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乗り心地重視派は16インチタイヤがおすすめ!乗ってわかったトヨタのコンパクトSUV「ライズ」の完成度

2019.11.27

ダイハツから登場した、5ナンバーサイズのクロスオーバーSUV、ロッキーのトヨタ版(OEM車)がライズ。DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を使う基本骨格、98ps、14.3kg-mを発揮する3気筒1Lターボエンジン、D-CVT、最低地上高185mmの本格的な悪路走破性など、ロッキーと共通だが、顔つきはまったく別物。トヨタ最新のキーンルックを採用したフロントデザイン(グリル回り)は、まるでミニRAV4を思わせる迫力、ワイド感が強調されている。特にターコイズブルーマイカメタリックのボディーカラーだと、その印象が強まる。

もうひとつ、ダイハツ・ロッキーとの違いが、グレード構成。ロッキーはプレミアムという、ライズにない最上級グレードを用意。ロッキーのGと、ライズの最上級グレード、17インチタイヤを履くZが同列。ロッキーのXとライズのG、ロッキーの最廉価グレードのLとライズのX ”S”がほぼ同じ装備となる。で、ライズには、先進運転支援機能のスマートアシストを装備しない(ロッキーは全グレードに標準装備)、価格優先のXグレードを用意するのが特徴だ。2020年に装着が義務化される自動ブレーキさえ付いていないグレードなので、無視してよいと思える。

車両の概要は、ダイハツ・ロッキーの試乗記に詳しいので、ここではまずパッケージ面についてお伝えしたい。ロッキー/ライズは全長4mを切るボディーサイズにして、ダイハツの軽自動車造りのノウハウを生かした室内やラゲッジルームの広さが自慢。具体的には、身長172cmのリポーターを基準にすると、地上高665mmのSUVらしい高さにある前席の頭上に最大210mm(シートハイトコントロール下端位置)、後席頭上に100mm、リポーターがドライビングポジションを決めた運転席背後のひざ回りに120mmというスペースがある。前席はシートサイズが座面長500mm、座面幅470mm、シートバック高630mmと、中型車並みのサイズがあり、クッションがソフトかつサポート性にも優れた、快適な着座感が得られるものだ。

一方、後席は、ドアを全開にしたときの間口はそれほど広くはないのだが、乗り込んでしまえば、座面長460mm、座面幅1240mm、シートバック高640mmと、特にシートバックが高く、フロアからシート座面先端までの高さ=ヒール段差が350mmとかなり高めで、ゆったりとした、自然ないす感覚の掛け心地が得られると同時に、前席に対して高めにセットされているため、視界は爽快(そうかい)。前席~フロントウインドーの見通し性も文句なし。頭上、ひざ回りスペースは決して広くはないが(全長4mを切るクルマとしては立派な広さ)、前席下の空間が大きく、つま先が入りやすいため、実際の空間以上に広々、爽快(そうかい)に感じられるというわけだ。

パッケージング的にさらに驚かされるのは、ラゲッジルームの広さ、使い勝手の良さだ。開口部地上高は約700mmと、同695mmのトヨタRAV4同等のSUVの標準的高さだが、開口部に段差がなく、重い荷物の出し入れや、ペットの乗降にも適している。フロアは後席使用時で奥ゆく775mm、幅1000mm、高さ865mm(メーカー値)と広々していて、容量はクラス最大級の369L。さらに床下に80Lもの大容量トランクを備えているのだから、使いやすさ抜群である。後席を倒せば、フロア奥行きは1330mmに達し、アウトドアなどの大きな荷物も無理なく積み込めるはずだし、大型犬などペットの乗車の容易になる。後席は6:4分割で倒せるため、3人乗車+長尺物の積載もOKというわけだ。なお、ラゲッジフロアのデッキボードを外せば、ラゲッジルームに約1100mmの高さの観葉植物なども積めるのである。

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