グリルだけじゃない! フライパン調理も「焼き物アシスト」機能でお手の物!
新登場したパナソニックのYシリーズは、好評の「焼き物アシスト」機能も搭載する。表示が改良されて、失敗なく調理できるためのアシストをしてくれるそう。
失敗を起こしやすい焼き物調理が10メニュー選ばれている。それぞれのメニューで調理すれば、自動で温度調整してくれたり、予熱終了や裏返すタイミングなどを教えてくれるなど、実に頼りになるアシスト機能なのだ。
今回はお子さんにも大人気のハンバーグを調理してみたい。
まずはフライパンをIHクッキングヒーターに置き、パネル操作でハンバーグの調理をセレクトしてスイッチオン! すると、「予熱」と表示されるので、しばらくフライパンを置いたままにしておく。
しばらくして予熱が終了。食材を入れるように教えてくれる。
さらにフタをしてスイッチを入れるようにパネル表示がされるので、アシスト通りに調理する。
ハンバーグの生地をフライパンにのせて……
フタをするだけ。
その後、肉を裏返して焼くように指示してくれるので、ひっくり返そう。焼き上がり1分前に通知してくれるので、焼き具合を確かめているうちに、調理は終了する。
調理したハンバーグの表面は適度に焼けており、中はふわっと火が通っている。もちろん肉汁もジューシーにあふれてきて上出来。これなら子供たちも大満足だろう。
焼きプリンやパエリア、パンも焼ける
Yシリーズでは、ほかにも焼きプリンや
深くてフラットなグリルを利用してパエリアやパンも焼けて便利。
さらに、調理で試したシルバータイプに加えて天面が黒のタイプも用意されているので、キッチンの雰囲気に合わせて製品チョイスもできるだろう。
Yシリーズには幅75cmのタイプ、幅60cmの製品タイプがあり、それぞれIHヒーターが3口のタイプと2口のタイプがラインアップする。本体希望小売価格は31万円からだ。
今回、パナソニックのIHクッキングヒーター ビルトインタイプ「Yシリーズ」を試してみた。クルマもそうだけれど、電気を使う道具はますます、自動化や多機能化が進んでいくのだと実感する。
従来のガスコンロやIHクッキングヒーターで上手に料理ができる人も多いとは思うが、2020年を迎えようというこの時代、家電の進化をご自身で味わってみてはいかがだろうか? もっと料理が好きになるだろうし、もっと暮らしが楽しくなる……そんな予感を覚えつつ、ハンバーグを頬張るのもオツなモノですよ。
取材・文/中馬幹弘