iPhoneの10周年記念モデルとして発売されたiPhone Xには、初めてFace IDが搭載されました。従来のモデルでは、Touch IDという指紋を使った認証方法が採用されていましたが、Face IDは画面に顔を向けるだけでロックが解除されます。ここではその設定方法、問題の解決方法を解説していきます。
iPhone XでFace IDを設定したい! 方法は?
Face IDを登録してロックを解除したいけど、設定方法がわからない! そんなiPhoneユーザーに向けて、この項目ではFace IDの設定方法をお伝えしていきます。
iPhone XでFace IDを設定する方法
【1】「設定」→「Face IDとパスコード」の順に選択します。
【2】「Face IDをセットアップ(設定)」をタップ。
【3】デバイスを縦に持ち、本体の前に顔が来るようにして「開始」をタップします。
【4】顔がフレームの中心に収まるようにし、円を描くようにゆっくりと動かします。頭を動かせない場合は「アクセシビリティオプション」をタップ。
【5】最初のスキャンの後「続ける」をタップし、同じことを繰り返します。
【6】「完了」をタップし設定は終了です。
iPhone XでFace IDが設定できない……原因は?
まずはTrueDepth カメラや自分の顔が何かに覆われていないかを確認します。端末が縦向きで、しっかりと顔が画面に向いているかも合わせて確認しましょう。それでも登録できない場合は、アップデートの確認や再起動を行ってください。
iPhone XSでFace IDを設定するには?
【1】「設定」を開き、「Face IDとパスコード」を選択します。
【2】「Face IDを設定(セットアップ)」をタップ。
残りの手順はiPhone Xと同じです。
【3】デバイスを縦に持ち本体の前に顔を持っていき、「開始」をタップします。
【4】顔をフレームの中心に収めて、円を描くようにゆっくりと動かします。頭を動かせない場合は「アクセシビリティオプション」をタップ。
【5】1回目のスキャンが終われば、「続ける」をタップし、2回目も同様のことをします。
【6】「完了」をタップし設定は終了です。
iPhone XSでFace IDが顔を認識しない時は?
行うことは前述のiPhone Xと同じです。TrueDepth カメラや自分の顔が何かに覆われていないか、端末が縦向きでしっかりと顔が画面に向いているか、などを確認します。それでも登録できない場合は、アップデートの確認や再起動を行ってください。
iPhone XRでFace IDを設定するには?
前述のiPhone X/XSと同様の操作になるので、図は割愛します。
【1】「設定」→「Face IDとパスコード」の順に開いていきます。
【2】「Face IDをセットアップ(設定)」をタップ。
【3】デバイスを縦に持ち本体の前に顔が来るようにして、「開始」をタップします。
【4】顔をフレームの中心に持っていき、ゆっくりと円を描くように動かします。頭を動かせない場合は「アクセシビリティオプション」をタップ。
【5】はじめのスキャンが終われば、「続ける」をタップし、再度同じ操作をします。
【6】「完了」をタップし設定は終了です。
iPhone XRでFace IDが顔を認識しない時は?
行うことは前述のiPhone X/XSと同じです。まずはTrueDepth カメラや自分の顔が何かに覆われていないかを確認しましょう。端末が縦向きで、顔が画面に向くように調整してください。それでも登録できない時は、アップデートの確認、再起動を試してみましょう。
Face IDで顔情報が登録できない……
顔情報が登録できない時の対処法は? そしてメガネをかけたままでもFace IDは登録できるのでしょうか? メガネをかけている人は特に気になるところですよね。
Face IDで顔情報が登録できない! 原因はカメラにある?
どうしても顔情報が登録されないという時は、TrueDepth カメラの故障の疑いもあります。故障については修理が必要なので、Apple Storeまたはキャリアショップにお持ちください。
【参照】Apple サポート 公式サイト
メガネをかけているとFace IDを認識しない?
登録時にはメガネをかけておらず、認証時にメガネをかけていた場合でも問題なくFace IDは利用できます。もし、メガネをかけた状態で認証されなければ、メガネをかけていない状態と、かけている状態の両方をFace IDに登録しましょう。「設定」→「Face IDとパスコード」と開いていき、パスコードを入力し「もう一つの容姿をセットアップ」をタップ。あとは手順に従い、操作をすすめてください。
Face IDでエラーメッセージが出た時は?
Face IDに顔情報の登録はできたのに、エラーメッセージが表示され認識されないことがあります。こんな時の対処法をみていきましょう。
Face ID設定時に「iPhoneを少し下に動かしてください」というメッセージが表示される
このメッセージが表示された時、まずは照明の環境を変えてみましょう。明るすぎたり、暗すぎると正常に認識されない可能性があります。また、保護シートに光が反射して認識されないという可能性も考えられますので、保護シートを1度はがして試してみましょう。それでも改善されない場合は再起動してみてください。
「Face IDは現在利用できません」と表示された時の対処法
まずはアップデートの確認と再起動を行ってみましょう。それでも解決できない場合はFace IDをリセットして、再度顔情報を登録し直します。この方法でも改善されない場合は故障の可能性が高いので、Appleサポートに問い合わせる、またはApple Storeに持ち込んでみてください。
「このiPhoneでFace IDをアクティベートできません」と表示された時の対処法
この問題はアップデート適用後に生じることがあるようです。デバイスの再起動を行った上で使用できない時は修理、交換が必要な場合もあります。
Face IDが利用できない! 修理が必要?
ここまで、Face IDが利用できない時の対処法について述べてきましたが、顔が認識されないことのほかにも、Face IDの用途が設定されていない場合もあります。「設定」から「Face IDとパスコード」を開き、設定がオンになっているか確認してみましょう。そのほかに再起動などを試しても使えない場合は、故障の可能性もあるのでApple Storeまたはキャリアショップにお持ちください。
※データは2019年11 月下旬時点での編集部調べ。
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文/くらみ