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サブスクリプションを導入して欲しいサービスTOP3、3位タクシー、2位電車・バス、1位は?

2019.12.02

音楽、動画からワークスペースに家電、果ては自動車まで、多様化を続けるサブスクリプションサービス。

先日、月額制で全国24カ所に滞在し放題サービスを提供しているアドレスとANAが提携して、滞在と航空券を月額定額で利用できるサービスを提供するとの報道があった。

自動車、自転車といった陸路の移動だけではなく、ついに空路の移動まで定額利用できるようになったわけだ。これが実現されれば、多くの人の働き方や生活の仕方に影響を及ぼすことだろう。

そこでこのほど、20代~70代の男女831名を対象に、本サービスについての賛否や人々の求める定額制サービスについての調査が行われたので、その結果を紹介していきたい。

アドレスとANAによる滞在と航空券を月額定額で利用できるサービス、「利用してみたい」は3割

ANAによると、月額4万円からの定額住み放題料金に加えて月額2万~3万円を支払うと全国の航空路線に2往復できるサービスを提供する予定とのこと。

このサービスを利用してみたいか尋ねる調査が行われたところ、「利用してみたい」が30.6%、「利用してみたくない」が21.4%、「どちらとも言えない」が半数近い48.0%となった。

「利用してみたい」と回答した人に対して利用方法を尋ねる調査が行われたところ、介護や仕事、帰省や移住など様々な回答があり、幅広い需要がうかがえた。

●(「利用してみたい」と回答した人)どのように利用してみたいか?

・介護一歩手前の親のために、実家との往復。(50代・男性)
・研究職なので、現地調査の際に使いたい。(50代・女性)
・単身赴任中なので自宅に月2回帰るために利用したい。(40代・男性)
・北海道にいくら丼、香川にうどん等、グルメのためだけに贅沢な旅行がしたい。(40代・女性)
・休み前々日に宿泊地に移動し、そこで仕事をして休日も楽しみ夕方か夜に戻る。(50代・男性)
・沖縄・大阪・東京・新潟・札幌・福岡とか3ヶ月毎くらいに移り住みたい。(60代・男性)

「色々な場所に住んでみたい」は約半数

「住居について、できることならば色々な場所に住んでみたいと思うか」と尋ねる調査が行われたところ、「とても思う」が17.6%、「やや思う」が31.2%と肯定派は約半数の48.8%となった。

一方で、「あまり思わない」が24.4%、「全く思わない」が10.1%と否定派も34.5%に上り、意見が拮抗していた。住居に関しては定住の方がリラックスできると感じる人も多いようだ。

自由な生活を阻害しているのは“労働環境”か?

リモートワークができれば定額制利用によって“旅をしながら生活する”ということも実現できる。

そこで、「現在の働き方においてリモートワークが可能な環境かどうか」を尋ねる調査が行われたところ、「常に可能」と答えたのは1割以下の7.3%で、63.5%もの人が「不可能」と回答した。

様々なサービスに定額制が導入され、生活の仕方の選択肢は益々広がる一方で、労働環境によって自由な生き方を阻害されている人が多いことがうかがえる。

導入されて最も嬉しかった定額制(サブスクリプション)、「ネット通信」「ジム」を抑えて、「通話・パケット通信」が1位に

「導入されて最も嬉しかった定額制(サブスクリプション)は何か」と尋ねる調査が行われたところ、 2・3位の「ネット通信」(18.4%)、「ジム」(4.7%)に大差をつけて「通話・パケット通信」(32.6%)が1位となった。

定額制が導入される前は高額な請求に驚いたり、速度制限でなかなかインターネットに接続できずにストレスを抱えた人が多かったようだ。

また現在、SNSの普及もあって仕事でもプライベートでもコミュニケーションを取ったり、情報収集をするのにスマホが必要不可欠なものになったのも選ばれた要因のようだ。

●「通話・パケット通信」を選んだ人の理由

・昔、7万円の請求をされたことがあった。(40代・男性)
・常に人とリレーション・コミュニケーションを取る必要性があるため、他の娯楽などよりも重要度が高い。(50代・男性)
・利用料が多い時と少ない時があるが、定額制なら気にしないで使用できる。(50代・男性)
・電話代を気にせずいつまでも好きなだけ会話できるようになった。(30代・女性)

定額制(サブスクリプション)を導入してほしいもの、「電車・バス」「タクシー」を抑えて、「診察・健診」が1位に

最後に、「定額制(サブスクリプション)を導入してほしいものは何か」と尋ねる調査が行われたところ、 1位は「診察・健診」(31.9%)、僅差で「電車・バス」(29.5%)、「タクシー」(27.6%)が続いた。

「診察・健診」に関しては病院に通う頻度の高い高齢層の回答割合が高く、2位の「電車・バス」については通学・通勤で使っている人から、免許返納を考える高齢者まで幅広い層に支持された。

●「診察・健診」を選んだ人の理由

・高年齢になるといろいろな不具合が出てくるが、その都度精密検査等すると高額支払いとなってしまうので、一定の年齢になったら定額制度もいいのでないか思う。(60代・男性)
・高額医療費などで戻ってくるよりも、金額最大限の健康保険料として定額のほうが利用しやすい。(40代・男性)
・病院によって似たような診察で結構料金が違うので。(50代・男性)

●「電車・バス」を選んだ人の理由

・自動車免許証を返納しようと思っているから。(70代・男性)
・定額で安くなるなら、毎日使うものなので得しそう。(30代・男性)
・駐車場代が高く自家用車を所持できないため。(40代・男性)
・日本は移動コストが高すぎて生活の自由度が低い。(40代・男性)

■調査概要
調査タイトル :「定額制(サブスクリプション)」に関するアンケート調査
調査対象 :20代~70代の男女831名
調査期間 :2019年11月7日~11月10日
調査方法 :インターネット調査
調査主体 :株式会社エアトリ

出典元:株式会社エアトリ

構成/こじへい

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