ドアーズ/『まぼろしの世界』。表ジャケットはステレオもモノも同じ。
裏ジャケット右上にstereo表記。
裏ジャケット右上にmono表記。
ステレオ盤のラベル。
モノラル盤のラベル。
次は『まぼろしの世界』(1967年9月)のA1「ストレンジ・デイズ」。ステレオ盤はボーカルとドラムが中央に定位し、オルガンのサイケデリックでスペイシーなサウンドが左右に広がる。これぞ、浮遊感のお手本。「ブレ-ク・オン・スルー」と違い、不自然さがまったくない。エンジニアの腕がいいのか? 対するモノラル盤は、曲の“売り”たるサイケデリックに欠け、かなり物足りない。5対3.5でステレオ盤の勝ちだ。