイナス思考の対象は、『物事』や『計画』であればいいと思います。例えば自分で立てた一日のタスク計画に対して『これは本当にうまく行くのだろうか?』と否定的に見るのはOK。

しかしマイナス思考の対象が、自分や他人といった『人』になってしまうとよくない結果につながります。例えば、「自分は本当にダメな人間だ」といつも思ってしまうと自分のモチベーションが下がり、失敗もしやすくなります。また、自分の部下を否定すると部下のモチベーションや士気が下がり、自分にとっても部下にとってもいいことはありません」

マイナス思考グセがついた原因

では、なぜマイナス思考グセがついてしまうのか? そもそもの原因は?

「幼児期の生活環境や、大きな失敗体験、数多くの失敗体験などが考えられます。生まれつきマイナス思考の人はいないはずです。後天的になったものといえます。

思考パターンは、『感情体験×回数』によって作られます。

マイナス思考になりやすい原因として『大きい失敗体験×1回』や「小さい失敗体験×複数回』によるものが考えられます。

大きい失敗をして激しく凹むという大きな感情体験をしてしまうと、それが一度きりの失敗だったとしても、挑戦するのはよくない、身の丈に合っていない、人に迷惑かけるのではないかなどとマイナス思考が形成されてしまいます。

また小さい失敗であっても、回数を重ねればマイナス思考パターンが作られてしまいます。次に同じことをしようとしたときに、自分の身を守ろうとして脳が回避しようとしてしまうようになるのです」

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